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特許拒絶査定不服審判

2022-010925

原子炉保護システム

審判番号
2022-010925
法域
特許
審判種別
拒絶査定不服審判(拒絶査定不服の審決)
出願番号
特願2019-532799
請求日
2022年07月13日
審決日
2023年05月22日
公報発行日
2023年11月24日
結論
請求不成立
当事者
  • 【請求人】ニュースケール パワー エルエルシー
  • 【請求人代理人】三好 秀和
  • 【請求人代理人】伊藤 正和
  • 【請求人代理人】原 裕子
  • 【請求人代理人】大渕 一志
  • 【請求人】ロック クリーク イノベーションズ エルエルシー
  • 【請求人代理人】三好 秀和
  • 【請求人代理人】伊藤 正和
  • 【請求人代理人】原 裕子
  • 【請求人代理人】大渕 一志
審判長/審判官
  • 審判長 瀬川 勝久
  • 審判官 波多江 進
  • 審判官 金高 敏康
分類
P18 .575-Z (G21D) / P18 .121-Z (G21D)
条文(本文から自動抽出・参考)
特許法第29条、特許法第17条の2第5項、特許法第17条の2第6項
データ出所
審決公報(XML)

事件の表示

特願2019-532799「原子炉保護システム」拒絶査定不服審判事件〔平成30年 8月 9日国際公開、WO2018/144173、令和 2年 5月21日国内公表、特表2020-514700〕について、次のとおり審決する。

結論

結 論 本件審判の請求は、成り立たない。

理由

理 由 第1 手続の経緯 本願は、2018年(平成30年)1月2日を国際出願日とする外国語特許出願(パリ条約による優先権主張外国庁受理2016年12月30日、米国)であって、その手続の経緯の概略は、次のとおりである。 令和 元年 8月14日 :翻訳文の提出 令和 3年 8月31日付け:拒絶理由通知書 同年11月10日 :意見書、手続補正書の提出 令和 4年 3月14日付け:拒絶査定(以下「原査定」という。) (同月22日 :原査定の謄本の送達) 同年 7月13日 :審判請求書、手続補正書の提出 第2 令和4年7月13日にされた手続補正についての補正の却下の決定 [補正の却下の決定の結論] 令和4年7月13日にされた手続補正を却下する。 [補正の却下の決定の理由] 1 本件補正の内容 令和4年7月13日にされた手続補正(以下「本件補正」という。)は、特許請求の範囲について補正するものであって、本件補正前(令和3年11月10日にされた手続補正後をいう。)の特許請求の範囲の請求項1及び本件補正後の特許請求の範囲の請求項1の記載は、それぞれ次の(1)及び(2)に示すとおりである。下線は補正箇所を示す。 (1) 本件補正前 「【請求項1】 複数の機能的に独立したモジュールであって、前記複数の機能的に独立したモジュールの各々のハードウェアが、(1)原子炉安全システムから複数の入力を受け取り、(2)前記複数の入力に少なくとも部分的に基づいて安全措置を論理的に判定するように構成され、前記機能的に独立したモジュールの各々が、デジタルモジュール又は複合型デジタル及びアナログモジュールを備えている、複数の機能的に独立したモジュールと、 前記機能的に独立したモジュールのうちの1つ又は複数に電気的に結合されたアナログモジュールと、 前記複数の機能的に独立したモジュールに結合された表示インタフェースモジュール(DIM)と、 前記複数の入力に少なくとも部分的に基づいた前記安全措置の判定を受け取るように、前記複数の機能的に独立したモジュールに通信可能に結合された1つ又は複数の原子炉安全アクチュエータと を備え、 前記DIMは、前記複数の機能的に独立したモジュールに関連付けられたデータをデジタル表示画面のために表示するときにハードウェアがディスプレイドライバとして機能するべく構成されたフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路を含む、原子炉保護システム。」 (2) 本件補正後 「【請求項1】 複数の機能的に独立したモジュールであって、前記複数の機能的に独立したモジュールの各々のハードウェアが、(1)原子炉安全システムから複数の入力を受け取り、(2)前記複数の入力に少なくとも部分的に基づいて安全措置を論理的に判定するように構成され、前記機能的に独立したモジュールの各々が、デジタルモジュール又は複合型デジタル及びアナログモジュールを備え、前記複数の機能的に独立したモジュールは、前記安全措置を論理的に判定するときに冗長又は重複するデータの別個の処理を介して1つ又は複数の形態の処理多様性を提供するように構成される、複数の機能的に独立したモジュールと、前記複数の機能的に独立したモジュールのうちの1つ又は複数に電気的に結合されたアナログモジュールと、 前記複数の機能的に独立したモジュールに結合された少なくとも2つの表示インタフェースモジュール(DIM)と、 前記複数の入力に少なくとも部分的に基づいた前記安全措置の判定を受け取るように、前記複数の機能的に独立したモジュールに通信可能に結合された1つ又は複数の原子炉安全アクチュエータと を備え、 前記DIMはそれぞれが、(1)前記複数の機能的に独立したモジュールの中の1つ又は複数のモジュールの一意の部分集合に結合され、(2)フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路を含み、 各FPGA回路は、前記結合された1つ又は複数のモジュールの一意の部分集合に関連付けられたデータをデジタル表示パネルのために表示するときにハードウェアがディスプレイドライバとして機能するべく構成され、 前記少なくとも2つのDIMのFPGA回路は、前記データのデジタル表示までの前記1つ又は複数の形態の処理多様性を維持するべく構成される、原子炉保護システム。」 2 本件補正の適否についての当審の判断 (1) 本件補正の目的について ア 本件補正で請求項1についてする補正は、本件補正前の請求項1についての以下の補正事項を含むものである。 (ア) 複数の機能的に独立したモジュールについて、「前記安全措置を論理的に判定するときに冗長又は重複するデータの別個の処理を介して1つ又は複数の形態の処理多様性を提供するように構成される」ものに限定する補正事項。 (イ) 表示インタフェースモジュール(DIM)について、 a 「少なくとも2つ」に限定する補正事項。 b 本件補正前の「前記複数の機能的に独立したモジュールに結合された」ものを、「前記複数の機能的に独立したモジュールの中の1つ又は複数のモジュールの一意の部分集合に結合され[る]」ものに限定する補正事項。 (ウ) フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路について、「前記データのデジタル表示までの前記1つ又は複数の形態の処理多様性を維持するべく構成される」ものに限定する補正事項。 イ そして、本件補正前の請求項1に記載された発明と本件補正後の請求項1記載される発明は、産業上の利用分野及び解決しようとする課題が同一である。 ウ したがって、本件補正で請求項1についてする補正は、特許法17条の2第5項2号に規定する特許請求の範囲の減縮を目的とする補正に該当する。 (2) 独立特許要件について 前記(1)のとおり、本件補正は、特許法17条の2第5項2号に規定する特許請求の範囲の減縮を目的とする補正である。そこで、本件補正後の請求項1に係る発明(以下「本件補正発明」という。)が、同法17条の2第6項において準用する同法126条7項の規定に適合するか、すなわち、特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるかについて、以下検討する。 ア 本件補正発明 本件補正発明は、前記1(2)の本件補正後の請求項1に記載された事項により特定されるとおりのものと認める。 イ 引用文献に記載された事項及び引用発明の認定 (ア) 引用文献に記載された事項 原査定の拒絶の理由に引用され、本願の優先日前に発行された国際公開第2015/112304号(以下「引用文献」という。)には、以下の事項が記載されている。()内の翻訳は、対応する公表公報である特表2017-501419号公報を参考にした当合議体によるものであり、下線は当合議体が付したものである。 a [0002]-[0004] 「TECHNICAL BACKGROUND [0002] This disclosure describes a nuclear reactor protection system and associated methods thereof.」 ([技術的背景] 本開示は、原子炉保護システム及びその関連する方法を述べる。) 「BACKGROUND [0003] Nuclear reactor protection systems and, generally, nuclear reactor instrumentation and control (I&C) systems provide automatic initiating signals, automatic and manual control signals, and monitoring displays to mitigate the consequences of fault conditions. For example, I&C systems provide protection against unsafe reactor operation during steady state and transient power operation. During normal operation I&C systems measure various parameters and transmit the signals to control systems. During abnormal operation and accident conditions, the I&C systems transmit signals to the reactor protection system and, in some cases a reactor trip system (RTS) and engineered safety features actuation system (ESFAS) of the reactor protection system, to initiate protective actions based on predetermined set points.」 ([背景] 原子炉保護システム、及び一般的に、原子炉計装制御(I&C)システムは、故障状態がもたらす結果を軽減するため、自動始動信号、自動及び手動制御信号、並びに監視表示を提供する。例えば、I&Cシステムは、定常状態及び過渡的電力運転中に安全でない原子炉運転に対する保護を提供する。正常運転中、I&Cシステムは、種々のパラメータを測定し、それらの信号を制御システムに送信する。異常運転及び事故状態中に、I&Cシステムは、信号を、原子炉保護システムに、幾つかの場合には原子炉保護システムの原子炉トリップシステム(RTS)及び工学的安全施設作動システム(ESFAS)に送信して、所定の設定点に基づいて保護動作を開始する。) 「SUMMARY [0004] In a general implementation according to the present disclosure, a nuclear reactor protection system includes a plurality of functionally independent modules, each of the modules configured to receive a plurality of inputs from a nuclear reactor safety system, and logically determine a safety action based at least in part on the plurality of inputs; and one or more nuclear reactor safety actuators communicably coupled to the plurality of functionally independent modules to receive the safety action determination based at least in part on the plurality of inputs.」 ([概要] 本開示に係る全体的な実装形態において、原子炉保護システムは、複数の機能的に独立したモジュールであって、モジュールの各々は、原子炉安全システムから複数の入力を受信し、少なくとも部分的に複数の入力に基づいて安全動作を論理的に決定するように構成された、複数の機能的に独立したモジュールと、少なくとも部分的に複数の入力に基づいた安全動作決定を受信するために、複数の機能的に独立したモジュールに通信可能に接続された1つ又は複数の原子炉安全アクチュエータとを含んでいる。) b [0090]、FIG.1 「[0090] FIG. 1 illustrates an example implementation of a system 100 that includes multiple nuclear power systems 150 and a nuclear instrumentation and control (I&C) system 135. Generally, the I&C system 135 provides automatic initiating signals, automatic and manual control signals, and monitoring and indication displays to prevent or mitigate the consequences of fault conditions in the system 100. The I&C system 135 provides normal reactor controls and protection against unsafe reactor operation of the nuclear power systems 150 during steady state and transient power operation. During normal operation, instrumentation measures various process parameters and transmits the signals to the control systems of I&C system 135. During abnormal operation and accident conditions, the instrumentation transmits signals to portions of the I&C system 135 (e.g., a reactor trip system (RTS) 147 and engineered safety features actuation system (ESFAS) 148 (e.g., for mitigating the effects of an accident) that are part of a module protection system (MPS) 145) to initiate protective actions based on predetermined set points.」 (図1は、複数の原子力システム150と、原子炉計装及び制御(I&C)システム135とを含むシステム100の例示的な実装形態を図示している。一般的に、I&Cシステム135は、自動始動信号、自動及び手動制御信号、並びに監視及び指示ディスプレイを提供して、システム100における故障状態の結果を防止又は緩和する。I&Cシステム135は、正常な原子炉制御と、定常状態及び過渡的電力運転中に原子力システム150の安全でない原子炉運転に対しての保護とを提供する。正常運転中、計装は、種々のプロセスパラメータを測定し、その信号をI&Cシステム135の制御システムに送信する。異常運転及び事故状態中、計装は、信号をI&Cシステム135の複数の部分(モジュール保護システム(MPS)145の部分である、例えば(例えば、事故の影響を緩和するための)原子炉トリップシステム(RTS)147及び工学的安全施設作動システム(ESFAS)148)に送信して、所定の設定点に基づいて保護動作を始動する。) 