審決検索MVP
← 検索一覧に戻る
特許拒絶査定不服審判

2022-019042

時間に関係するユーザインタフェース

審判番号
2022-019042
法域
特許
審判種別
拒絶査定不服審判(拒絶査定不服の審決)
出願番号
特願2020-159823外部サイト(J-PlatPat)へ移動します
請求日
2022年11月25日
審決日
2023年07月11日
公報発行日
2023年08月25日
結論
原査定取消(特許/登録すべき)
審判長/審判官
分類
P18 .121-WY (G06F)
条文(本文から自動抽出・参考)
特許法第29条第2項
データ出所
審決公報(XML)

事件の表示

特願2020-159823「時間に関係するユーザインタフェース」拒絶査定不服審判事件〔令和 3年11月18日出願公開、特開2021-179945、請求項の数(20)〕について、次のとおり審決する。

結論

結 論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。

理由

理 由 第1 手続の経緯 本願は、令和2年9月24日(パリ条約による優先権主張 2020年5月11日 米国、2020年9月14日 米国、2020年9月22日 デンマーク、2020年9月22日 デンマーク、2020年9月22日 デンマーク)の出願であって、その手続の経緯は、概略以下のとおりである。 令和2年11月27日 手続補正書 提出 令和3年12月21日付け 拒絶理由通知 令和4年 3月17日 意見書・手続補正書 提出 令和4年 8月 9日付け 拒絶査定 令和4年11月25日 審判請求書・手続補正書 提出 第2 原査定の概要 原査定(令和4年8月9日付け拒絶査定)の概要は次のとおりである。 (進歩性)この出願の請求項1-16,18-20に係る発明は、下記の引用文献1に記載された発明および引用文献2-4に記載された周知技術に基いて、その出願前に当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。 <引用文献等一覧> 1.特表2005-521890号公報 2.米国特許出願公開第2017/0269715号明細書 (周知技術を示す文献) 3.米国特許出願公開第2018/0246639号明細書 (周知技術を示す文献) 4.米国特許出願公開第2017/0337554号明細書 (周知技術を示す文献) 第3 本願発明 本願の請求項1ないし20に係る発明(以下、「本願発明1」ないし「本願発明20」という。)は、令和4年11月25日提出の手続補正書により補正された特許請求の範囲の請求項1ないし請求項20に記載された事項により特定される、以下のとおりの発明である。 「【請求項1】 表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信するコンピュータシステムにおいて、 前記表示生成構成要素を介してウォッチユーザインタフェースを表示することであって、前記ウォッチユーザインタフェースを表示することが、 第1のアナログダイアル、及び前記第1のアナログダイアル上に第1の時間帯内の現在時刻を示す第1の時間インジケータ、並びに 第2のアナログダイアル、及び前記第2のアナログダイアル上に第2の時間帯内の現在時刻を示す第2の時間インジケータを同時に表示することを含み、前記第2のアナログダイアルが、前記第1のアナログダイアルに対して第1の向きで表示され、前記第2のアナログダイアルが第1の回転軸の周りで前記第1のアナログダイアルに対してそれぞれの向きに回転し、前記第1の回転軸が、前記表示生成構成要素の表面に直交する、ことと、 前記第1のアナログダイアル及び前記第1のアナログダイアルに対して第1の向きで表示される前記第2のアナログダイアルとともに、前記ウォッチユーザインタフェースを表示した後、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記第2のアナログダイアルに関連付けられた時間帯を変更するための要求を受信することであって、時間帯を変更する要求を受信することが、 前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記第1の回転軸と直交する第2の回転軸の周りに回転可能な入力機構の回転の個別の方向への回転入力を検出することと、 回転の前記個別の方向への前記回転入力を検出したことに応じて、 回転の前記個別の方向に基づいて前記第2のアナログダイアルを動かすことと、 回転の前記個別の方向に基づいて複数の選択可能な時間帯オプションをナビゲートすることとを含む、ことと、 前記第2のアナログダイアルに関連付けられた前記時間帯を変更するための前記要求を受信したことに応答して、前記第2のアナログダイアルに関連付けられた前記時間帯を、前記第1の時間帯とは異なる第3の時間帯に変更することと、 前記第2のアナログダイアルが前記第3の時間帯に関連付けられているとき、前記表示生成構成要素を介して前記ウォッチユーザインタフェースを表示することであって、前記ウォッチユーザインタフェースを表示することが、 前記第1のアナログダイアル、及び前記第1のアナログダイアル上に前記第1の時間帯内の現在時刻を示す前記第1の時間インジケータ、並びに 前記第2のアナログダイアル、及び前記第2のアナログダイアル上に前記第3の時間帯内の現在時刻を示す前記第2の時間インジケータを同時に表示することを含み、前記第2のアナログダイアルが、前記第1のアナログダイアルに対して第2の向きで表示される、ことと を含む方法。 【請求項2】 前記第1のアナログダイアルが、12時間の期間を表し、 前記第1の時間インジケータが、前記第1のアナログダイアル上に前記第1の時間帯内の現在時刻を示す少なくとも第1の時計針を含み、 前記第2のアナログダイアルが、24時間の期間を表し、 前記第2の時間インジケータが、前記第2のアナログダイアル上に前記第2のアナログダイアルに関連付けられた前記時間帯内の現在時刻を示す第2の時計針を含む、 請求項1に記載の方法。 【請求項3】 前記第2のアナログダイアルが前記第3の時間帯に関連付けられており、前記第3の時間帯が、前記第1の時間帯とは異なるとき、前記第2のアナログダイアル内にいかなる他の時間の数字インジケーションも表示することなく、前記第2のアナログダイアル内に前記第3の時間帯内の現在時刻の時間の数字インジケーションを表示すること を更に含む、請求項1又は2のいずれか一項に記載の方法。 