特許拒絶査定不服審判
2021-015020
エネルギーメータ向け先端メータリングインフラ(AMI)カートリッジ
- 審判番号
- 2021-015020
- 法域
- 特許
- 審判種別
- 拒絶査定不服審判(拒絶査定不服の審決)
- 出願番号
- 特願2019-203401
- 請求日
- 2021年11月05日
- 審決日
- 2023年03月03日
- 公報発行日
- 2023年08月25日
- 結論
- 請求不成立
- 当事者
- 【請求人】アクララ ミーターズ リミテッド ライアビリティ カンパニー
- 【請求人代理人】田中 伸一郎
- 【請求人代理人】▲吉▼田 和彦
- 【請求人代理人】須田 洋之
- 【請求人代理人】倉澤 伊知郎
- 【請求人代理人】山本 泰史
- 【請求人代理人】鈴木 博子
- 【請求人代理人】磯貝 克臣
- 審判長/審判官
- 審判長 中塚 直樹
- 審判官 波多江 進
- 審判官 濱本 禎広
- 分類
- P18 .121-WZ (G01R) / P18 .537-WZ (G01R)
- 根拠条文(結論部分から自動抽出・参考)
- 特許法36条
- 条文(本文から自動抽出・参考)
- 特許法第36条、特許法第29条、特許法第44条
- データ出所
- 審決公報(XML)
事件の表示
特願2019-203401「エネルギーメータ向け先端メータリングインフラ(AMI)カートリッジ」拒絶査定不服審判事件〔令和 2年 3月 5日出願公開、特開2020- 34571〕について、次のとおり審決する。
結論
結 論
本件審判の請求は、成り立たない。
理由
理 由
第1 手続の経緯
1 分割出願の経緯の概略
本願は、令和元年11月8日にされた特許法44条1項の規定による特許出願であって、平成24年1月11日を出願日とする特願2012-2934号(パリ条約による優先権主張2011年1月13日、米国)を最先の出願とする、いわゆる第2世代の分割出願であるところ、出願の分割の経緯は、次のとおりである。なお、括弧内は当該出願の出願日を示す。
最先の出願 :特願2012- 2934号(平成24年 1月11日)
第1世代分割:特願2018- 16645号(平成30年 2月 1日)
本願 :特願2019-203401号(令和 元年11月 8日)
2 本願の手続の経緯の概略
本願の出願後の手続の経緯の概略は、次のとおりである。
令和元年12月 9日 :手続補正書の提出
令和2年 9月30日付け:拒絶理由通知書
令和3年 2月24日 :意見書、手続補正書の提出
同年 6月28日付け:拒絶査定(以下「原査定」という。)
(同年 7月 5日 :原査定の謄本の送達)
同年11月 5日 :審判請求書、手続補正書の提出
同年12月17日 :手続補正書(方式)の提出
令和4年 6月30日付け:拒絶理由通知書
同年12月28日 :意見書、手続補正書の提出
第2 当審において通知した拒絶の理由の概要
当審において令和4年6月30日付け拒絶理由通知書で通知した拒絶の理由(以下「当審拒絶理由」という。)のうち、請求項1に係る発明に対する理由1(明確性)、理由2(進歩性)の概要は、次のとおりである。
理由1 (明確性)本願は、特許請求の範囲の記載が下記の点で、特許法第36条6項2号に規定する要件を満たしていない。
理由2 (進歩性)請求項1に係る発明は、その優先日前に発行された下記の引用文献2、12-14に記載された発明に基いて、その出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法29条2項の規定により特許を受けることができない。
記
理由1(明確性)について
請求項1に「前記AMIモジュール(70)は、前記二次筺体部材(44)上に載置される担持面(76)を含んでおり、」と記載されているが、明細書の発明の詳細な説明の記載や【図4】を参酌しても、何かを「担持」する又は何かに「担持」されるかの記載がなく、「担持面」という用語自体が特定の技術内容を表すことが自明ともいえないから、「担持面」がどのような構造・機能を有するものかが不明である点。
理由2(進歩性)について
(引用文献等一覧)
引用文献2:米国特許出願公開第2007/0067119号明細書
引用文献12:実願昭55-35989号(実開昭56-140827号)のマイクロフィルム(周知技術を示す文献)
引用文献13:特開平9-23071号公報(周知技術を示す文献)
引用文献14:特開2010-257581号公報(周知技術を示す文献)
第3 当審の判断
1 理由1(明確性)について
(1) 請求項1の記載
令和4年12月28日に提出された手続補正書により補正された特許請求の範囲の請求項1の記載は、次のとおりである。
「 【請求項1】
メータ筺体(4)と、