「 [図:0001403257000001.jpg] 」 c [0100] 「[0100] The illustrated I&C system 135, generally, includes a main control room 140, a module (or reactor) protection system (MPS) 145, and a non-safety module control system (MCS) 155. The main control room 140 includes a set of controls and indicators 141 for each nuclear power system 150. Each set of controls and indicators 141 includes manual IE controls 142, IE indicators 143, and non IE controls and indicators 144. In some aspects, "IE," may refer to regulatory requirements such as those that define a IE scheme under IEEE Std. 308-2001, section 3.7, endorsed by Nuclear Regulatory Commission Regulatory Guide 1.32, which defines a safety classification of the electric equipment and systems that are essential to emergency reactor shutdown, containment isolation, reactor core cooling, and containment and reactor heat removal, or that are otherwise essential in preventing significant release of radioactive material into the environment. Typically, certain controls and indicators may be "IE" qualified (e.g., the manual IE controls 142 and IE indicators 143) while other controls and indicators may not be "IE" qualified (e.g., the non-IE controls and indicators 144).」 (図示されたI&Cシステム135は、一般的に、主制御室140、モジュール(又は原子炉)保護システム(MPS)145、及び非安全モジュール制御システム(MCS)155を含む。主制御室140は、各原子力システム150のための制御装置及び計器のセット141を含む。制御装置及び計器の各セット141は、手動1E制御装置142、1E計器143、並びに非1E制御装置及び計器144を含む。幾つかの局面において、「1E」は、例えば原子力規制委員会規制ガイド1.32によって承認されたIEEE規格308-2001のセクション3.7における1Eスキームを規定する要件等のような規制要件を指すことができ、1Eスキームは、緊急原子炉停止、格納容器隔離、炉心冷却、及び、格納容器及び原子炉の熱除去にとって必須の、又は別途、環境内への放射性物質の著しい放出を防止するときに必須の、電気機器及びシステムの安全性分類を規定する。通常、或る制御装置及び計器(例えば、手動1E制御装置142及び1E計器143)は「1E」適格であってもよく、一方、他の制御装置及び計器(例えば、非1E制御装置及び計器144)は「1E」適格でなくてもよい。) d [0102]-[0104] 「[0102] The MPS 145 is in one-way communication each with the manual IE controls 142 and the IE indicators 143 as shown in FIG. 1. The MPS 145, generally, initiates safety actions to mitigate consequences of design basis events. The MPS 145, generally, includes all equipment (including hardware, software, and firmware) from sensors to the final actuation devices (power sources, sensors, signal conditioners, initiation circuits, logic, bypasses, control boards, interconnections, and actuation devices) required to initiate reactor shutdown.」 (MPS145は、図1に示すように、手動1E制御装置142及び1E計器143とそれぞれ一方向通信状態にある。MPS145は、一般的に、安全動作を始動して、設計基準事象の結果を緩和する。MPS145は、一般的に、原子炉停止を始動するために必要とされる、センサから最終的な作動デバイス(電力源、センサ、信号調節器、始動回路、論理、バイパス、制御ボード、相互接続部、及び作動デバイス)までの(ハードウェア、ソフトウェア、及びファームウェアを含む)全ての機器を含む。) 「[0103] The MPS 145 includes the RTS 147 and the ESFAS 148. The RTS 147, in some aspects, includes four independent separation groups (e.g., a physical grouping of process channels with the same Class-IE electrical channel designation (A, B, C, or D)), which is provided with separate and independent power feeds and process instrumentation transmitters, and each of which groups is physically and electrically independent of the other groups) with independent measurement channels to monitor plant parameters that can be utilized to generate a reactor trip. Each measurement channel trips when the parameter exceeds a predetermined set point. The coincident logic of the RTS 147 may be designed so that no single failure can prevent a reactor trip when required, and no failure in a single measurement channel can generate an unnecessary reactor trip.」 (MPS145は、RTS147及びESFAS148を含む。RTS147は、幾つかの局面において、原子炉トリップを生成するために利用され得るプラントパラメータを監視するため、独立した測定チャネルを有する4つの独立した分離グループ(例えば、同じクラス-1E電気チャネル指定(A、B、C、又はD)を有するプロセスチャネルの物理的分類であって、別個でかつ独立した給電部及びプロセス計装送信機が設けられ、また、そのグループのそれぞれが、他のグループと物理的にかつ電気的に独立している、プロセスチャネルの物理的分類)を含む。各測定チャネルは、パラメータが所定の設定点を超えるとトリップする。RTS147の一致論理は、どの単一の故障も、必要とされるときに原子炉トリップを妨げる可能性がなく、かつ、単一の測定チャネルにおけるどの故障も、不必要な原子炉トリップを生成する可能性がないように設計されてもよい。) 「[0104] The ESFAS 148, in some aspects, includes four independent separation groups with independent measurement channels, which monitor plant parameters, that can be utilized to activate the operation of the engineered safety features (ESF) equipment. Each measurement channel trips when the parameter exceeds a predetermined set point. The ESFAS 148's coincident logic may be designed so that no single failure can prevent a safeguards actuation when required, and no single failure in a single measurement channel can generate an unnecessary safeguards actuation.」 (ESFAS148は、幾つかの局面において、独立した測定チャネルを有する4つの独立した分離グループを含み、独立した測定チャネルはプラントパラメータを監視し、プラントパラメータは、工学的安全施設(ESF)機器の運転を起動するのに使用され得る。各測定チャネルは、パラメータが所定の設定点を超えるとトリップする。ESFAS148の一致論理は、どの単一の故障も、必要とされるときに保障措置作動を妨げる可能性がなく、かつ、単一の測定チャネルにおけるどの単一の故障も、不必要なセーフガード作動を生成する可能性がないように設計されてもよい。) e [0105] 「[0105] System 100 may include four echelons of defense, e.g., specific applications of the principle of defense-in-depth to the arrangement of instrumentation and control systems attached to a nuclear reactor for the purpose of operating the reactor or shutting it down and cooling it, as defined in NUREG/CR-6303. Specifically, the four echelons are a control system, a reactor trip or scram system, an ESFAS, and a monitoring and indicator system (e.g., the slowest and the most flexible echelon of defense that includes both Class IE and non-Class IE manual controls, monitors, and indicators required to operate equipment nominally assigned to the other three echelons).」 (システム100は、NUREG/CR-6303に規定されるように、防護の4つの階層、例えば、原子炉を運転するため、又は、原子炉を停止し原子炉を冷却するために原子炉に取り付けられた計装及び制御システムの配置構成に対する深層防護の原理の特定の適用を含んでもよい。特に、4つの階層は、制御システム、原子炉トリップ又はスクラムシステム、ESFAS、及び、監視及び計器システム(例えば、最も遅くかつ最も柔軟性のある防護の階層であって、他の3つの階層に名目的に割り当てられる機器を運転するために必要とされる、クラス1Eと非クラス1Eとの双方の手動制御装置、モニター、及び計器を含む、防護の階層)である。) f [0110] 「[0110] In addition to including the four echelons of defense, system 100 includes multiple levels of diversity. Specifically, I&C diversity is a principle of measuring variables or providing actuation means, using different technology, logic or algorithms, to provide diverse ways of responding to postulated plant conditions. Here, diversity is applied to the principle in instrumentation systems of sensing different parameters, using different technologies, logic or algorithms, or means of actuation to provide several ways of detecting and responding to a significant event. Diversity is complementary to the principle of defense-in-depth and increases the chances that defenses at a particular level or depth will be actuated when needed. Generally, there are six attributes of diversity: human diversity, design diversity, software diversity, functional diversity, signal diversity, and equipment diversity. As discussed in more depth in the present disclosure, the MPS 145 may incorporate the six attributes of diversity in order to mitigate the effects of a common-cause failure (e.g., a failure caused by software errors or software- developed logic that could defeat the redundancy achieved by hardware architecture) in the MPS 145.」 (防護の4つの階層を含むことに加えて、システム100は、複数レベルの多様性を含む。特に、I&C多様性は、異なる技術、論理、又はアルゴリズムを使用して変数を測定するか又は作動手段を提供するという原理であり、想定プラント状態に対応する多様な方法を提供する。ここで、多様性は、異なる技術、論理、又はアルゴリズムを使用して異なるパラメータを検知する計装システム、又は、作動手段の原理に適用されて、重大事象を検出し、重大事象に応答する幾つかの方法を提供する。多様性は、深層防護の原理に相補的であり、特定のレベル又は深度の防護が、必要とされるときに作動されることになる機会を増加させる。一般的に、6つの多様性の属性、すなわち、人間多様性、設計多様性、ソフトウェア多様性、機能多様性、信号多様性、及び機器多様性が存在する。本開示でより詳細に論じるように、MPS145は、MPS145における共通原因故障(例えば、ハードウェアアーキテクチャによって達成される冗長性を無効にし得るソフトウェアエラー又はソフトウェア生成論理によって引き起こされる故障)の影響を緩和するために、6つの多様性の属性を組み込んでもよい。) g [0125]-[0136]、FIG.2A-FIG.3B 「[0125] FIGS. 2A-2B illustrate a block diagram of module protection system (MPS) 200 of an I&C system for a nuclear power system 150. In some implementations, the MPS 200 may be similar or identical to the MPS 145 shown in FIG. 1. Generally, the illustrated MPS 200 includes four separation groups of sensors and detectors (e.g., sensors 202a-202d); four separation groups of signal conditioning and signal conditioners (e.g., signal conditioners 204a-204d); four separation groups of trip determination (e.g., trip determinations 208a-208d); two divisions of RTS voting and reactor trip breakers (e.g., division I RTS voting 214, and division II RTS voting 216); and two divisions of engineered safety features actuation system (ESFAS) voting and engineered safety features (ESF) equipment (e.g., division I ESFAS voting 212 and ESF equipment 224, and division II ESFAS voting 218 and ESF equipment 226).」 (図2A~2Bは、原子力システム150のためのI&Cシステムのモジュール保護システム(MPS)200のブロック図を図示している。幾つかの実装形態において、MPS200は、図1に示されたMPS145に類似するか又はそれと同一であってもよい。一般的に、図示されたMPS200は、センサ及び検出器の4つの分離グループ(例えば、センサ202a~202d)、信号調節及び信号調節器の4つの分離グループ(例えば、信号調節器204a~204d)、トリップ決定の4つの分離グループ(例えば、トリップ決定208a~208d)、RTS投票及び原子炉トリップ遮断器の2つの区分(例えば、区分I RTS投票214及び区分II RTS投票216)、及び、工学的安全施設作動システム(ESFAS)投票及び工学的安全施設(ESF)機器の2つの区分(例えば、区分I ESFAS投票212及びESF機器224並びに区分II ESFAS投票218及びESF機器226)を含む。) 「[0126] Generally, the sensors 202a-202d include process sensors that are responsible for measuring different process parameters such as pressure, temperature, level, and neutron flux. Thus, each process parameter of the nuclear power system 150 is measured using different sensors, and is processed by different algorithms, which are executed by different logic engines. In some aspects, neutron flux sensors are responsible for measuring neutron flux from a reactor core from a shutdown condition up to 120 percent of full power. Three types of neutron flux detectors may be used in the MPS 200, including source range, intermediate range, and power range」 (一般的に、センサ202a~202dは、例えば圧力、温度、レベル、及び中性子束等の異なるプロセスパラメータを測定することを担当するプロセスセンサを含む。そのため、原子力システム150の各プロセスパラメータは、異なるセンサを使用して測定され、異なる論理エンジンによって実行される異なるアルゴリズムによって処理される。幾つかの局面において、中性子束センサは、フルパワーの120パーセントまでの停止条件による、炉心からの中性子束を測定することを担当する。ソース範囲、中間範囲、及びパワー範囲を含む、3つの型の中性子束センサを、MPS200内で使用してもよい。) 「[0127] Generally, the signal conditioners 204a-204d receive the measurements from the sensors 202a-202d, process the measurements and provide outputs 206a-206d. In some aspects, the interconnections of the sensors 202a-202d to the signal conditioners 204a-204d may be dedicated copper wires or some other signal transmission method.」 (一般的に、信号調節器204a~204dは、センサ202a~202dから測定値を受信し、測定値を処理し、出力206a~206dを提供する。幾つかの局面において、信号調節器204a~204dに対するセンサ202a~202dの相互接続部は、専用銅線又は何らかの他の信号送信方法であってもよい。) 「[0128] The signal conditioners 204a-204d each may be comprised of multiple input modules 270a-270n (e.g., indicating any number of modules depending on the number of sensor inputs), as shown in FIG 3A, that are responsible for conditioning, measuring, filtering, and sampling field inputs from the sensors 202a-202d. Each input module 270a-270n may be dedicated to a specific input type, such as 24 V or 48 V digital inputs, 4-20 mA analog inputs, 0- 10 V analog inputs, resistance thermal detector inputs, or thermo-couple inputs.」 (信号調節器204a~204dはそれぞれ、(例えば、センサ入力の数に応じて任意の数のモジュールを示す)図3Aに示された複数の入力モジュール270a~270nからなってもよく、入力モジュール270a~270nは、センサ202a~202dからのフィールド入力を調節し、測定し、フィルタリングし、サンプリングすることを担う。各入力モジュール270a~270nは、例えば24V又は48Vデジタル入力、4~20mAアナログ入力、0~10Vアナログ入力、抵抗熱検出器入力、又は熱電対入力等の特定の入力型に専用であってもよい。) 「[0129] Each input module 270a-270n may be comprised of an analog circuit and a digital circuit. The analog circuit is responsible for converting analog voltages or currents into a digital representation. It is also referred to as signal conditioning circuitry. The digital portion of each input module 270a-270n may be located within a logic engine. The logic engine performs all input module control, sample and hold filtering, integrity checks, self-testing, and digital filtering functions. The digital representation of the sensor output is communicated from the signal conditioners 204a-204d to the trip determination 208a-208d through the outputs 206a-206d using, in some examples, a serial interface.」 (各入力モジュール270a~270nは、アナログ回路及びデジタル回路からなってもよい。アナログ回路は、アナログ電圧又はアナログ電流をデジタル表現に変換することを担う。アナログ回路は信号調節回路構成とも称される。各入力モジュール270a~270nのデジタル部分を、論理エンジン内に配置してもよい。論理エンジンは、全入力モジュール制御、サンプル及びホールドフィルタリング、完全性チェック、自己試験、及びデジタルフィルタリング機能を実行する。センサ出力のデジタル表現は、幾つかの例ではシリアルインタフェースを使用して、出力206a~206dを通して信号調節器204a~204dからトリップ決定208a~208dまで通信される。) 「[0130] With reference to FIG. 3 A as well, the trip determinations 208a-208d, generally, receive sensor input values in a digital format via a serial interface from the signal conditioners 204a-204d as described above. The trip determinations 208a-208d are each comprised of independent safety function modules (SFM) 272a-272n (described more fully with reference to FIG. 5), where a specific module implements one set of safety functions (e.g., a set may be a single safety function or multiple safety functions related to a particular process parameter). For example, a set of safety functions may consist of a group of functions related to a primary variable, such as a high and low trip from the same pressure input. Each SFM 272a-272n contains a unique logic engine dedicated to implementing one set of safety functions. This results in a gate level implementation of each set of safety functions being entirely different from all other sets of safety functions.」 (同様に図3Aを参照すると、トリップ決定208a~208dは、一般的に、上述したように、信号調節器204a~204dからシリアルインタフェースを介してデジタルフォーマットでセンサ入力値を受信する。トリップ決定208a~208dはそれぞれ、(図5を参照してより完全に述べる)独立した安全機能モジュール(SFM)272a~272nからなり、そこで、特定のモジュールが安全機能の1つのセットを実装する(例えば、セットは、特定のプロセスパラメータに関連する単一の安全機能又は複数の安全機能であってもよい)。例えば、安全機能のセットは、例えば同じ圧力入力からの高いトリップ及び低いトリップ等の、主要変数に関連する機能のグループからなってもよい。各SFM272a~272nは、安全機能の1つのセットを実装することに専用の固有の論理エンジンを含む。これは、安全機能の全ての他のセットと全く異なる安全機能の各セットのゲートレベル実装をもたらす。) 「[0131] The sensor input values (e.g., outputs 206a-206d) may be communicated via a deterministic path and are provided to a specific SFM 272a-272n in each trip determination 208a- 208d. These input values may then be converted to engineering units to determine what safety function, or a set of safety functions, is implemented on that specific SFM 272a-272n. The trip determinations 208a-208d provide these engineering unit values to the control system via, in some examples, an isolated, transmit only, fiber optic connection.」 (センサ入力値(例えば、出力206a~206d)は、決定論的経路を介して通信されてもよく、各トリップ決定208a~208d内の特定のSFM272a~272nに提供される。その後、これらの入力値は工学単位に変換されて、どんな安全機能又は安全機能のセットがその特定のSFM272a~272n上に実装されるかを決定してもよい。トリップ決定208a~208dは、これらの工学単位値を、幾つかの例では、絶縁された送信のみの光ファイバ接続を介して制御システムに提供する。) 「[0132] The SFMs in each trip determination 208a-208d make a reactor trip determination based, if required, on a predetermined set point, and provides a trip or no-trip demand signal to each RTS division(e.g., the RTS voting 214 and 216 in divisions I and II, respectively) via isolated, and in some cases triple-redundant, transmit only, serial connections. The SFMs also make an ESFAS actuation determination, if required, based on a predetermined set point, and provides an actuate or do-not-actuate demand signal to each ESFAS division (e.g., the ESFAS voting 212 and 218 in divisions I and II, respectively) via isolated, in some cases, triple-redundant, transmit only, serial connections.」 (各トリップ決定208a~208dにおけるSFMは、必要である場合、所定の設定点に基づいて原子炉トリップ決定を行い、トリップ要求又はトリップなし要求信号を、絶縁された、また幾つかの事例では3重冗長性があり送信のみのシリアル接続によって各RTS区分(例えば、それぞれ、区分I及びIIのRTS投票214及び216)に提供する。SFMはまた、必要である場合、所定の設定点に基づいてESFAS作動決定を行い、作動要求又は作動しない要求信号を、絶縁された、幾つかの事例では3重冗長性があり送信のみのシリアル接続によって各ESFAS区分(例えば、それぞれ、区分I及びIIのESFAS投票212及び218)に提供する。) 「[0133] As shown in FIGS. 3A-3B, for instance, a particular trip determination 208a provides a trip or no-trip demand signal to ESFAS voting 212 through output 274a and to ESFAS voting 218 through output 274b. The trip determination 208a provides a trip or no-trip demand signal to RTS voting 214 through output 276a and to RTS voting 216 through output 276b. These outputs are also generally shown in FIG. 2A as outputs 210a-210d from the trip determinations 208a-208d, respectively.」 (図3A~3Bに示すように、例えば、特定のトリップ決定208aは、トリップ要求又はトリップなし要求信号を、出力274aを通してESFAS投票212に、また、出力274bを通してESFAS投票218に提供する。トリップ決定208aは、トリップ要求又はトリップなし要求信号を、出力276aを通してRTS投票214に、また、出力276bを通してRTS投票216に提供する。これらの出力はまた、それぞれ、トリップ決定208a~208dからの出力210a~210dとして、図2Aに全体的に示される。) 「[0134] As further shown in FIG. 3 A, for instance, a particular trip determination 208a provides a trip or no-trip demand signal to monitoring & indication (M&I) outputs 278a and 278b (one per division), as well as to a non-IE output 280. Outputs 278a and 278b provide process information to the MCS for non-safety control functions. Output 280 provides process information and trip status information to the non-IE controls and indicators 144.」 (図3Aに更に示されるように、例えば、特定のトリップ決定208aは、トリップ要求又はトリップなし要求信号を、監視及び指示(M&I)出力278a及び278b(1区分について1つ)並びに非1E出力280に提供する。出力278a及び278bは、非安全制御機能についてプロセス情報をMCSに提供する。出力280は、プロセス情報及びトリップ状態情報を非1E制御装置及び計器144に提供する。)」 「[0135] Returning to FIG 2A, each RTS division (e.g., RTS voting 214 for division I and RTS voting 216 for division II) receives inputs from the trip determinations 208a-208d as described above via isolated, and in some aspects redundant (e.g., double, triple, or otherwise), receive only, serial connections 210a-210d. The trip inputs are combined in the RTS voting logic so that two or more reactor trip inputs from the trip determinations 208a-208d produce an automatic reactor trip output signal on outputs 228a-228d and 230a-230d (as appropriate for each division) that actuates the trip coils for four of the eight reactor trip breakers (RTB) (shown in FIG. 2B) associated with the respective division. In other words, the RTS voting logic, in this example implementation of the MPS 200, work on a "2 out of 4" logic, meaning that if at least two of the four trip determinations 208a-208d indicate that a reactor "trip" is necessary, then a trip signal is sent to the each of the RTB 264a - 264d and 266a - 266d. This breaker configuration permits safe and simple on-line testing of the MPS 200.」 (図2Aに戻ると、各RTS区分(例えば、区分IのためのRTS投票214及び区分IIのためのRTS投票216)は、絶縁され、また幾つかの局面では冗長性(例えば、2重、3重、又はその他)がある受信のみのシリアル接続210a~210dによって、上述したようにトリップ決定208a~208dから入力を受信する。トリップ入力は、トリップ決定208a~208dからの2つ以上の原子炉トリップ入力が自動原子炉トリップ出力信号を出力228a~228d及び230a~230d上に(各区分について適宜)生成するようにRTS投票論理において組み合せられ、自動原子炉トリップ出力信号は、それぞれの区分に関連する(図2Bに示す)8つの原子炉トリップ遮断器(RTB)のうちの4つについてトリップコイルを作動させる。換言すれば、RTS投票論理は、MPS200のこの例示的な実装形態において、「4分の2」論理に関して働き、原子炉「トリップ」が必要であることを4つのトリップ決定208a~208dのうちの少なくとも2つが示す場合、トリップ信号がRTB264a~264d及び266a~266dのそれぞれに送信されることを意味する。この遮断器構成は、MPS200の安全でかつ簡単なオンライン試験を可能にする。) 「[0136] A manual trip 250a provides a direct trip of the RTB 266a-266d (for division I) and manual trip 250b provides a direct trip of the RTB 264a-264d (for division II) as well as input to the automatic actuation, manual trip 234 (for division I) and manual trip 236 (for division II) to ensure the sequence is maintained. (手動トリップ250aは、(区分Iのための)RTB266a~266dの直接トリップを提供し、手動トリップ250bは、(区分IIのための)RTB264a~264dの直接トリップを提供すると共に、自動作動、(区分Iのための)手動トリップ234、及び(区分IIのための)手動トリップ236の入力と同様に、シーケンスが維持されることを保証する。) 「 [図:0001403257000002.jpg] 」 「 [図:0001403257000003.jpg] 」 「 [図:0001403257000004.jpg] 」 「 [図:0001403257000005.jpg] 」 h [0140]-[0142] 「[0140] The illustrated implementation of the MPS 200 in FIGS . 2A-2B and 3 A-3B ensures a high level of independence between the key elements. This includes independence between the four separation groups of sensors and detectors 202a-202d, the four separation groups of trip determination (labeled "a" through "d"), the two divisions of RTS 214/216 (division I and division II as described), the two divisions of the ESFAS circuitry 212/218 (division I and division II as described), and the two divisions of the ESF equipment 224/226 (division I and division II as described). Based on inputs to an SFM (e.g., in the trip determinations 208a-208d), the MPS 200 implements a set of safety functions independently within each of the four separation groups. Safety function independence is maintained from the sensors 202a-202d to the trip determination output 210a-210d. This configuration, in some aspects, limits SFM failures to those based on that module's inputs. This strategy may help limit the effects of a common-cause failure and enhance signal diversity. This method of independence may also ensure a failure within independent safety functions does not propagate to any of the other safety functions modules. Further, on-line replacement of a failed SFM ensures that the failure can be corrected with minimal, if any, impact to other modules.」 (図2A~2B及び図3A~3BにおけるMPS200の図示された実装形態は、主要要素間の高いレベルの独立性を保証する。これは、センサ及び検出器の4つの分離グループ202a~202d、(「a」~「d」とラベル付けされる)トリップ決定の4つの分離グループ、RTS214/214の2つの区分(述べた区分I及び区分II)、ESFAS回路構成212/218の2つの区分(述べた区分I及び区分II)、及びESF機器224/226の2つの区分(述べた区分I及び区分II)の間の独立性を含む。(例えば、トリップ決定208a~208d内の)SFMへの入力に基づいて、MPS200は、4つの分離グループの各々の中に安全機能のセットを独立に実装する。安全機能独立性は、センサ202a~202dからトリップ決定出力210a~210dまで維持される。この構成は、幾つかの局面では、SFM故障を、そのモジュールの入力に基づくSFM故障に限定する。この戦略は、共通原因故障の影響を制限し、信号多様性を高めるのに役立ち得る。独立性のこの方法はまた、独立した安全機能内の故障が、他の安全機能モジュールのいずれかに伝搬しないことを保証し得る。更に、故障したSFMのオンライン置換は、もしあれば他のモジュールに対する影響が最小の状態で故障が正される可能性があることを保証する。) 「[0141] Communication of safety function data within the illustrated MPS 200 is transmitted or received via triple module, redundant, independent, optically isolated, one-way communication paths. This communication scheme may ensure that, apart from interdivisional voting, a safety function is not dependent on any information or resource originating outside its division to accomplish its safety function. Fault propagation between Class IE divisions (e.g., divisions I and II) is prevented by one-way isolation (e.g., optical isolation or otherwise) of the divisional trip signals.」 (図示されたMPS200内での安全機能データの通信は、3重モジュールで冗長性があり独立した光学式絶縁一方向通信経路によって送受信される。この通信スキームは、区分間投票を除いて、安全機能が、その安全機能を達成するため、その区分の外部に起因するあらゆる情報又はリソースにも依存しないことを保証し得る。クラス1E区分(例えば、区分I及びII)間の故障伝搬は、区分トリップ信号の一方向絶縁(例えば、光学式絶縁又はその他)によって防止される。) 「[0142] The illustrated implementation of the MPS 200 in FIGS . 2A-2B and 3 A-3B further incorporates redundancy in multiple areas of the illustrated architecture. The redundancy within the MPS 200 includes four separation groups of sensors and detectors (labeled "a" through "d"), trip determination (labeled "a" through "d"), and two divisions of RTS and ESFAS circuitry (division I and division II as described). The MPS 200 also uses two-out-of-four voting so that a single failure of an initiation signal will not prevent a reactor trip or ESF equipment actuation from occurring when required. Additionally, a single failure of an initiation signal will not cause spurious or inadvertent reactor trips or ESF equipment actuations when they are not required.」 (図2A~2B及び図3A~3BにおけるMPS200の図示された実装形態は、図示されたアーキテクチャの複数のエリアにおいて冗長性を更に組み込んでいる。MPS200内の冗長性は、(「a」~「d」とラベル付けされる)センサ及び検出器の4つの分離グループ、(「a」~「d」とラベル付けされる)トリップ決定、及びRTS及びESFAS回路構成の2つの区分(述べた区分I及び区分II)を含む。MPS200はまた、原子炉トリップ又はESF機器作動が、必要されるときに起こることを、始動信号の単一の故障が妨げないように4分の2投票を用いる。更に、始動信号の単一の故障は、偽りの又は意図しない原子炉トリップ又はESF機器作動が必要とされないときに、それらをもたらさないことになる。) i [0143]-[0147] 「[0143] The MPS 200 also incorporates functional independence by implementing each set of safety functions, which is used to mitigate a particular transient event on an independent SFM with a unique logic engine for that particular set of safety functions.」 (MPS200はまた、安全機能の各セットを実装することによって機能独立性を組み込み、安全機能の各セットは、独立したSFM上での特定の過渡事象を、安全機能のその特定のセットのための固有の論理エンジンによって緩和するのに使用される。) …(中略)… 「[0147] Design diversity is also incorporated by process as each set of programmable digital hardware may be designed by different design teams using different sets of design tools. As one example, the safety function(s) may be implemented in a microprocessor. In this example, the safety function(s) may be evaluated in a sequential manner that, in some aspects, may introduce a dependency of one safety function (A2 for instance) on another safety function (Al for instance) due to the sequential operation of the processing loop. As another example, the safety functions may be implemented in a state-based field programmable gate array (FPGA). In this example, each safety function may be evaluated independently of every other safety function. This latter example may ensure an increased independence by removing any dependence of the processing of one safety function on another safety function.」 (プログラマブルデジタルハードウェアの各セットは、設計ツールの異なるセットを使用して異なる設計チームによって設計され得るため、設計多様性もまたプロセスによって組み込まれる。一例として、安全機能は、マイクロプロセッサに実装されてもよい。