【請求項4】 前記ウォッチユーザインタフェースが、前記第2のアナログダイアルに関連付けられた場所の文字インジケーションを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。 【請求項5】 前記第2のアナログダイアルが、 前記第2のアナログダイアルに関連付けられた前記時間帯内の昼間に対応する、第1の視覚特性を含む第1の部分と、 前記第2のアナログダイアルに関連付けられた前記時間帯内の夜間に対応する、前記第1の視覚特性とは異なる第2の視覚特性を含む第2の部分とを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。 【請求項6】 前記第1の部分に対する開始点及び前記第2の部分に対する終了点に対応する前記第2のアナログダイアル内の第1の位置、並びに前記第1の部分に対する終了点及び前記第2の部分に対する開始点に対応する前記第2のアナログダイアル内の第2の位置が、地理的場所及び季節に基づいて判定される、請求項5に記載の方法。 【請求項7】 前記第2のアナログダイアルに関連付けられた前記時間帯を変更するための前記要求を受信することが、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記ウォッチユーザインタフェース上の場所を対象としたユーザ入力を検出することを含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。 【請求項8】 前記第2のアナログダイアルに関連付けられた前記時間帯を、前記第1の時間帯とは異なる第3の時間帯に変更することが、第3の回転軸の周りで、回転可能なユーザインタフェース要素を回転させることを含み、前記第3の回転軸が、前記表示生成構成要素の表面に平行である、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。 【請求項9】 前記1つ以上の入力デバイスが、回転可能な入力デバイスを含み、前記第2のアナログダイアルに関連付けられた前記時間帯を、前記第1の時間帯とは異なる第3の時間帯に変更することが、前記回転可能な入力デバイスを介して回転入力を検出したことに応答して、前記第2のアナログダイアルに関連付けられた前記時間帯を前記第3の時間帯に変更することを含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。 【請求項10】 前記第2のアナログダイアルに関連付けられた前記時間帯を、前記第1の時間帯とは異なる第3の時間帯に変更することに応じて、前記第2のアナログダイアル内で、前記第3の時間帯の昼間を示すように昼間の視覚インジケーションを調整することを更に含み、前記第3の時間帯の昼間を示すように前記昼間の視覚インジケーションを調整することが、前記第2のアナログダイアルの第1の部分を視覚的に区別することから、前記第2のアナログダイアルの第2の部分を視覚的に区別することへ遷移することを含み、前記第2のアナログダイアルの前記第2の部分が、前記第3の時間帯における前記昼間の視覚インジケーションに対応する、 請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。 【請求項11】 前記第2のアナログダイアルに関連付けられた前記時間帯を変更するための前記要求を受信することが、前記第3の時間帯内の地理的場所の選択を受信することと、 前記第3の時間帯内の前記地理的場所の前記選択を受信したことに応答して、 前記地理的場所が前記第3の時間帯内の第1の場所に対応するという判定に応じて、前記第2のアナログダイアル内に、前記第2のアナログダイアル内の第1の位置における昼間の視覚インジケーションを表示し、 前記地理的場所が前記第3の時間帯内の第2の場所に対応するという判定に応じて、前記第2のアナログダイアル内に、前記第2のアナログダイアル内の第2の位置における昼間の視覚インジケーションを表示することとを含む、 請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。 【請求項12】 前記第2のアナログダイアルに関連付けられた前記時間帯を前記第3の時間帯に変更することが、前記第2の時間インジケータによって示される現在時刻に対応する数字インジケータを、前記第2の時間帯における現在時刻に対応する第1の値から、前記第3の時間帯における現在時刻に対応する第2の値へ変更することを含む、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。 【請求項13】 前記第2のアナログダイアルに関連付けられた前記時間帯を変更するための前記要求を受信したことに応答して、 前記ウォッチユーザインタフェース内に、前記複数の選択可能な時間帯オプションを含むユーザインタフェース要素を表示することを更に含み、前記複数の選択可能な時間帯オプションが、前記第1の時間帯と前記複数の選択可能な時間帯オプションのそれぞれの時間帯オプションとの間の時間オフセットの量に基づいて配置される、 請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。 【請求項14】 前記複数の選択可能な時間帯オプションが、 指定の地理的場所に対応する第1の時間帯オプションであって、前記表示された第1の時間帯オプションが、前記指定の地理的場所の文字インジケーションを含む、第1の時間帯オプションと、 指定の地理的場所に対応しない第2の時間帯オプションであって、前記表示された第2の時間帯オプションが、前記第2の時間帯と前記第2の時間帯オプションに対応する時間帯との間の時間オフセットのそれぞれの量の数字インジケーションを含む、第2の時間帯オプションとを含む、請求項13に記載の方法。 【請求項15】 前記複数の選択可能な時間帯オプションが、 第1の地理的場所に対応する第3の時間帯オプションであって、前記第1の地理的場所が、第1の時間帯に対応し、前記表示された第1の時間帯オプションが、前記第1の地理的場所の文字インジケーションを含む、第3の時間帯オプションと、 第1の物理的な場所とは異なる第2の地理的場所に対応する第4の時間帯オプションであって、前記第2の地理的場所が、前記第1の時間帯に対応し、前記第4の時間帯オプションが、前記第2の地理的場所の文字インジケーションを含む、第4の時間帯オプションと含む、請求項13又は14に記載の方法。 