前記メータ筺体(4)内に設置され、AMIカートリッジインタフェース部材(24)を有するエネルギー使用測定システム(6)と、
前記エネルギー使用測定システム(6)に動作可能に接続されたAMIカートリッジ(30)と、
を備え、
前記AMIカートリッジ(30)は、
内部領域(48)を共に画定する一次筺体部材(42)及び二次筺体部材(44)を含むAMIカートリッジ筺体(40)と、
当該AMIカートリッジ(30)の前記内部領域(48)内に担持されたAMIモジュールシステム(66)と、
を有しており、
前記AMIモジュールシステム(66)は、AMIモジュール(70)と、エネルギーメータコネクタ(90)が設けられたエネルギーメータインターフェース(88)を有するプリント回路基板(84)を有するアダプタインタフェース(72)と、を有しており、
前記AMIモジュール(70)は、様々なエネルギー使用監視機能を提供する鉛直向きに配置されたAMI回路基板(77)と、前記AMI回路基板(77)の下端部を担持すると共に前記二次筺体部材(44)上に載置される担持面(76)と、を含んでおり、
前記AMIモジュール(70)の前記担持面(76)は、前記AMIカートリッジ(30)の前記内部領域(48)内において、前記AMIモジュールシステム(66)を担持するように構成されており、
前記エネルギーメータインターフェース(88)は、前記一次筺体部材(42)のエネルギーメータインターフェース部材(52)によって被覆されており、
前記AMIモジュールシステム(66)は、遠隔システムと通信するように構成され配置され、RS-232ポート、超小型バージョンDポート、RJ45ポート、及び、超小型バージョンAポートの1つを含んだ少なくとも1つの通信ポート(95,97,99,100)を含み、
前記メータ筺体(4)には、一次及び二次タブ要素(31、32)が一対の対向する側壁の頂部に載置されたAMIカートリッジ受入部分(20)が設けられており、
前記一次筺体部材(42)は、前記タブ要素(31、32)とスナップ嵌め係合するように構成された当該一次筺体部材(42)の対向側の一対の穴要素(53、54)を更に含み、
前記一次筺体部材(42)の前記エネルギーメータインターフェース部材(52)は、当該エネルギーメータ(2)の前記AMIカートリッジインタフェース部材(24)と嵌め合い係合するように構成され、配置されている、エネルギーメータ(2)。」
(2) 明確性要件についての当審の判断
ア 請求項1には、「前記AMIモジュール(70)の前記担持面(76)は、前記AMIカートリッジ(30)の前記内部領域(48)内において、前記AMIモジュールシステム(66)を担持するように構成されており、」との記載があり、当該記載によれば、「前記AMIモジュール(70)の前記担持面(76)」は、「前記AMIモジュールシステム(66)を担持するように構成されて[いる]」ことが特定されている。
イ 一方で、請求項1には、「前記AMIモジュールシステム(66)は、AMIモジュール(70)と、エネルギーメータコネクタ(90)が設けられたエネルギーメータインターフェース(88)を有するプリント回路基板(84)を有するアダプタインタフェース(72)と、を有しており」との記載があり、当該記載によれば、「前記AMIモジュールシステム(66)」は、「AMIモジュール(70)」「を有[する]」ことが特定されている。
ウ 前記ア及びイで特定される事項をまとめると、「前記AMIモジュール(70)の前記担持面(76)」は、「AMIモジュール(70)」「を有[する]」「前記AMIモジュールシステム(66)を担持するように構成されて[いる]」ことになるが、これは、AMIモジュールシステム(66)の一要素であるAMIモジュール(70)が、それ自身を有する、より大きな系であるAMIモジュールシステム(66)を担持するように構成されることとなり、AMIモジュール(70)の担持面(76)が何を担持しているのかが不明確となっている。
エ(ア) なお、「前記AMIモジュール(70)の前記担持面(76)は、前記AMIカートリッジ(30)の前記内部領域(48)内において、前記AMIモジュールシステム(66)を担持するように構成されており、」との発明特定事項は、令和4年12月28日に提出された手続補正書による請求項1についての補正で追加された発明特定事項であるところ、請求人は同日に提出された意見書において、当該発明特定事項を追加する補正は、当該補正前の請求項1の「当該AMIカートリッジ(30)の前記内部領域(48)内に担持されたAMIモジュールシステム(66)と、」なる記載(当該記載は、当該補正後の請求項1にも存在する。前記(1)参照。)に基づくものである旨説明している。