この例において、安全機能は、シーケンシャルな方法で評価されてもよく、シーケンシャルな方法は、幾つかの局面において、処理ループのシーケンシャル動作に起因して、1つの安全機能(例えばA2)の別の安全機能(例えばA1)に対する依存性を導入してもよい。別の例として、安全機能は、状態ベースフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)に実装されてもよい。この例において、各安全機能は、全ての他の安全機能と独立に評価されてもよい。この後者の例は、別の安全機能に対する1つの安全機能の処理のあらゆる依存性を除去することによって独立性の増加を保証し得る。) j [0150] 「[0150] FIG. 5 illustrates a block diagram of a safety function module (SFM) 500 of anMPS of an I&C system for a nuclear power system. FIG. 6 illustrates a block diagram of a communications module (CM) 600 of an MPS of an I&C system for a nuclear power system. FIG. 7 illustrates a block diagram of an equipment interface module (EIM) 700 of an MPS of an I&C system for a nuclear power system. FIG. 8 (discussed below) illustrates the communications paths within a chassis (e.g., a mechanical structure that interconnects one or more SFM 500, CM 600, and EIM 700). Generally, the illustrated modules 500, 600, and 700, interconnected within a chassis (as illustrated with chassis 800 and as described below), implement the safety functions of the MPS 200 and make up the separation group level modules (e.g., signal conditioners 204a-204d, trip determinations 208a-208d), the RTS level modules (e.g., RTS voting 214/216), and the ESFAS level modules (e.g., ESFAS voting 212/218). In some aspects, having three types of modules (500, 600, and 700) may minimize the number of line replaceable units, thereby minimizing obsolescence. Further, these modules (500, 600, and 700) may be functionally independent so that a single failure in any individual module (500, 600, and 700) does not propagate to other modules or other safety functions. Further, the combinations of modules (500, 600, and 700) as implemented in FIGS. 8A-8C may provide for discrete, deterministic safety signal paths.」 (図5は、原子力システムのためのI&CシステムのMPSの安全機能モジュール(SFM)500のブロック図を図示している。図6は、原子力システムのためのI&CシステムのMPSの通信モジュール(CM)600のブロック図を図示している。図7は、原子力システムのためのI&CシステムのMPSの機器インタフェースモジュール(EIM)700のブロック図を図示している。(以下で論じる)図8は、筐体(例えば、1つ又は複数のSFM500、CM600、及びEIM700を相互接続する機械的構造)内の通信経路を図示している。一般的に、(筐体800によって図示され、以下で述べられる)筐体内で相互接続された図示されたモジュール500、600、及び700は、MPS200の安全機能を実装し、分離グループレベルモジュール(例えば、信号調節器204a~204d、トリップ決定208a~208d)、RTSレベルモジュール(例えば、RTS投票214/216)、及びESFASレベルモジュール(例えば、ESFAS投票212/218)を構成する。幾つかの局面において、3つの型のモジュール(500、600、及び700)を有することは、作業ラインで交換可能なユニットの数を最小にし、それにより、旧式化を最小にすることができる。更に、これらのモジュール(500、600、及び700)は、どの個々のモジュール(500、600、及び700)における単一の故障も、他のモジュール又は他の安全機能に伝搬しないように機能的に独立であってもよい。更に、図8A~8Cにおいて実装されるモジュール(500、600、及び700)の組合せは、離散的で決定論的な安全信号経路をもたらし得る。) k [0162]-[0165]、FIG.7 「[0162] Turning to FIG. 7, the EIM 700, generally, provides an interface to each component within the nuclear power system within the RTS and/or ESFAS level systems, in order for trip determinations to be voted on and component-level actuations and manipulations to be made. As illustrated, the EIM 700 includes output blocks 720, an equipment feedback block 718, a IE manual input 716, a non-IE manual input 714, a voting engine 722, a priority logic block 721, an equipment control block 723, and communication blocks 724/726/728. Generally, the EIM 700 may perform voting, and in some cases double voting (e.g., two out of three voting for communication and two out of four voting for trip signals), based on trip signals to ensure that failures of a single component do not propagate within channel-level interconnects, RTS-level interconnects, and ESFAS-level interconnects of an MPS of an I&C system for a nuclear power system (e.g., MPS 200). The EIM 700 may perform a priority assignment for the automatic signal from the voting 722, manual actuation/IE input 716, and non-IE input 714.」 (図7を見ると、EIM700は、一般的に、RTS及び/又はESFASレベルシステム内の原子力システム内で各コンポーネントに対するインタフェースを提供して、トリップ決定が投票され、コンポーネントレベルの作動及び操作が行われる。図示されるように、EIM700は、出力ブロック720、機器フィードバックブロック718、1E手動入力716、非1E手動入力714、投票エンジン722、優先度論理ブロック721、機器制御ブロック723、及び通信ブロック724/726/728を含む。一般的に、EIM700は、トリップ信号に基づいて、投票また幾つかの場合には2重投票(例えば、通信のための3分の2投票及びトリップ信号のための4分の2投票)を実行して、単一のコンポーネントの故障が、原子力システム(例えば、MPS200)のためのI&CシステムのMPSのチャネルレベル相互接続、RTSレベル相互接続、及びESFASレベル相互接続内で伝搬しないことを保証してもよい。EIM700は、投票722、手動作動/1E入力716、及び非1E入力714からの自動信号について優先度割当てを実行してもよい。) …(中略)… 「[0165] The IE manual input block 716 may provide multiple (e.g., up to two or more in some examples) manual input signals 706. This portion of the EIM 700 may be dedicated to manual inputs and is utilized in the priority logic block 721.」 (1E手動入力ブロック716は、複数の(例えば、最大2つ又は幾つかの例ではそれより多い数の)手動入力信号706を提供してもよい。EIM700のこの部分は、手動入力に専用であってもよく、優先度論理ブロック721において利用される。) 「 [図:0001403257000006.jpg] 」 l [0189]-[0190]、FIG.10 「[0189] FIG. 10 illustrates a diversity analysis diagram for an I&C system 135 for a nuclear power system. For the purpose of a diversity analysis, the blocks identified in FIG. 10 represent a level of detail that simplifies system examination. Blocks have been selected to represent a physical subset of equipment and software whose internal failures can be assumed not to propagate to other blocks based on their attributes.」 (図10は、原子力システムのためのI&Cシステム135のための多様性分析図を図示している。多様性分析の目的ために、図10において特定されるブロックは、システム検査を簡略化する或るレベルの詳細を示す。ブロックは、機器及びソフトウェアの物理的サブセットであって、それらの内部故障がそれらの属性に基づいて他のブロックに伝搬しないと仮定され得る、機器及びソフトウェアの物理的サブセットを表すように選択された。) 「[0190] As illustrated, blocks in the diagram of FIG. 10 illustrate an I&C system; in this example, I&C system 135. Block 1002 represents the non-IE monitoring and indication equipment, block 1004a/b represent IE monitoring and indication I and II, respectively, blocks 1006a/b represent Safety Blocks I and II, respectively. Block 1006a includes Separation Groups A and C, RTS I, and ESFAS I, while block 1006b includes Separation Groups B and D, RTS II, and ESFAS II. Block 1008 represents the MCS. As illustrated, connection lines with arrows indicate communication between blocks.」 (図示されるように、図10の図内のブロックは、I&Cシステム、この例では、I&Cシステム135を図示している。ブロック1002は、非1E監視及び指示機器を表し、ブロック1004a/bは、1E監視及び指示I及びIIをそれぞれ表し、ブロック1006a/bは、安全ブロックI及びIIをそれぞれ表す。ブロック1006aは、分離グループA及びC、RTS I、及びESFAS Iを含む一方、ブロック1006bは、分離グループB及びD、RTS II、及びESFAS IIを含む。ブロック1008はMCSを表す。図示されるように、矢印を有する接続ラインはブロック間の通信を示す。) 「 [図:0001403257000007.jpg] 」 m [0197]-[0200] 「[0197] IE monitoring and indication may be accomplished using two divisions of video display units (VDUs) and physical switches. Each division of IE monitoring and indication (M/I) may be a block 1004a/b. With respect to design diversity, each division of M/I may provide plant status information on digital displays to the operator and has manual switches to manually initiate, at the division level, any protective action. With respect to signal diversity, the operator may have all measured variables utilized by the MPS to determine if a trip and/or ESF actuation is needed. Although not as fast, the operator may have multiple measured variables of different physical effects to make the same determination as the MPS.」 (1E監視及び指示は、ビデオ表示ユニット(VDU)及び物理的スイッチの2つの区分を使用して達成されてもよい。1E監視及び指示(M/I)の各区分はブロック1004a/bであってもよい。設計多様性に関して、M/Iの各区分は、プラント状態情報をディジタルディスプレー上でオペレータに提供してもよく、また、区分レベルで、任意の保護動作を手動で始動する手動スイッチを有する。信号多様性に関して、オペレータは、MPSによって利用される全ての被測定変数を有し、トリップ及び/又はEFS作動が必要とされるかを判定してもよい。同程度に速くはないものの、オペレータは、異なる物理効果の複数の被測定変数を有して、MPSと同じ判定を行い得る。 「[0198] Diversity Attributes Between Blocks」 (ブロック間の多様性属性) 「[0199] Regarding human diversity, the software of Safety Block I and IE M/I I may be designed by one design team, with Safety Block II and IE M/l II may be designed by a different design team. Additionally, independent verification and validation teams may review the work of each design team to ensure design correctness. The above mentioned design teams are also different from those assigned to the Module Control System (MCS) and the non-IE M/I.」 (人間多様性に関して、安全ブロックI及び1E M/I Iのソフトウェアは、1つの設計チームによって設計されてもよく、安全ブロックII及び1E M/I IIは、異なる設計チームによって設計されてもよい。更に、独立した検証及び妥当性確認チームが、各設計チームの作業を再検討して、設計の正しさを保証し得る。先に述べた設計チームは、同様に、モジュール制御システム(MCS)及び非1E M/Iに割り当てられる設計チームとは異なる。) 