【請求項16】 前記第2のアナログダイアルに関連付けられた前記時間帯を変更するための前記要求を受信したことに応答して、前記表示生成構成要素を介して前記ウォッチユーザインタフェースを表示することであって、前記ウォッチユーザインタフェースを表示することが、前記第2のアナログダイアルに対する時間帯の前記変更を確認するための選択可能なユーザインタフェースオブジェクトを同時に表示することを含む、ことと、 前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記選択可能なユーザインタフェースオブジェクトのアクティブ化を検出することと、 前記選択可能なユーザインタフェースオブジェクトの前記アクティブ化を検出したことに応答して、前記第2のアナログダイアル上に前記第3の時間帯内の現在時刻を示すように、前記第2のアナログダイアル及び前記第2の時間インジケータを設定することと を更に含む、請求項1から15のいずれか一項に記載の方法。 【請求項17】 前記第1の回転軸周りの前記第2のアナログダイアルの回転量は、前記第2の回転軸周りの前記回転可能な入力機構の前記回転入力の大きさに対応する、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。 【請求項18】 コンピュータに請求項1から17のいずれか一項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラム。 【請求項19】 表示生成構成要素と、 1つ以上の入力デバイスと、 1つ以上のプロセッサと、 請求項18に記載のコンピュータプログラムを記憶するメモリと、 前記メモリに記憶された前記コンピュータプログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサと、 を備えるコンピュータシステム。 【請求項20】 表示生成構成要素と、 1つ以上の入力デバイスと、 請求項1から17のいずれか一項に記載の方法を実行する手段と を備えるコンピュータシステム。」 第4 引用文献 1 引用文献1および引用発明 (1)引用文献1の記載事項 原査定の拒絶理由に引用された引用文献1(特表2005-521890号公報)には、図面とともに次の事項が記載されている(下線は、当審が付加した。以下同様。)。 ア 「【技術分野】 【0001】 本発明は、少なくとも1本の第1ポインタおよび第2ポインタを備え、かつ、ダイヤル上のポインタ移動の回転により現地時刻を示すように設計された、クロック機構であって、当該少なくとも1本の第1ポインタを備え、かつ、12時間の回転のうちもっとも遅いポインタ周期で現地時刻を示し、分針および/または秒針のような、より短い回転周期のために、これに結合されている1本または複数本のさらなるポインタを備える、ポインタ構成が、存在する、クロック機構に関する。 【背景技術】 【0002】 標準現地時刻に加え、その他様々な表示が可能である点において、このようなクロック機構は、公知である。 【0003】 本発明者は、地球の地軸の周りの回転が、困難な場合にのみ現地時刻(LT)からずらすことが可能な普遍的な世界時刻(万国標準時(Universal Time, UT)を表すという事実、とりわけ、異なるタイムゾーン間で予約がなされる場合、または、夏時間と冬時間との移行の場合などで、誤りが容易に発生しうると言う事実を認識している。世界時刻は、原則として、例えば、グリニッチ標準時(GMT)で表示されるであろう。グリニッジ子午線に基づいて、地球は、グリニッチとは180度反対側の日付変更線から数えて、経度15度毎に24の部分(すなわち0~24時間)に分割されている。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 本発明者は、この世界時刻を、ポインタと適切に選択したスケールとを追加することにより、さらなる再計算を必要とせず簡単に読むことができる、別の標準構造を有するクロック機構に対する要望があることを認識した。」 イ 図1 [図:0001400335000001.jpg] ウ 「【0015】 図1は、本発明の第1の好適な実施例を示し、それを原寸大にしたものが、図2に示されている。このバージョンの場合、秒用ポインタ(40)、分用ポインタ(42)、時間用ポインタ(44)、ターン・ポインタ(46)の4本のポインタ40,42,44,46が、それぞれ、存在する。最初の3本のポインタ(40,42,44)は、ポインタ配列を形成し、多かれ少なかれ従来品のように設計されている。つまり、秒針40はわずかに細く異なる色をしており、分針42は相対的に太めで長く、そして時針44は相対的にコンパクトである。秒針は、必要に応じ、省略してもよい。ターン用ポインタ(46)は、さらに別の形態を有する。つまり、本実施例においては、その長さが、秒針40および分針42の両者より長く、その幅が、前述の針40と42の幅の間にあり、かつそれには特殊な記号(この例では、@が選択されている)が設けられている。このポインタ46に代わる設計は、原則として、他の3本のポインタと区別されるようなものが、同様に考えられる。 【0016】 クロック機構には、さらに、3種の固定配置された周辺上の時間スケール20,22,24が設けられている。中心から外側に向かって見て、これらのうちの1番目のものは、数値の表示がない24時間(当審注:対応する図1を参照するに、「12時間」の誤記と認められる。)の標準分割20である(本発明は、これに限定されることはない)。つぎに、万国標準時の経過を示すための1から24までカウントされる分割24が存在する。3部に分けられるさらなる分割が、この例の場合、分割24の2個の数字の間ごとに、示されている。これに代えて、4区分等も有用である。一番外側には、360ターンのスケール22が示され、ターンの数の数値は万国標準時の2時間毎に示されている。このスケールは、さらに、(0と90ターンの間では)ターンに細分割され、かつ(残りの部分に対しては)5ターンの倍数ごとに細分割される。この2通りの表示方法間の選択を、また、例えば、2ターン毎のスケールのような違った形としてもよいし、同周辺の別の部分により細かい分割を設けること、またはそのような分割を全く設けないことも可能である。さらに、日付表示窓48を設け、かつマーク52を、クロック機構の縁に貼り付け、本発明のクロック機構のための特徴的でかつ宣伝用のテキストとして”Worldwide@Turntime”と読めるようにすることが好ましい。このクロック機構には、例えば、広告目的などで、さらなる別のテキスト(図示せず)を設けることもできることは、有利である。特に、このクロック機構を社用の贈答品としても使用する場合、会社名やロゴを表示することも可能である。