(イ) しかしながら、請求項1の当該記載は、AMIモジュールシステム(66)がAMIカートリッジ(30)の内部領域(48)内に担持される旨の記載であって、AMIモジュール(70)の担持面(76)が何を担持するかについて説明する記載ではない。
オ したがって、請求項1の記載は、AMIモジュール(70)の担持面(76)が何を担持しているのかが不明確である結果、「担持面(76)」がどのような構造・機能を有するものかが依然として不明であるから、請求項1に係る発明は依然として不明確である。
(3) 小括
以上検討のとおり、請求項1に係る発明は不明確であるから、本願は、特許請求の範囲の記載が特許法36条6項2号の要件を満たしていない。
2 理由2(進歩性)について
(1) 請求項1の記載不備と本願発明の認定
ア 請求項1の記載不備の検討
(ア) 請求項1の記載は、前記1で説示したとおり不明確である。そこで、請求項1の「前記AMIモジュール(70)の前記担持面(76)は、前記AMIカートリッジ(30)の前記内部領域(48)内において、前記AMIモジュールシステム(66)を担持するように構成されており、」との記載の解釈について、請求項の他の記載及び発明の詳細な説明の記載を参酌して検討する。
a(a) まず、請求項1には、「前記AMIモジュール(70)は、様々なエネルギー使用監視機能を提供する鉛直向きに配置されたAMI回路基板(77)と、前記AMI回路基板(77)の下端部を担持すると共に前記二次筺体部材(44)上に載置される担持面(76)と、を含んでおり、」と記載されており、当該記載から、「担持面(76)」は、「前記AMIモジュール(70)」に含まれる「前記AMI回路基板(77)の下端部を担持する」ことが理解できる。
(b) そして、前記(a)のとおり、「前記AMI回路基板(77)」は「前記AMIモジュール(70)」に含まれ、前記1(2)イのとおり、「前記AMIモジュール(70)」は、「前記AMIモジュールシステム(66)」が有するものであることを勘案すると、「前記AMIモジュール(70)の前記担持面(76)」は、「前記AMIモジュールシステム(66)の一部を担持するように構成されて[いる]」ということができる。
b 一方、発明の詳細な説明には、「AMIモジュール(70)の担持面(76)」が何を担持するかについて、明示的な記載は存在しない。
(イ) 以上のとおりであるから、特に前記(ア)a(b)で検討した内容を踏まえると、請求項1の「前記AMIモジュール(70)の前記担持面(76)は、前記AMIカートリッジ(30)の前記内部領域(48)内において、前記AMIモジュールシステム(66)を担持するように構成されており、」との記載は、「前記AMIモジュール(70)の前記担持面(76)は、前記AMIカートリッジ(30)の前記内部領域(48)内において、前記AMIモジュールシステム(66)の一部を担持するように構成されており、」と解する余地があるものといえる。
イ 本願発明の認定
前記1において検討したとおり、請求項1の記載には記載不備があるところ、前記アにおいて検討したとおり、請求項1の「前記AMIモジュール(70)の前記担持面(76)は、前記AMIカートリッジ(30)の前記内部領域(48)内において、前記AMIモジュールシステム(66)を担持するように構成されており、」との記載は、「前記AMIモジュール(70)の前記担持面(76)は、前記AMIカートリッジ(30)の前記内部領域(48)内において、前記AMIモジュールシステム(66)の一部を担持するように構成されており、」と解する余地があるから、本願の請求項1に係る発明(以下「本願発明」という。)は、次の事項により特定されるとおりのものであるとみなして以下検討する。なお、下線は、当審にて加筆した部分である。
「 メータ筺体(4)と、
前記メータ筺体(4)内に設置され、AMIカートリッジインタフェース部材(24)を有するエネルギー使用測定システム(6)と、
前記エネルギー使用測定システム(6)に動作可能に接続されたAMIカートリッジ(30)と、
を備え、
前記AMIカートリッジ(30)は、
内部領域(48)を共に画定する一次筺体部材(42)及び二次筺体部材(44)を含むAMIカートリッジ筺体(40)と、
当該AMIカートリッジ(30)の前記内部領域(48)内に担持されたAMIモジュールシステム(66)と、
を有しており、
前記AMIモジュールシステム(66)は、AMIモジュール(70)と、エネルギーメータコネクタ(90)が設けられたエネルギーメータインターフェース(88)を有するプリント回路基板(84)を有するアダプタインタフェース(72)と、を有しており、