「[0200] Design diversity is the use of different approaches including both software and hardware to solve the same or similar problem. To limit the potential and the consequences of a CCF, Safety Block I 1004a and IE M/I I block 1006a may use a different programmable technology than Safety Block II and IE M/I II. MCS and Non-IE M/I may also have a different programmable technology. Along with other attributes discussed below, different hardware designs may have different failure modes and, thus, reduce the possibility of a CCF affecting more than one block. For example, except for M/I blocks, blocks may be physically separated into different rooms. This is intended to further reduce coupling factors that could create the condition for multiple components to be involved in a CCF event.」 (設計多様性は、同じか又は類似の問題を解決するために、ソフトウェアとハードウェアとの双方を含む異なるアプローチを使用することである。CCFの可能性及び結果を制限するため、安全ブロックI 1004a及び1E M/I I ブロック1006aは、安全ブロックII及び1E M/I IIとは異なるプログラマブル技術を使用してもよい。MCS及び非1E M/Iもまた、異なるプログラマブル技術を有してもよい。以下で論じる他の属性と共に、異なるハードウェア設計は、異なる故障モードを有してもよく、ひいては、CCFが2つ以上のブロックに影響を及ぼす可能性を減少させてもよい。例えば、M/Iブロックを除いて、ブロックは、異なる部屋に物理的に分離されてもよい。これは、複数のコンポーネントがCCF事象に関わる状態を生成し得る結合因子を更に減少させることが意図されている。) n [0209]、FIG.11 「[0209] Another analysis guideline is the Echelon Requirement. In order to provide blocks representing a level of detail that simplifies system examination, the four conceptual echelons of defense are not only combined (e.g., RTS and ESFAS) in some blocks but are also divided into separate blocks (e.g., Safety Block I and II, IE M/I I and II). In some aspects, separation groups, RTS, and ESFAS are grouped into safety blocks according to the programmable technology on which they are based. For example, each half of MPS (e.g., two of four separation groups, one of two divisions of ESFAS, and one of two divisions of RTS) or one safety block may have sufficient diversity attributes. Different design teams (human diversity) utilizing different programmable digital hardware based on different programmable technology (design and equipment diversity) which requires the use of different design tools (software diversity). The M/I echelons may also be split into separate blocks. The IE M/I blocks may be split to identify that they have similar diversity attributes as safety blocks. How the chosen blocks fall into the four echelons of defense is illustrated FIG. 11, which shows diagram 1100.」 (別の分析指針は階層要件である。システム検査を簡略化する詳細レベルを表すブロックを提供するため、防護の4つの概念的な階層が、幾つかのブロックにおいて組み合わされる(例えば、RTS及びESFAS)だけでなく、別個のブロック(例えば、安全ブロックI及びII、1E M/I I及びII)に分割される。幾つかの局面において、分離グループ、RTS、及びESFASは、それらが基づくプログラマブル技術に従って安全ブロックにグループ化される。例えば、MPSのそれぞれの半分(例えば、4つの分離グループのうちの2つ、ESFASの2つの区分のうちの1つ、及びRTSの2つの区分のうちの1つ)又は1つの安全ブロックは、十分な多様性属性を有してもよい。異なる設計チーム(人間多様性)は、異なるプログラマブル技術(設計及び機器多様性)に基づいて異なるプログラマブルデジタルハードウェアを利用し、異なるプログラマブル技術は、異なる設計ツール(ソフトウェア多様性)の使用を必要とする。M/I階層は、同様に別個のブロックに分割されてもよい。1E M/Iブロックは、分割されて、1E M/Iブロックが安全ブロックと類似の多様性属性を有することを特定してもよい。選択されたブロックがどのようにして防護の4つの階層の中に入るかが図11に図示され、図11はダイアグラム1100を示す。) 「 [図:0001403257000008.jpg] 」 o [0211] 「[0211] Another analysis guideline is the Postulated Common-Cause Failure of Blocks. The IE M/I blocks involve a combination of video display units (digital hardware) and manual controls (non-digital hardware). The VDUs may be designed for indication only and do not have the capability to control equipment. The manual controls in each IE M/I block 1004a/b provide the operator the ability to initiate, at the division level, any protective action that is automatically performed by Safety Block I or II. With the indication and manual control being, in some examples, different hardware (e.g., digital vs. open/close contact switches), a CCF can be assumed to affect one or the other, but not both. For both a software and hardware CCF, a fail-as-is condition results in one division of operator displays indicating false safe operating conditions or failure of one division of manual switches. The VDUs may have little or no control capabilities so they may not provide spurious actuation; however, with a software CCF the VDUs may provide false indication of a successful actuation or provide incorrect plant conditions requiring an operator to initiate spurious protective actions.」 (別の分析指針はブロックの想定共通原因故障である。1E M/Iブロックは、ビデオ表示ユニット(デジタルハードウェア)と手動制御装置(非デジタルハードウェア)との組合せを含む。VDUは、指示のためだけに設計されてもよく、機器を制御する能力を持たない。各1E M/Iブロック1004a/b内の手動制御は、安全ブロックI又はIIによって自動的に実行される任意の保護動作を区分レベルで始動する能力をオペレータに提供する。指示及び手動制御が、幾つかの例において異なるハードウェア(例えば、デジタル対オープン/クローズ接点スイッチ)である状態で、CCFは、両方ではないが、一方又は他方に影響を及ぼすと仮定され得る。ソフトウェアCCFとハードウェアCCFの双方について、故障したままの状態は、1つの区分のオペレータ表示が、誤った安全運転状態又は1つの区分の手動スイッチの故障を示すことをもたらす。VDUは、制御能力をほとんど又は全く有していない場合があるため、誤った作動を提供しない場合がある。しかしながら、ソフトウェアCCFの場合、VDUは、成功裡の作動の誤った指示を提供するか又は不正確なプラント状態を提供し、オペレータが誤った保護動作を始動することを要求する場合がある。) p [0218] 「[0218] Another analysis guideline is Output Signals. In some aspects, the I&C architecture may prevent errors from propagating backwards into the output of a previous block. All information from Safety Block I and II to IE M/I may be sent through optically-isolated transmit- only communication engines (as shown in CM 600). Signals from IE M/I to safety blocks may be open/close contacts from manual switches whose position or contact state cannot be changed by a CCF in safety blocks. The communication between safety blocks may be data sent from separation group A and C to Division II of ESFAS and RTS, and separation group B and D to Division I of ESFAS and RTS. The four separation groups are independent and redundant; however, for illustrative purposes of FIG. 10, the separation groups are grouped into safety blocks according to the programmable technology it uses. Similar to communication between safety blocks and IE M/I, communication from separation groups to any division of RTS and ESFAS may be through optically isolated transmit-only communication engines. Non-safety inputs to safety blocks may be to the ESFAS EIMs, which may be limited to isolated open/close contacts.」 (別の分析指針は出力信号である。幾つかの局面において、I&Cアーキテクチャは、エラーが後方に伝搬して前のブロックの出力に入るのを防止し得る。安全ブロックI及びIIから1E M/Iへの全ての情報は、(CM600内に示される)光学的に絶縁された送信のみの通信エンジンを通して送出され得る。1E M/Iから安全ブロックへの信号は、手動スイッチからのオープン/クローズ接点であってもよく、手動スイッチの位置又は接点状態を、安全ブロック内のCCFは変更できない。安全ブロック間の通信情報は、分離グループA及びCからESFAS及びRTSの区分IIに、また、分離グループB及びDからESFAS及びRTSの区分Iに送出されるデータであってもよい。4つの分離グループは、独立しかつ冗長性がある。しかしながら、図10の例証のために、分離グループは、それらが使用するプログラマブル技術に従って安全ブロックにグループ化される。安全ブロックと1E M/Iとの間の通信と同様に、分離グループからRTS及びESFASの任意の区分への通信は、光学的に絶縁された送信のみの通信エンジンを通してもよい。安全ブロックへの非安全入力は、ESFAS EIMに対するものであってもよく、絶縁されたオープン/クローズ接点に限定されてもよい。) (イ) 引用文献からの読み取れる事項の認定 前記(ア)gの[0135]、[0136]及びFIG.2Aの記載から、引用文献から、「区分IのためのRTS投票214に区分Iのための手動トリップ234が入力され、区分IIのためのRTS投票216に区分IIのための手動トリップ236が入力される」ことが読み取れる。 (ウ) 引用発明の認定 前記(ア)に摘記した引用文献の記載事項及び前記(イ)で認定した引用文献から読み取れる事項を総合すると、引用文献には次の発明(以下「引用発明」という。)が記載されていると認められる。 <引用発明> 「原子炉保護システムであって、([0004]) 複数の機能的に独立したモジュールであって、モジュールの各々は、原子炉安全システムから複数の入力を受信し、少なくとも部分的に複数の入力に基づいて安全動作を論理的に決定するように構成された、複数の機能的に独立したモジュールと、少なくとも部分的に複数の入力に基づいた安全動作決定を受信するために、複数の機能的に独立したモジュールに通信可能に接続された1つ又は複数の原子炉安全アクチュエータとを含んでおり、([0004]) システム100は、複数の原子力システム150と、原子炉計装及び制御(I&C)システム135とを含み、I&Cシステム135は、自動始動信号、自動及び手動制御信号、並びに監視及び指示ディスプレイを提供して、システム100における故障状態の結果を防止又は緩和し、([0090]) I&Cシステム135は、主制御室140、モジュール(又は原子炉)保護システム(MPS)145、及び非安全モジュール制御システム(MCS)155を含み、主制御室140は、各原子力システム150のための制御装置及び計器のセット141を含み、制御装置及び計器の各セット141は、手動1E制御装置142、1E計器143、並びに非1E制御装置及び計器144を含み、([0100]) MPS145は、手動1E制御装置142及び1E計器143とそれぞれ一方向通信状態にあり、([0102]) MPS145は、RTS147及びESFAS148を含み、RTS147は、原子炉トリップを生成するために利用され得るプラントパラメータを監視するため、独立した測定チャネルを有する4つの独立した分離グループ(例えば、同じクラス-1E電気チャネル指定(A、B、C、又はD)を有するプロセスチャネルの物理的分類であって、別個でかつ独立した給電部及びプロセス計装送信機が設けられ、また、そのグループのそれぞれが、他のグループと物理的にかつ電気的に独立している、プロセスチャネルの物理的分類)を含み、([0103]) ESFAS148は、独立した測定チャネルを有する4つの独立した分離グループを含み、独立した測定チャネルはプラントパラメータを監視し、プラントパラメータは、工学的安全施設(ESF)機器の運転を起動するのに使用され、([0104]) システム100は、制御システム、原子炉トリップ又はスクラムシステム、ESFAS、及び、監視及び計器システムの防護の4つの階層を含み、([0105]) システム100は、複数レベルの多様性を含み、多様性は、異なる技術、論理、又はアルゴリズムを使用して異なるパラメータを検知する計装システム、又は、作動手段の原理に適用されて、重大事象を検出し、重大事象に応答する幾つかの方法を提供し、一般的に、6つの多様性の属性、すなわち、人間多様性、設計多様性、ソフトウェア多様性、機能多様性、信号多様性、及び機器多様性が存在し、([0110]) MPS200は、センサ及び検出器の4つの分離グループ(例えば、センサ202a~202d)、信号調節及び信号調節器の4つの分離グループ(例えば、信号調節器204a~204d)、トリップ決定の4つの分離グループ(例えば、トリップ決定208a~208d)、RTS投票及び原子炉トリップ遮断器の2つの区分(例えば、区分I RTS投票214及び区分II RTS投票216)、及び、工学的安全施設作動システム(ESFAS)投票及び工学的安全施設(ESF)機器の2つの区分(例えば、区分I ESFAS投票212及びESF機器224並びに区分II ESFAS投票218及びESF機器226)を含み、([0125]) 信号調節器204a~204dはそれぞれ、複数の入力モジュール270a~270nからなり、([0128]) 各入力モジュール270a~270nは、アナログ回路及びデジタル回路からなり、([0129]) トリップ決定208a~208dは、信号調節器204a~204dからシリアルインタフェースを介してデジタルフォーマットでセンサ入力値を受信し、トリップ決定208a~208dはそれぞれ、独立した安全機能モジュール(SFM)272a~272nからなり、各SFM272a~272nは、安全機能の1つのセットを実装することに専用の固有の論理エンジンを含み、([0130]) 各トリップ決定208a~208dにおけるSFMは、必要である場合、所定の設定点に基づいて原子炉トリップ決定を行い、トリップ要求又はトリップなし要求信号を、絶縁された、3重冗長性があり送信のみのシリアル接続によって各RTS区分(例えば、それぞれ、区分I及びIIのRTS投票214及び216)に提供し、([0132]) 特定のトリップ決定208aは、トリップ要求又はトリップなし要求信号を、監視及び指示(M&I)出力278a及び278b(1区分について1つ)並びに非1E出力280に提供し、([0134]) 区分IのためのRTS投票214に区分Iのための手動トリップ234が入力され、区分IIのためのRTS投票216に区分IIのための手動トリップ236が入力され、(前記(イ)の認定事項) MPS200の実装形態は、主要要素間の高いレベルの独立性を保証し、これは、センサ及び検出器の4つの分離グループ202a~202d、トリップ決定の4つの分離グループ、RTS214/214の2つの区分、ESFAS回路構成212/218の2つの区分、及びESF機器224/226の2つの区分の間の独立性を含み、([0140]) MPS200の実装形態は、アーキテクチャの複数のエリアにおいて冗長性を更に組み込んでおり、MPS200内の冗長性は、センサ及び検出器の4つの分離グループ、トリップ決定、及びRTS及びESFAS回路構成の2つの区分を含み、([0142]) MPS200はまた、安全機能の各セットを実装することによって機能独立性を組み込み、([0143]) プログラマブルデジタルハードウェアの各セットは、設計ツールの異なるセットを使用して異なる設計チームによって設計され得るため、設計多様性もまたプロセスによって組み込まれ、安全機能は、状態ベースフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)に実装されてもよく、この例は、別の安全機能に対する1つの安全機能の処理のあらゆる依存性を除去することによって独立性の増加を保証し、([0147] 原子力システムのためのI&CシステムのMPSの安全機能モジュール(SFM)500、通信モジュール(CM)600、機器インタフェースモジュール(EIM)700は、MPS200の安全機能を実装し、分離グループレベルモジュール(例えば、信号調節器204a~204d、トリップ決定208a~208d)、RTSレベルモジュール(例えば、RTS投票214/216)、及びESFASレベルモジュール(例えば、ESFAS投票212/218)を構成し、([0150]) EIM700は、RTS及び/又はESFASレベルシステム内の原子力システム内で各コンポーネントに対するインタフェースを提供して、トリップ決定が投票され、コンポーネントレベルの作動及び操作が行われ、出力ブロック720、機器フィードバックブロック718、1E手動入力716、非1E手動入力714、投票エンジン722、優先度論理ブロック721、機器制御ブロック723、及び通信ブロック724/726/728を含み、([0162]) 1E手動入力ブロック716は、複数の手動入力信号706を提供し、([0165]) ブロックは、機器及びソフトウェアの物理的サブセットであって、それらの内部故障がそれらの属性に基づいて他のブロックに伝搬しないと仮定され得る、機器及びソフトウェアの物理的サブセットを表し、([0189]) I&Cシステム135は、1E監視及び指示I及びIIをそれぞれ表すブロック1004a/b、安全ブロックI及びIIをそれぞれ表すブロック1006a/bを有し、([0190]) 1E監視及び指示は、ビデオ表示ユニット(VDU)及び物理的スイッチの2つの区分を使用して達成され、1E監視及び指示(M/I)の各区分はブロック1004a/bであり、設計多様性に関して、M/Iの各区分は、プラント状態情報をディジタルディスプレー上でオペレータに提供し、([0197]) 設計多様性は、同じか又は類似の問題を解決するために、ソフトウェアとハードウェアとの双方を含む異なるアプローチを使用することであり、安全ブロックI 1004a及び1E M/I I ブロック1006aは、安全ブロックII及び1E M/I IIとは異なるプログラマブル技術を使用し、([0200]) 分離グループ、RTS、及びESFASは、それらが基づくプログラマブル技術に従って安全ブロックにグループ化され、MPSのそれぞれの半分(例えば、4つの分離グループのうちの2つ、ESFASの2つの区分のうちの1つ、及びRTSの2つの区分のうちの1つ)又は1つの安全ブロックは、十分な多様性属性を有し、異なるプログラマブル技術(設計及び機器多様性)に基づいて異なるプログラマブルデジタルハードウェアを利用し、1E M/Iブロックは、分割されて、1E M/Iブロックが安全ブロックと類似の多様性属性を有し、([0209]) 1E M/Iブロックは、ビデオ表示ユニット(デジタルハードウェア)と手動制御装置(非デジタルハードウェア)との組合せを含む、([0211]) 安全ブロックI及びIIから1E M/Iへの全ての情報は、光学的に絶縁された送信のみの通信エンジンを通して送出される、([0218]) 原子炉保護システム」 ウ 特開2016-180944号公報に記載された事項及び周知技術の認定 (ア) 特開2016-180944号公報に記載された事項 本審決において新たに引用される特開2016-180944号公報には、以下の事項が記載されている。下線は当合議体が付したものである。 「【0029】 [第1の実施形態の説明:図1] 図1を用いて、表示装置の第1の実施形態の構成を説明する。 図1は、表示装置を説明するブロック図である。図1に示すように、表示装置100は、液晶パネル101、m本の走査線R1~Rmを駆動する走査線駆動回路103、n本のデータ信号線C1~Cnを駆動するデータ信号線駆動回路102、制御回路104から構成される。 制御回路104は、表示データ記憶部105、データ比較部106を有しているが、これら2つの要素は、制御回路104の外部に設けてもよい。 【0030】 制御回路104は、特に指定はしないがFPGA(Field Programmable Gtae Array)やCPU(Central Processing Unit)など、その内部にあらかじめ制御動作プログラムを格納した回路によって構成できる。そして、走査線駆動回路103とデータ信号線駆動回路102、および表示データ記憶部105、データ比較部106の各動作自体や動作タイミングを制御する。」 「 [図:0001403257000009.jpg] 」 (イ) 周知技術の認定 前記(ア)で例示した特開2016-180944号公報の記載と、本願優先日の技術常識によれば、以下の内容は本願優先日における周知技術といえる。 <周知技術> 「表示装置の制御回路を、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)で構成すること」 エ 対比 (ア) 対比分析 本件補正発明と引用発明を対比する。 a 引用発明の「原子炉保護システム」は、本件補正発明の「原子炉保護システム」に相当する。 b(a) 引用発明の「MPS200の安全機能を実装[する]」「原子力システムのためのI&CシステムのMPSの安全機能モジュール(SFM)500、通信モジュール(CM)600、機器インタフェースモジュール(EIM)700」が構成する「分離グループレベルモジュール(例えば、信号調節器204a~204d、トリップ決定208a~208d)、RTSレベルモジュール(例えば、RTS投票214/216)、及びESFASレベルモジュール(例えば、ESFAS投票212/218)」は、「MPS200の実装形態は、主要要素間の高いレベルの独立性を保証し、これは、センサ及び検出器の4つの分離グループ202a~202d、トリップ決定の4つの分離グループ、RTS214/214の2つの区分、ESFAS回路構成212/218の2つの区分、及びESF機器224/226の2つの区分の間の独立性を含[む]」ことを勘案すれば、引用発明の「複数の機能的に独立したモジュールであって、モジュールの各々は、原子炉安全システムから複数の入力を受信し、少なくとも部分的に複数の入力に基づいて安全動作を論理的に決定するように構成された、複数の機能的に独立したモジュール」に該当するモジュールであることが理解できる。 (b) そして、引用発明の「複数の機能的に独立したモジュール」は、本願発明の「複数の機能的に独立したモジュール」に相当する。 (c) 引用発明の「モジュールの各々は、原子炉安全システムから複数の入力を受信し、少なくとも部分的に複数の入力に基づいて安全動作を論理的に決定するように構成され[る]」ことは、モジュールは通常ハードウェアにより構成されることを勘案すれば、本件補正発明の「前記複数の機能的に独立したモジュールの各々のハードウェアが、(1)原子炉安全システムから複数の入力を受け取り、(2)前記複数の入力に少なくとも部分的に基づいて安全措置を論理的に判定するように構成され[る]」ことに相当する。 (d) 引用発明の「信号調節器204a~204d」である「複数の入力モジュール270a~270n」が、「アナログ回路及びデジタル回路からな[る]」こと、「トリップ決定208a~208dは、信号調節器204a~204dからシリアルインタフェースを介してデジタルフォーマットでセンサ入力値を受信[する]」ことからみて、引用発明の「複数の機能的に独立したモジュール」の各々が、「デジタルモジュール又は複合型デジタル及びアナログモジュールを備え[る]」ものであることは明らかである。 (e) 引用発明は、「MPS200の実装形態は、アーキテクチャの複数のエリアにおいて冗長性を更に組み込んでおり、MPS200内の冗長性は、センサ及び検出器の4つの分離グループ、トリップ決定、及びRTS及びESFAS回路構成の2つの区分を含[む]」ものであり、かつ、「MPSのそれぞれの半分(例えば、4つの分離グループのうちの2つ、ESFASの2つの区分のうちの1つ、及びRTSの2つの区分のうちの1つ)又は1つの安全ブロックは、十分な多様性属性を有[する]」ものであるから、前記(a)も勘案すると、引用発明の「複数の機能的に独立したモジュール」は、「前記安全措置を論理的に判定するときに冗長又は重複するデータの別個の処理を介して1つ又は複数の形態の処理多様性を提供するように構成される」ものであるといえる。 (f) 前記(b)~(e)をまとめると、本件補正発明と引用発明は、「複数の機能的に独立したモジュールであって、前記複数の機能的に独立したモジュールの各々のハードウェアが、(1)原子炉安全システムから複数の入力を受け取り、(2)前記複数の入力に少なくとも部分的に基づいて安全措置を論理的に判定するように構成され、前記機能的に独立したモジュールの各々が、デジタルモジュール又は複合型デジタル及びアナログモジュールを備え、前記複数の機能的に独立したモジュールは、前記安全措置を論理的に判定するときに冗長又は重複するデータの別個の処理を介して1つ又は複数の形態の処理多様性を提供するように構成される、複数の機能的に独立したモジュール」を備える点で一致する。 c(a) 引用発明の「機器インタフェースモジュール(EIM)」に含まれる、「複数の手動入力信号706を提供」する「1E手動入力ブロック716」は、手動入力信号706を提供するという機能単位を構成するものであるから、「モジュール」であるといえる。 (b) また、引用発明の「1E手動入力ブロック716」は、「区分IのためのRTS投票214に区分Iのための手動トリップ234が入力され、区分IIのためのRTS投票216に区分IIのための手動トリップ236が入力され[る]」よう構成されるものであると解されるから、前記b(a)を勘案すると、「複数の機能的に独立したモジュール」に電気的に結合されたものであるといえる。 (c) 前記(a)及び(b)を踏まえると、本件補正発明と引用発明は、「前記複数の機能的に独立したモジュールのうちの1つ又は複数に電気的に結合されたモジュール」を備える点で共通する。 d(a) 引用発明の「1E監視及び指示I及びIIをそれぞれ表すブロック1004a/b」は、「ビデオ表示ユニット(VDU)及び物理的スイッチの2つの区分を使用して達成され」、「プラント状態情報をディジタルディスプレー上でオペレータに提供し」、「ビデオ表示ユニット(デジタルハードウェア)と手動制御装置(非デジタルハードウェア)との組合せを含む」ものであり、監視及び指示という機能単位を構成するものであるから、「モジュール」であるといえる。 (b) また、引用発明の「1E監視及び指示I及びIIをそれぞれ表すブロック1004a/b」は、デジタルハードウェアであるビデオ表示ユニット(VDU)によって、プラント状態情報をディジタルディスプレー上でオペレータに提供するものであるところ、プラント状態情報をディジタルディスプレー上に表示するためには、引用発明の「1E監視及び指示I及びIIをそれぞれ表すブロック1004a/b」が表示インタフェースの機能を備える必要があることは技術常識から見て明らかである。 (c) 前記(a)及び(b)から、引用発明の「1E監視及び指示I及びIIをそれぞれ表すブロック1004a/b」は、本件補正発明の「2つの表示インタフェースモジュール(DIM)」に相当するといえる。 (d) さらに、引用発明は、「安全ブロックI及びIIから1E M/Iへの全ての情報は、光学的に絶縁された送信のみの通信エンジンを通して送出される」ものであり、「安全ブロックI及びII」は、「複数の機能的に独立したモジュール」である分離グループ、RTS、及びESFAS(前記b(a)参照)がグループ化されたものであることや、「特定のトリップ決定208aは、トリップ要求又はトリップなし要求信号を、監視及び指示(M&I)出力278a及び278b(1区分について1つ)並びに非1E出力280に提供」することから、前記b(a)も勘案すると、「複数の機能的に独立したモジュール」と「1E監視及び指示I及びII」が結合されていることは明らかである。 (e) 前記(c)及び(d)をまとめると、本件補正発明と引用発明は、「前記複数の機能的に独立したモジュールに結合された少なくとも2つの表示インタフェースモジュール(DIM)」を備える点で一致する。 e 引用発明の「少なくとも部分的に複数の入力に基づいた安全動作決定を受信するために、複数の機能的に独立したモジュールに通信可能に接続された1つ又は複数の原子炉安全アクチュエータ」は、本件補正発明の「前記複数の入力に少なくとも部分的に基づいた前記安全措置の判定を受け取るように、前記複数の機能的に独立したモジュールに通信可能に結合された1つ又は複数の原子炉安全アクチュエータ」に相当するから、本件補正発明と引用発明は、「前記複数の入力に少なくとも部分的に基づいた前記安全措置の判定を受け取るように、前記複数の機能的に独立したモジュールに通信可能に結合された1つ又は複数の原子炉安全アクチュエータ」を備える点で一致する。 f(a) 引用発明の「1E監視及び指示I及びIIをそれぞれ表すブロック1004a/b」は、前記d(d)で検討したように、「複数の機能的に独立したモジュール」である分離グループ、RTS、及びESFASがグループ化された「安全ブロックI及びII」から情報が送出されるものであり、情報を送信する「安全ブロックI及びII」における「分離グループ、RTS、及びESFAS」が「前記複数の機能的に独立したモジュールの中の1つ又は複数のモジュールの一意の部分集合」に相当するから、引用発明の「1E監視及び指示I及びIIをそれぞれ表すブロック1004a/b」は、「(1)前記複数の機能的に独立したモジュールの中の1つ又は複数のモジュールの一意の部分集合に結合され[た]」ものであるといえる。 (b) 引用発明の「1E監視及び指示I及びIIをそれぞれ表すブロック1004a/b」は、「1E M/I I ブロック1006aは、1E M/I IIとは異なるプログラマブル技術を使用」するものであり、「異なるプログラマブル技術(設計及び機器多様性)に基づいて異なるプログラマブルデジタルハードウェアを利用[する]」安全ブロックと類似の多様性を有するものであるから、「プログラマブルデジタルハードウェア」を利用するものであるといえ、本件補正発明の「フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路」は「プログラマブルデジタルハードウェア」の一形態であることはよく知られている。 (c) 前記(a)及び(b)をまとめると、本件補正発明と引用発明は、「前記DIMはそれぞれが、(1)前記複数の機能的に独立したモジュールの中の1つ又は複数のモジュールの一意の部分集合に結合され、(2)プログラマブルデジタルハードウェアを含[む]」点で共通する。 g(a) 引用発明の「1E監視及び指示I及びIIをそれぞれ表すブロック1004a/b」は、前記d(a)のとおり、「プラント状態情報をディジタルディスプレー上でオペレータに提供」するものであり、かつ、前記f(b)のとおり、「1E M/I I ブロック1006aは、1E M/I IIとは異なるプログラマブル技術を使用」するものであり、「異なるプログラマブル技術(設計及び機器多様性)に基づいて異なるプログラマブルデジタルハードウェアを利用[する]」安全ブロックと類似の多様性を有するものであるから、「前記データのデジタル表示までの前記1つ又は複数の形態の処理多様性を維持するべく構成される」ものであるといえる。 (b) したがって、前記fも踏まえると、本件補正発明と引用発明は、「前記少なくとも2つのDIMのプログラマブルデジタルハードウェアは、前記データのデジタル表示までの前記1つ又は複数の形態の処理多様性を維持するべく構成される」点で共通する。 (イ) 一致点及び相違点 前記(ア)の対比分析の結果をまとめると、本願発明と引用発明の一致点及び相違点は、それぞれ次のa及びbに示すとおりである。 a 一致点 「複数の機能的に独立したモジュールであって、前記複数の機能的に独立したモジュールの各々のハードウェアが、(1)原子炉安全システムから複数の入力を受け取り、(2)前記複数の入力に少なくとも部分的に基づいて安全措置を論理的に判定するように構成され、前記機能的に独立したモジュールの各々が、デジタルモジュール又は複合型デジタル及びアナログモジュールを備え、前記複数の機能的に独立したモジュールは、前記安全措置を論理的に判定するときに冗長又は重複するデータの別個の処理を介して1つ又は複数の形態の処理多様性を提供するように構成される、複数の機能的に独立したモジュールと、前記複数の機能的に独立したモジュールのうちの1つ又は複数に電気的に結合されたモジュールと、 前記複数の機能的に独立したモジュールに結合された少なくとも2つの表示インタフェースモジュール(DIM)と、 前記複数の入力に少なくとも部分的に基づいた前記安全措置の判定を受け取るように、前記複数の機能的に独立したモジュールに通信可能に結合された1つ又は複数の原子炉安全アクチュエータと を備え 前記DIMはそれぞれが、(1)前記複数の機能的に独立したモジュールの中の1つ又は複数のモジュールの一意の部分集合に結合され、(2)プログラマブルデジタルハードウェアを含み、 前記少なくとも2つのDIMのプログラマブルデジタルハードウェアは、前記データのデジタル表示までの前記1つ又は複数の形態の処理多様性を維持するべく構成される 原子炉保護システム」である点。 b 相違点 (a) 相違点1 複数の機能的に独立したモジュールのうちの1つ又は複数に電気的に結合されたモジュールについて、本件補正発明は「アナログモジュール」であるのに対して、引用発明は「1E手動入力ブロック716」がアナログモジュールであるか明らかでない点。 (b) 相違点2 本件補正発明は、DIMそれぞれが「フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路」を含み、「各FPGA回路は、前記結合された1つ又は複数のモジュールの一意の部分集合に関連付けられたデータをデジタル表示パネルのために表示するときにハードウェアがディスプレイドライバとして機能するべく構成され[る]」のに対して、引用発明は「1E監視及び指示I及びIIをそれぞれ表すブロック1004a/b」が利用する「プログラマブルデジタルハードウェア」が、データをデジタル表示パネルのために表示するときにハードウェアがディスプレイドライバとして機能するべく構成されるフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路であるか明らかでない点。 オ 判断 (ア) 相違点についての判断 前記相違点について検討する。 a 相違点1について 引用発明の1E M/Iブロックに含まれる「手動制御装置(非デジタルハードウェア)」からも明らかなように、手動制御装置を非デジタルハードウェアで構成することは一般的なことであるから、引用発明の「1E手動入力ブロック716」を非デジタルハードウェアの代表的な形態であるアナログモジュールとすることは、ごく一般的な設計事項にすぎない。 b 相違点2について (a) まず、一般に、「プログラマブルデジタルハードウェア」として、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路は、例えば引用発明でも「プログラマブルデジタルハードウェアの各セットは、設計ツールの異なるセットを使用して異なる設計チームによって設計され得るため、設計多様性もまたプロセスによって組み込まれ、安全機能は、状態ベースフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)に実装されてもよく」とされているように、本願優先日前に周知であるから、引用発明の「1E監視及び指示I及びIIをそれぞれ表すブロック1004a/b」が利用する「プログラマブルデジタルハードウェア」として、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路を採用することに困難性はない。 (b) また、引用発明の「1E監視及び指示I及びIIをそれぞれ表すブロック1004a/b」は、デジタルハードウェアであるビデオ表示ユニット(VDU)によって、プラント状態情報をディジタルディスプレー上でオペレータに提供するものであるところ、プラント状態情報をディジタルディスプレー上に表示するためには、ディスプレイドライバとして機能するハードウェアが必要であることは技術常識であるから、引用発明の「1E監視及び指示I及びIIをそれぞれ表すブロック1004a/b」がディスプレイドライバとして機能するハードウェアを有することは自明であるか、又は、「1E監視及び指示I及びIIをそれぞれ表すブロック1004a/b」がディスプレイドライバとして機能するハードウェアを有するように構成することは、技術常識から見て当業者が容易になし得ることである。 (c) また、前記ウで示したとおり、「表示装置の制御回路を、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)で構成すること」は周知技術であるから、前記(a)のように「1E監視及び指示I及びIIをそれぞれ表すブロック1004a/b」が利用する「プログラマブルデジタルハードウェア」として、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路を採用する際に、当該フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路をビデオ表示ユニット(VDU)の制御回路として構成することは当業者が容易になし得たことである。 (d) このとき、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路で構成した制御回路が、相違点2に係る本件補正発明の「データをデジタル表示パネルのために表示するときに」「ディスプレイドライバとして機能する」「ハードウェア」に相当することとなる。 c 総合検討 前記相違点1~2を総合的に勘案しても、本件補正発明の奏する効果としては、引用発明及び周知技術からは予測困難な効果であり、かつ、格別顕著な効果を認めることはできない。 したがって、本件補正発明は、引用発明及び周知技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものである。 (イ) 請求人の主張に対する判断 a 請求人の主張 請求人は、審判請求書において以下の主張をしている。 本願発明によれば、少なくとも2つの表示インタフェースモジュール(DIM)のフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路を、異なるデータ及びグラフィック処理アルゴリズムによってプログラムされ得る異なるFPGAによって構成することができるので、データ表示の冗長性をソフトウェア処理多様性によって維持することができる。 このような本願発明の構成に対し、上記拒絶理由においては、「しかしながら、ディスプレイドライバとしての機能するFPGAを搭載した表示インターフェースモジュールは多種多様なものが市販され、当業者に広く知られており、引用文献1に記載された発明の表示手段としてこれを用いることも適宜なし得たことである。そして、効果として主張する、限られた条件下で設計多様性等を担保できる特徴は、FPGAがすべからく備えているものである」と認定されて「よって、本願請求項1に係る発明は、引用文献1及び周知の技術事項に基づいて、当業者が容易になし得たことである」と結論づけられている。 しかしながら、FPGAに関し、引用文献1には「安全機能は、状態ベースフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)に実装されてもよい」(段落0120)、「通信エンジン606は、例えばFPGA等のプログラマブル論理、マイクロプロセッサ、又は述べた相互接続の間で通信をスケジュールするようにプログラムされる他の離散的論理からなる」(段落0132)と記載されているので、このような一般的な「状態ベースフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)」の記載から、当業者が本願発明のような、異なるデータ及びグラフィック処理アルゴリズムによってプログラムされ得る異なるFPGAによる構成を想到することは困難と考えられる。 また、上記拒絶理由において言及されるように「ディスプレイドライバとしての機能するFPGAを搭載した表示インターフェースモジュールは多種多様なものが市販され、当業者に広く知られて」いるとしても、本願発明のような、異なるデータ及びグラフィック処理アルゴリズムによってプログラムされ得る異なるFPGAによる構成に想到することはやはり困難と考えられる。 上記拒絶理由において言及されるような一般的な「ディスプレイドライバとしての機能するFPGAを搭載した表示インターフェースモジュール」を使用する当業者が、例えば、本願当初明細書の段落0303に「いくつかの実施形態では、各DS2000は、1対のDIM2002及び1対の表示パネル2004を含む。データ表示の冗長性を提供するために、DS2000内の各DIM2002に同じMPS又はPPSデータが提供される。言い換えれば、DS2000内の両方のDIM2002が、同じSDIS出力に接続される。冗長性は、設計多様性を提供するために、各DIM2002内で異なるタイプのFPGA2006を使用することによって、さらに提供される」と記載されるような、同じSDIS出力に接続される2つのDIM2002において、さらに設計多様性を高めるべく異なるタイプのFPGA2006を使用するための動機づけを得ることはできないからである。 いわゆる後知恵のない当業者であれば、上述した引用文献1の「状態ベースフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)」等の記載からFPGAの使用に想到することはあっても、2つの系統のDIMが存在すれば、そこで十分な設計多様性が確保されていると考え、異なるタイプのFPGAの使用にまで想到することはないと思われる。 そうすると、「ディスプレイドライバとしての機能するFPGAを搭載した表示インターフェースモジュール」が周知であるという理由のみによって、「よって、本願請求項1に係る発明は、引用文献1及び周知の技術事項に基づいて、当業者が容易になし得たことである」と結論づけることは妥当とはいえない。 したがって、上記拒絶理由における上記認定及び結論は妥当とはいえないので、本願発明は、いずれの引用文献にも記載されていない特徴を有し、かかる特徴によって、いずれの引用文献に記載された発明からも得ることのできない顕著な効果を奏するとともに、当業者が容易に発明をすることができたものではない。 b 請求人の主張についての検討 審判請求書における請求人の主張について検討する。 請求人の主張する「少なくとも2つの表示インタフェースモジュール(DIM)のフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路を、異なるデータ及びグラフィック処理アルゴリズムによってプログラムされ得る異なるFPGAによって構成すること」は当業者が容易になし得たことであることについては、前記(ア)bで相違点2について検討したとおりである。 特に、「引用文献1では、2つの系統のDIMが存在すれば、そこで十分な設計多様性が確保されていると考え、異なるタイプのFPGAの使用にまで想到することはない」との主張について検討すると、引用発明は、「設計多様性は、同じか又は類似の問題を解決するために、ソフトウェアとハードウェアとの双方を含む異なるアプローチを使用することであり、1E M/I I ブロック1006aは、1E M/I IIとは異なるプログラマブル技術を使用し、」「異なるプログラマブル技術(設計及び機器多様性)に基づいて異なるプログラマブルデジタルハードウェアを利用」するもの(前記エ(ア)g(a)参照)、すなわち、1E M/I Iブロックと1E M/I IIブロックが異なるプログラマブル技術(設計及び機器多様性)に基づいて異なるプログラマブルハードウェアを利用することまで開示するものであるから、異なるFPGAの使用にまで想到することはないとの請求人の主張は、引用文献の記載から見て根拠がないものである。 よって、請求人の主張は採用できない。 カ 独立特許要件についての当審の判断のまとめ 以上検討のとおり、本件補正発明は、引用発明及び周知技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法29条2項の規定により、特許出願の際独立して特許を受けることができない。 (3) 本件補正の適否についての当審の判断のまとめ 前記(2)に示したとおり、本件補正発明は、特許出願の際独立して特許を受けることができないものであるから、本件補正は、特許法17条の2第6項で準用する同法126条7項の規定に違反するものであり、同法159条1項で読み替えて準用する同法53条1項の規定により却下されるべきものである。 よって、前記補正の却下の決定の結論のとおり決定する。 第3 本願発明について 1 本願発明 本件補正は、前記第2のとおり却下されたので、本願の請求項1に係る発明(以下「本願発明」という。)は、本件補正前の特許請求の範囲の請求項1(前記第2の1(1)参照)に記載された事項により特定されるとおりのものである。 2 原査定における拒絶の理由の概要 原査定の拒絶の理由のうち、本願発明についての理由5(進歩性の欠如)の概要は、次のとおりである。 理由5 (進歩性の欠如) 本願発明は、本願の出願前に発行された下記の引用文献1に記載された発明に基いて、その出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法29条2項の規定により特許を受けることができない。 記 1.国際公開第2015/112304号 3 引用文献に記載された事項、引用発明の認定、周知技術文献に記載された事項及び周知技術の認定 引用文献に記載された事項、引用発明の認定、周知技術文献に記載された事項及び周知技術の認定は、前記第2の2(2)イ及びウにおいて示したとおりである。 4 対比・判断 本願発明は、本件補正発明に対して、 (1) 複数の機能的に独立したモジュールについて、「前記安全措置を論理的に判定するときに冗長又は重複するデータの別個の処理を介して1つ又は複数の形態の処理多様性を提供するように構成される」との限定を省くととともに、 (2) 表示インタフェースモジュール(DIM)について、「少なくとも2つ」との限定を省き、「前記複数の機能的に独立したモジュールの中の1つ又は複数のモジュールの一意の部分集合に結合され[る]」との限定を省いて、「前記複数の機能的に独立したモジュールに結合された」とするとともに、 (3) フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路について、「前記データのデジタル表示までの前記1つ又は複数の形態の処理多様性を維持するべく構成される」との限定を省いた、 ものである。 そして、本願発明の発明特定事項を全て含み、当該発明特定事項の一部を限定したものに相当する本件補正発明が、前記第2の2(2)において説示したとおり、引用発明及び周知技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、同様の理由により、本願発明も、引用発明及び周知技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものである。 第4 むすび 以上のとおり、本願発明は、特許法29条2項の規定により、特許を受けることができない。 したがって、他の請求項に係る発明について検討するまでもなく、本願は拒絶されるべきものである。 よって、結論のとおり審決する。

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2022-010925

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