さらに、魅力的な改良として、一方を、ターン日付用、他方を、現地日付用のように2個の日付表示窓48を設けても良い。前者を、たとえば、スケール22の数字「360」、スケール24の数字「24」、およびスケール20の表示「I」より下の中央部に、それぞれ、位置させ、後者を、図1で示される位置に置いてもよい。ターン時刻ポインタ46がスケール22の「360」を越えると、ターン日付が変わる。」 エ 図3 [図:0001400335000002.jpg] オ 「【0018】 図3は、本発明の2番目の好適な一実施例を示す。図4は、本実施例を、ほぼ実物大で示す。図1の22、24の2個の外側スケールが、ここでは位置を変えている。外側スケール24が、回転させることができる輪として設けられている。図示される標準位置が、クリック構造を用いて確保することができる。時間毎の位置および30分毎の位置に、このクリック構造が、提供されることが好ましい。このようにして、スケールは、いかなる地理的位置からくる時間差にも基づいて正確に位置付けることができる。これ以外には図1との違いはない。このクロック機構の外側円周部に回転輪を配置することは、大きな実用的な利点を有する。」 カ 「【0026】 本発明によるクロック機構は、腕時計のみならず、PC(パーソナル・コンピュータ)または携帯電話のモニター画面上の時計や、とりわけ、自動車・電車または飛行機の、ダッシュボードまたは計器盤内の時計に、有効に導入することもできる。」 (2)引用発明 上記(1)の、特に下線を付加した記載に着目すると、引用文献1には、以下の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されていると認められる。 「少なくとも1本の第1ポインタおよび第2ポインタを備え、かつ、ダイヤル上のポインタ移動の回転により現地時刻を示すように設計された、クロック機構であって、 世界時刻を、ポインタと適切に選択したスケールとを追加することにより、さらなる再計算を必要とせず簡単に読むことができる、別の標準構造を有するクロック機構であり、 秒用ポインタ(40)、分用ポインタ(42)、時間用ポインタ(44)、ターン・ポインタ(46)の4本のポインタ40,42,44,46が、それぞれ、存在し、 固定配置された周辺上の時間スケール20,24が設けられており、 中心から外側に向かって見て、これらのうちの1番目のものは、数値の表示がない12時間の標準分割20であり、 つぎに、万国標準時の経過を示すための1から24までカウントされる分割24が存在し、 外側スケール24が、回転させることができる輪として設けられており、 腕時計のみならず、PC(パーソナル・コンピュータ)または携帯電話のモニター画面上の時計に導入することもできるクロック機構。」 2 引用文献2ないし4 (1)引用文献2 原査定の拒絶理由において、引用された引用文献2(米国特許出願公開第2017/0269715号明細書)には、図面とともに次の事項が記載されている。 ア 図19 [図:0001400335000003.jpg] イ 「[0278] FIG. 19 is a diagram illustrating a further different example of a method of outputting a watch in a watch-type mobile terminal according to one embodiment of the present invention. More specifically, FIG. 19 shows a method of outputting various contents according to an input signal in a watch screen on which not only time of a current location but also time of a predetermined location are provided at the same time. [0279] First of all, referring to FIG. 19 (a), the mobile terminal can sense a first input signal 1920a when a watch content 1910 is output on the display unit. In embodiment of FIG. 19, the watch content can output not only time of a current location but also time of a first location and a second location at the same time. More specifically, the mobile terminal can sense a first input signal 1920a input on a watch of the first location included in the watch content 1910. [0280] The mobile terminal can control detail information 1930 on the first location to be output in response to the first input signal 1920a.Referring to FIG. 19 (b), the mobile terminal can output current time of the first location on an image indicating the first location. [0281] Further, the mobile terminal can sense a second input signal 1920b.For example, the second input signal 1920b may correspond to a rotation input on the crown 242 or the bezel unit 230. As shown in FIG. 19 (c), the mobile terminal can control detail information 1940 on the second location to be output. Referring to FIG. 19 (c), the mobile terminal can output current time of the second location on an image indicating the second location.」 (当審訳: [0278] 図19は、本発明の一実施形態による腕時計型携帯端末における腕時計の出力方法のさらに異なる例を説明するための図である。より具体的には、図19は、現在地の時刻だけでなく、所定位置の時刻も同時に提供される腕時計画面において、入力信号に応じて様々な内容を出力する方法を示す図である。 [0279] まず、図19(a)を参照すると、携帯端末は、表示装置に時計コンテンツ1910が出力されるとき、第1の入力信号1920aを感知できる。図19の実施形態では、時計コンテンツは、現在地の時間だけでなく、第1の場所と第2の場所の時間を同時に出力することができる。より具体的には、モバイル端末は、時計コンテンツ1910に含まれる第1の場所の時計に入力された第1の入力信号1920aを感知することができる。 [0280] 携帯端末は、第1の入力信号1920aに応答して出力される第1の場所の詳細情報1930を制御することができる。図19(b)を参照すると、携帯端末は、第1の場所を示す画像に第1の場所の現在時刻を出力することができる。 [0281] さらに、携帯端末は、第2の入力信号1920bを感知することができる。たとえば、第2の入力信号1920bは、リューズ242またはベゼルユニット230の回転入力に対応することができる。図19(c)に示すように、携帯端末は、第2の位置の詳細情報1940を出力するように制御することができる。図19(c)を参照して、携帯端末は、第2の場所を示す画像に第2の場所の現在時刻を出力することができる。) (2)引用文献3 原査定の拒絶理由において、引用された引用文献3(米国特許出願公開第2018/0246639号明細書)には、図面とともに次の事項が記載されている。 ア 図28G [図:0001400335000004.jpg] イ 「[0214] As shown in FIG. 28G, in response to a user input (e.g., a crown rotate input) for the first crown 2830, the wearable electronic device 2800 may adjust the selected control function information (e.g., a temperature). For example, the wearable electronic device 2800 may adjust the setting temperature of the air conditioners included in the selection area from 22 degrees to 19 degrees in response to the user input (e.g., a crown rotate input).」 (当審訳: [0214] 図28Gに示すように、第1クラウン2830に対するユーザ入力(例えば、クラウン回転入力)に応答して、ウェアラブル電子デバイス2800は、選択された制御機能情報(例えば、温度)を調節してもよい。例えば、ウェアラブル電子デバイス2800は、ユーザ入力(例えば、クラウン回転入力)に応答して、選択領域に含まれるエアコンの設定温度を22度から19度に調節してもよい。) (3)引用文献4 原査定の拒絶理由において、引用された引用文献4(米国特許出願公開第2017/0337554号明細書)には、図面とともに次の事項が記載されている。 ア 図5B [図:0001400335000005.jpg] イ 「[0055] In FIG. 5A, application icons 411, 413, 415, and 417 are rendered on the display 225 of smartwatch 210. Similarly to FIG. 4A, application icons 411, 413, 415, and 417 represent mobile applications of smartwatch 210, in FIG. 5A. FIG. 5B illustrates an interface rendered to the display 225 of smartwatch 210 that includes four data fields 531, 533, 535, and 537. A confirmation code such as a PIN can be entered into data fields by adjusting a data element of the data field by way of crown 233. The elements of the data fields are illustrated as numerical in FIG. 5B, but the elements may be alpha-numeric or other symbols, in some embodiments.」 (当審訳: [0055] 図5Aにおいて、アプリケーションアイコン411、413、415、および417は、スマートウォッチ210のディスプレイ225上にレンダリングされる。図4Aと同様に、図5Aでは、アプリケーションアイコン411、413、415、および417は、スマートウォッチ210のモバイルアプリケーションを表す。図5Bは、4つのデータフィールド531、533、535、および537を含む、スマートウォッチ210のディスプレイ225にレンダリングされたインタフェースを示す。PINのような確認コードは、クラウン233によってデータフィールドのデータ要素を調整することによって、データフィールドに入力することができる。データフィールドの要素は、図5Bでは数値として図示されているが、いくつかの実施形態では、要素はアルファ数字または他のシンボルであってもよい。) 第5 対比・判断 1 本願発明1 (1)対比 本願発明1と引用発明とを対比すると、次のことが認められる。 