前記AMIモジュール(70)は、様々なエネルギー使用監視機能を提供する鉛直向きに配置されたAMI回路基板(77)と、前記AMI回路基板(77)の下端部を担持すると共に前記二次筺体部材(44)上に載置される担持面(76)と、を含んでおり、
前記AMIモジュール(70)の前記担持面(76)は、前記AMIカートリッジ(30)の前記内部領域(48)内において、前記AMIモジュールシステム(66)の一部を担持するように構成されており、
前記エネルギーメータインターフェース(88)は、前記一次筺体部材(42)のエネルギーメータインターフェース部材(52)によって被覆されており、
前記AMIモジュールシステム(66)は、遠隔システムと通信するように構成され配置され、RS-232ポート、超小型バージョンDポート、RJ45ポート、及び、超小型バージョンAポートの1つを含んだ少なくとも1つの通信ポート(95,97,99,100)を含み、
前記メータ筺体(4)には、一次及び二次タブ要素(31、32)が一対の対向する側壁の頂部に載置されたAMIカートリッジ受入部分(20)が設けられており、
前記一次筺体部材(42)は、前記タブ要素(31、32)とスナップ嵌め係合するように構成された当該一次筺体部材(42)の対向側の一対の穴要素(53、54)を更に含み、
前記一次筺体部材(42)の前記エネルギーメータインターフェース部材(52)は、当該エネルギーメータ(2)の前記AMIカートリッジインタフェース部材(24)と嵌め合い係合するように構成され、配置されている、エネルギーメータ(2)。」
(2) 引用文献に記載された事項及び引用発明等の認定
ア 引用文献2に記載された事項及び引用発明の認定
(ア) 引用文献2に記載された事項
当審拒絶理由に引用され、本願の優先日前に発行された前記引用文献2には、以下の事項が記載されている。翻訳は当合議体によるものであり、下線は当合議体が付したものである。
a [0002]-[0003]
「[0002] 1. Field of the Invention
[0003] The present invention relates to power metering, and more particularly to a rack-mounted revenue and power quality power meter with an options module that is removable to provide an adaptable modular meter.」
(「[0002] 1. 発明の属する技術分野
[0003] 本発明は、電力計測に関し、より詳細には、適応可能なモジュール式メーターを提供するために取り外し可能なオプションモジュールを備えたラックマウント型の料金及び電力品質電力メーターに関するものである。」)
b [0042]-[0059]、FIGURE 1-FIGURE 3
「[0042] FIGS. 1-3 illustrate a perspective view of an example rack-mounted meter 100. The rack-mounted meter 100 may be inserted and mounted to an equipment rack assembly (not shown). The equipment rack assembly may provide an electrical connector having an input/output (I/O) interface and operating power for the meter 100. The rack-mounted meter 100 may be designed with a form factor having maximum external dimensions, such as dimensions that allow the rack-mounted meter to be used as a 48.3 centimeter equipment rack mounted meter. The rack-mounted meter 100 may be calibrated, and its meter housing may be sealed before being installed in a bay of an equipment rack assembly. The dimensions of the meter 100 are implementation dependent and may vary depending upon the type of equipment rack and standard dimensions supported therein.
…(中略)…
[0048] The rack mounted meter 100 includes a meter housing 102. The meter housing 102 may have an external form factor, or frame structure, that is dimensioned to allow rack-mounting of the meter 100 in a bay of an equipment rack. Thus, an outer envelope of the meter housing 102 may be formed to fit within at least one bay of an equipment rack. The meter housing 102 may include at least six sides, and may be generally characterized by width, height, and length dimensions. The meter housing 102 provides mechanical protection for metering circuitry included in the meter housing 102. The meter housing 102 may be configured as an IP51 enclosure as set forth by IEC 529, providing protection to the metering circuitry against inadvertent intrusion of tools and/or wires over 1 mm in diameter. The meter housing 102 also may provide protection against vertically falling drops of water, condensation and other moisture. The meter housing 102 may be designed to minimize holes, cutouts, spot welded tabs, folded seams, and connector openings, and may have a rust inhibiting coating such as a powder coat finish, paint or other protective coating. The meter housing 102 may provide mechanical protection, fire protection, electromagnetic protection against radio-frequency interference, and electrical shock protection.
[0049] The meter housing 102 may include a two-tiered surface 108 that includes a first portion 108a and a second portion 108b. In FIGS. 1-3, the first portion 108a is a front portion and the second portion 108b is a rear portion of the meter housing 102. The first portion 108a may be substantially planar across the width of the two-tiered surface 108, and extend a predetermined depth of the meter housing 102 from a front panel 104 of the rack-mounted meter 100 towards a mid portion 110 of the two-tiered surface 108. The second portion 108b, or slot, may be substantially planar across the width of the meter housing 102 and extend from the mid portion 110 to an end of the meter housing 102, such as a rear 112 of the meter housing 102. The second portion 108b may be recessed from the first portion 108a to form a slot.
[0050] The meter housing 102 may also include an electrical connector panel 106. The electrical connector panel 106 may include a first connector panel 106a and a second connector panel 106b. The first connector panel 106a may be a step or shoulder formed as a portion of the meter housing 102 that connects the first portion 108a of the two-tiered surface 108 to the second portion 108b. The first connector panel 106a may be substantially planar across the width of the meter housing 102, and may be positioned approximately orthogonal to both the first portion 108a and the second portion 108b of the two-tiered surface 108.
[0051] FIGS. 1 and 3 illustrate a metering options module 114 that is designed to be coupled with and mounted to the rack-mounted meter 100. FIG. 2 illustrates the rack-mounted meter 100 without the metering options module 114 coupled with the rack-mounted meter 100. The enclosure of the metering options module 114 may be characterized by a width, height, and length dimensions. The metering options module 114 may include a housing that is designed to provide mechanical protection for circuitry enclosed within similar to that described above for the meter housing 102 of the rack-mounted meter 100. In the illustrated example, the enclosure of the metering options module 114 has six sides. In another embodiment, the metering options module 114 may include a housing that is completed after the metering options module 114 has been mounted to, or otherwise installed on, the rack mounted meter 100, e.g. the metering options module 114 features at least one open face that is covered by a face of the meter 100 when the metering options module 114 is installed. In this example, the metering housing 102 may be a sealed unit that is an IP51 enclosure as set forth by IEC 529. In addition, or alternatively, the housing formed by the combination of the metering options module 114, and the meter housing 102 may be an IP51 enclosure as set forth by IEC 529.
[0052] The metering options module 114 may be coupled with the rack-mounted meter 100 proximate the two-tiered surface 108. The surface of the second portion 108b of the rack-mounted meter 100 may be recessed from the surface of the first portion 108a a determined distance that allows the metering options module 114 to be mounted contiguous with the second portion 108b. In one example, the uppermost portion of the metering options module 114 may be substantially flush with the first portion 108a. That is, a height of the first portion of the first connector panel 106a is at least the height of an upper surface of the metering options module 114. In addition, the length of the second portion 108b may be at least as long as a length of the metering options module 114, and the width of the metering options module 114 may be no wider than the width of the rack-mounted meter 100. In the illustrated example, the length of the second portion 108b is slightly longer than the metering options module 114 to allow room for connectors and associated conductors, such as signal cables, to be terminated at the metering options module 114.
…(中略)…
[0054] The metering options module 114 may be coupled with the meter housing 102 with a fastener 117. The fastener 117 may be a screw, a rivet, a clasp, a latch, a snap, or any other mechanism capable of holding the metering options module 114 in position on a surface of the meter housing 102. In FIGS. 1-3, the fastener 117 is a plurality of fasteners each formed with a threaded post and a nut. In other examples, any other form of fastener, in any other position capable of coupling the metering options module 114 and the meter housing 102 may be used.