引用発明において、「少なくとも1本の第1ポインタおよび第2ポインタを備え、かつ、ダイヤル上のポインタ移動の回転により現地時刻を示すように設計された、クロック機構であって、世界時刻を、ポインタと適切に選択したスケールとを追加することにより、さらなる再計算を必要とせず簡単に読むことができる、別の標準構造を有するクロック機構であり、」「秒用ポインタ(40)、分用ポインタ(42)、時間用ポインタ(44)、ターン・ポインタ(46)の4本のポインタ40,42,44,46が、それぞれ、存在し、固定配置された周辺上の時間スケール20,24が設けられており、中心から外側に向かって見て、これらのうちの1番目のものは、数値の表示がない12時間の標準分割20であり、つぎに、万国標準時の経過を示すための1から24までカウントされる分割24が存在し、外側スケール24が、回転させることができる輪として設けられて」いるとされている。 ここで、引用発明の「固定配置された周辺上の時間スケール20」であり「数値の表示がない12時間の標準分割20」、「秒用ポインタ(40)、分用ポインタ(42)、時間用ポインタ(44)」、「固定配置された周辺上の時間スケール」「24」であって「万国標準時の経過を示すための1から24までカウントされる分割24」、「ターン・ポインタ(46)」は、それぞれ、本願発明1の「第1のアナログダイアル」、「第1のアナログダイアル上に第1の時間帯内の現在時刻を示す第1の時間インジケータ」、「第2のアナログダイアル」、「第2のアナログダイアル上に第2の時間帯内の現在時刻を示す第2の時間インジケータ」に対応する。 また、引用発明の「外側スケール24が、回転させることができる輪として設けられて」いることから、引用発明も、本願発明1と同様に、「第2のアナログダイアルが第1の回転軸の周りで前記第1のアナログダイアルに対してそれぞれの向きに回転し、前記第1の回転軸が、」「表面に直交する」といえる。 さらに、引用発明の「外側スケール24が、回転」された場合に、「ターン・ポインタ(46)」が「外側スケール24」で示す時刻は、「外側スケール24が、回転」する前に、示していた時刻とは異なるタイムゾーン(時間帯)の時刻となることから、引用発明も、本願発明1と同様に、「前記第2のアナログダイアルに関連付けられた前記時間帯を変更」「したことに応答して、前記第2のアナログダイアルに関連付けられた前記時間帯を、前記第1の時間帯とは異なる第3の時間帯に変更することと、 前記第2のアナログダイアルが前記第3の時間帯に関連付けられているとき、」 「前記第1のアナログダイアル、及び前記第1のアナログダイアル上に前記第1の時間帯内の現在時刻を示す前記第1の時間インジケータ、並びに 前記第2のアナログダイアル、及び前記第2のアナログダイアル上に前記第3の時間帯内の現在時刻を示す前記第2の時間インジケータを同時に」「含み、前記第2のアナログダイアルが、前記第1のアナログダイアルに対して第2の向き」となるといえる。 したがって、本願発明1と引用発明とは、「第1のアナログダイアル、及び前記第1のアナログダイアル上に第1の時間帯内の現在時刻を示す第1の時間インジケータ、並びに 第2のアナログダイアル、及び前記第2のアナログダイアル上に第2の時間帯内の現在時刻を示す第2の時間インジケータを同時に」「含み、前記第2のアナログダイアルが、前記第1のアナログダイアルに対して第1の向きで」あり、「前記第2のアナログダイアルが第1の回転軸の周りで前記第1のアナログダイアルに対してそれぞれの向きに回転し、前記第1の回転軸が、」「表面に直交する」点、および、 「前記第2のアナログダイアルに関連付けられた前記時間帯を変更」「したことに応答して、前記第2のアナログダイアルに関連付けられた前記時間帯を、前記第1の時間帯とは異なる第3の時間帯に変更することと、 前記第2のアナログダイアルが前記第3の時間帯に関連付けられているとき、」「前記第1のアナログダイアル、及び前記第1のアナログダイアル上に前記第1の時間帯内の現在時刻を示す前記第1の時間インジケータ、並びに 前記第2のアナログダイアル、及び前記第2のアナログダイアル上に前記第3の時間帯内の現在時刻を示す前記第2の時間インジケータを同時に」「含み、前記第2のアナログダイアルが、前記第1のアナログダイアルに対して第2の向き」となる点で共通しているといえる。 しかし、本願発明1は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信するコンピュータシステムにおいて、前記表示生成構成要素を介してウォッチユーザインタフェースを表示することであるのに対し、引用発明は、腕時計のみならず、PC(パーソナル・コンピュータ)または携帯電話のモニター画面上の時計に導入することもできるクロック機構ある点で相違している。 さらに、本願発明1では、ウォッチユーザインタフェースを表示することが、 前記第1のアナログダイアル及び前記第1のアナログダイアルに対して第1の向きで表示される前記第2のアナログダイアルとともに、前記ウォッチユーザインタフェースを表示した後、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記第2のアナログダイアルに関連付けられた時間帯を変更するための要求を受信することであって、時間帯を変更する要求を受信することが、 前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記第1の回転軸と直交する第2の回転軸の周りに回転可能な入力機構の回転の個別の方向への回転入力を検出することと、 回転の前記個別の方向への前記回転入力を検出したことに応じて、 回転の前記個別の方向に基づいて前記第2のアナログダイアルを動かすことと、 回転の前記個別の方向に基づいて複数の選択可能な時間帯オプションをナビゲートすることとを含むのに対し、引用発明では、このような構成を含んでいない点で相違している。 (2)一致点・相違点 本願発明1と、引用発明とは、以下アの点で一致し、以下イの点で相違する。 ア 一致点 「第1のアナログダイアル、及び前記第1のアナログダイアル上に第1の時間帯内の現在時刻を示す第1の時間インジケータ、並びに 第2のアナログダイアル、及び前記第2のアナログダイアル上に第2の時間帯内の現在時刻を示す第2の時間インジケータを同時に含み、前記第2のアナログダイアルが、前記第1のアナログダイアルに対して第1の向きであり、前記第2のアナログダイアルが第1の回転軸の周りで前記第1のアナログダイアルに対してそれぞれの向きに回転し、前記第1の回転軸が、表面に直交し、 前記第2のアナログダイアルに関連付けられた前記時間帯を変更したことに応答して、前記第2のアナログダイアルに関連付けられた前記時間帯を、前記第1の時間帯とは異なる第3の時間帯に変更することと、 前記第2のアナログダイアルが前記第3の時間帯に関連付けられているとき、 前記第1のアナログダイアル、及び前記第1のアナログダイアル上に前記第1の時間帯内の現在時刻を示す前記第1の時間インジケータ、並びに 前記第2のアナログダイアル、及び前記第2のアナログダイアル上に前記第3の時間帯内の現在時刻を示す前記第2の時間インジケータを同時に含み、前記第2のアナログダイアルが、前記第1のアナログダイアルに対して第2の向きとなる。」 イ 相違点 (ア)<相違点1> 本願発明1は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信するコンピュータシステムにおいて、前記表示生成構成要素を介してウォッチユーザインタフェースを表示することであるのに対し、引用発明は、腕時計のみならず、PC(パーソナル・コンピュータ)または携帯電話のモニター画面上の時計に導入することもできるクロック機構である点。 (イ)<相違点2> 本願発明1では、ウォッチユーザインタフェースを表示することが、 前記第1のアナログダイアル及び前記第1のアナログダイアルに対して第1の向きで表示される前記第2のアナログダイアルとともに、前記ウォッチユーザインタフェースを表示した後、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記第2のアナログダイアルに関連付けられた時間帯を変更するための要求を受信することであって、時間帯を変更する要求を受信することが、 前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記第1の回転軸と直交する第2の回転軸の周りに回転可能な入力機構の回転の個別の方向への回転入力を検出することと、 回転の前記個別の方向への前記回転入力を検出したことに応じて、 回転の前記個別の方向に基づいて前記第2のアナログダイアルを動かすことと、 回転の前記個別の方向に基づいて複数の選択可能な時間帯オプションをナビゲートすることとを含むのに対し、引用発明では、このような構成を含んでいない点。 (3)相違点についての判断 事案に鑑みて、まず、<相違点2>について検討する。 本願発明1の<相違点2>に係る構成の「ウォッチユーザインタフェースを表示することが、 前記第1のアナログダイアル及び前記第1のアナログダイアルに対して第1の向きで表示される前記第2のアナログダイアルとともに、前記ウォッチユーザインタフェースを表示した後、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記第2のアナログダイアルに関連付けられた時間帯を変更するための要求を受信することであって、時間帯を変更する要求を受信することが、 前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記第1の回転軸と直交する第2の回転軸の周りに回転可能な入力機構の回転の個別の方向への回転入力を検出することと、 回転の前記個別の方向への前記回転入力を検出したことに応じて、 回転の前記個別の方向に基づいて前記第2のアナログダイアルを動かすことと、 回転の前記個別の方向に基づいて複数の選択可能な時間帯オプションをナビゲートすることとを含む」について、引用文献1ないし4には、記載も示唆も無く、当該構成が周知であったとも認められない。 なお、引用文献2には、現在地の時間とは異なる別の場所の時間を表示するモバイル端末において、リューズ242またはベゼルユニット230の回転入力に対応して、別の場所の時間を表示するよう変更する技術が記載されていると認められるが、引用発明に当該引用文献2記載の技術を適用しても、本願発明1の<相違点2>に係る構成のように、「ウォッチユーザインタフェースを表示することが、 前記第1のアナログダイアル及び前記第1のアナログダイアルに対して第1の向きで表示される前記第2のアナログダイアルとともに、前記ウォッチユーザインタフェースを表示した後、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記第2のアナログダイアルに関連付けられた時間帯を変更するための要求を受信することであって、時間帯を変更する要求を受信することが、 前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記第1の回転軸と直交する第2の回転軸の周りに回転可能な入力機構の回転の個別の方向への回転入力を検出することと、 回転の前記個別の方向への前記回転入力を検出したことに応じて、 回転の前記個別の方向に基づいて前記第2のアナログダイアルを動かすことと、 回転の前記個別の方向に基づいて複数の選択可能な時間帯オプションをナビゲートすることとを含む」構成には至らない。 したがって、引用発明および引用文献2ないし4の記載事項に基づいて、当業者は本願発明1の<相違点2>に係る構成を容易に想到することができない。 エ 小括 したがって、本願発明1は、その他の<相違点1>について検討するまでもなく、引用発明および引用文献2ないし4の記載事項に基づいて、当業者が容易に発明できたものであるとはいえない。 2 本願発明2ないし17 本願発明2ないし17は、いずれも、本願発明1を減縮したものであって、本願発明1と同一の構成を備えるものであるから、上記1で述べた本願発明1と同じ理由により、引用発明および引用文献2ないし4の記載事項に基づいて、当業者が容易に発明できたものであるとはいえない。 3 本願発明18ないし20 本願発明18は、本願発明1のカテゴリを、単に、方法の発明から、コンピュータプログラムの発明へと変更したものであり、本願発明19および20は、本願発明1のカテゴリを、単に、方法の発明から、コンピュータシステムの発明へと変更したものであって、本願発明1と同様の構成を備えるものであるから、上記1で述べた本願発明1と同様の理由により、引用発明および引用文献2ないし4の記載事項に基づいて、当業者が容易に発明できたものであるとはいえない。 第6 原査定について 上記第5の1(3)、2および3で述べたように、本願発明1ないし20はいずれも、引用発明、および、引用文献2ないし4の記載事項に基づいて、当業者が容易に発明できたものであるとはいえないから、原査定の拒絶の理由(進歩性)は、解消している。 よって、原査定の理由は、維持することはできない。 第7 むすび 以上のとおり、原査定の理由によっては、本願を拒絶することはできない。 また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。 よって、結論のとおり審決する。

審決本文(J-PlatPat)

J-PlatPatの審決検索トップを開きます。番号入力で「審判番号」を選び、下の番号を貼り付けて検索してください。

J-PlatPat 審決検索を開く
2022-019042

番号・当事者・条文・審決分類・商標の称呼が一致(または近い)審決を機械的に集めた候補です。判断内容は各審決の本文でご確認ください。

同じ当事者の審決338件(アップル インコーポレイテッド)
  • 2025-002731拒絶査定不服審判 / 2026-07-27 / 原査定取消(特許/登録すべき)複数の発射サイトを有する光学測定システム
    同じ当事者: アップル インコーポレイテッド
  • 2025-006239拒絶査定不服審判 / 2026-07-23 / 原査定取消(特許/登録すべき)電子インタフェースを備えた電子カード
    同じ当事者: アップル インコーポレイテッド
  • 2025-004377拒絶査定不服審判 / 2026-05-19 / 原査定取消(特許/登録すべき)広角ビデオ会議
    同じ当事者: アップル インコーポレイテッド
  • 2025-012164拒絶査定不服審判 / 2026-05-19 / 原査定取消(特許/登録すべき)セカンダリセルビーム回復のための方法及びシステム
    同じ当事者: アップル インコーポレイテッド
  • 2024-013573拒絶査定不服審判 / 2026-03-26 / 原査定取消(特許/登録すべき)改善された信頼性を有する物理アップリンク共有チャネル送信の実行
    同じ当事者: アップル インコーポレイテッド
検索でもっと見る →
同じ論点・分野の審決(審決分類)2,453件(121・G06F)
  • 2025-005007拒絶査定不服審判 / 2026-08-19 / 原査定取消(特許/登録すべき)共有レコードのクライアント更新にルールの適用によるシステム生成更新のトリガ
    共通の審決分類: 121・G06F
  • 2024-009005拒絶査定不服審判 / 2026-08-18 / 原査定取消(特許/登録すべき)モジュール式空気冷却および分配システムおよび方法
    共通の審決分類: 121・G06F
  • 2025-008882拒絶査定不服審判 / 2026-08-18 / 原査定取消(特許/登録すべき)情報処理装置、認証器、それら方法およびプログラム
    共通の審決分類: 121・G06F
  • 2025-007124拒絶査定不服審判 / 2026-08-18 / 原査定取消(特許/登録すべき)記憶装置
    共通の審決分類: 121・G06F
  • 2025-014602拒絶査定不服審判 / 2026-08-13 / 原査定取消(特許/登録すべき)ペン入力装置用カバー部材、及びペン入力装置
    共通の審決分類: 121・G06F

メモ・タグ(非公開)

あなただけに表示されます。審決本文の公開範囲は変わりません。

メモとタグは Pro の機能です。ログイン/Proでメモを保存