…(中略)…
[0059] The metering options module 114 represents self-enclosed, sealed, additional functionality that may be added to the meter 100. Such functionality may include additional power parameter processing capability, signal conditioning capability, input/output capability, and/or any other hardware, firmware and/or software to reconfigure, enhance, or otherwise change the functionality of the meter 100. In one example, the metering options module 114 may provide enhanced communication capability and associated input/output hardware. In another example, the metering options module 114 may provide increased capability to transmit and receive input and/or output signals. In still other examples, the metering options module may provide hardware, software and input/output signal capability to enable protective relaying functionality. In yet another example, the metering options module 114 may provide power quality event hardware, software and input/output capability.
([0042] 図1-3は、例示的なラックマウントメーター100の透視図である。ラックマウントメーター100は、機器ラックアセンブリ(図示せず)に挿入され、取り付けられる場合がある。機器ラックアセンブリは、メーター100のための入力/出力(I/O)インターフェースおよび動作電力を有する電気コネクタを提供してもよい。ラックマウントメーター100は、ラックマウントメーターを48.3センチメートルの機器ラックマウントメーターとして使用できる寸法など、最大外形寸法を有するフォームファクタで設計されてもよい。ラックマウントメーター100は、較正されてもよく、そのメーターハウジングは、機器ラックアセンブリのベイに設置される前に密封されてもよい。メーター100の寸法は、実装に依存し、機器ラックの種類およびそこでサポートされる標準寸法によって異なる場合がある。
…(中略)…
[0048] ラックマウントメーター100は、メーターハウジング102を含む。メーターハウジング102は、機器ラックのベイにメーター100をラックマウントできるように寸法決めされた外部フォームファクタ、すなわちフレーム構造を有していてもよい。したがって、メーターハウジング102の外郭は、機器ラックの少なくとも1つのベイ内に適合するように形成されてもよい。メーターハウジング102は、少なくとも6つの側面を含んでよく、幅、高さ、及び長さの寸法によって一般的に特徴付けられることができる。メーターハウジング102は、メーターハウジング102に含まれるメータリング回路に機械的保護を提供する。メーターハウジング102は、IEC529によって規定されるIP51エンクロージャとして構成されてもよく、直径1mmを超える工具及び/又はワイヤの不注意な侵入に対するメータリング回路への保護を提供する。また、メータ筐体102は、垂直に落下する水滴、結露、及び他の水分に対する保護を提供してもよい。メーターハウジング102は、穴、切り抜き、スポット溶接タブ、折り返し継ぎ目、及びコネクタ開口部を最小限にするように設計されてもよく、粉体塗装仕上げ、塗料、又は他の保護コーティングなどの錆止めコーティングを備えてもよい。メーターハウジング102は、機械的保護、火災保護、無線周波干渉に対する電磁的保護、及び電気ショック保護を提供してもよい。
[0049] メーターハウジング102は、第1の部分108a及び第2の部分108bを含む2段の表面108を含んでもよい。図1?3において、第1の部分108aはメーターハウジング102の前部分であり、第2の部分108bは後部分である。第1の部分108aは、2層表面108の幅にわたって実質的に平面であってよく、ラックマウントメーター100の前面パネル104から2層表面108の中間部分110に向かってメーターハウジング102の所定の深さを延在する。第2の部分108b、すなわちスロットは、メーターハウジング102の幅にわたって実質的に平面であってよく、中間部分110から、メーターハウジング102の後部112など、メーターハウジング102の端部まで延びている。第2の部分108bは、第1の部分108aから凹んでスロットを形成していてもよい。
[0050] メーターハウジング102はまた、電気コネクタパネル106を含んでもよい。電気コネクタパネル106は、第1コネクタパネル106a及び第2コネクタパネル106bを含んでもよい。第1コネクタパネル106aは、2層表面108の第1部分108aを第2部分108bに接続するメーターハウジング102の部分として形成された段差又は肩部であってもよい。第1コネクタパネル106aは、メーターハウジング102の幅にわたって実質的に平面であってよく、2層表面108の第1部分108a及び第2部分108bの両方に対してほぼ直交するように配置されてもよい。
[0051] 図1および図3は、ラックマウントメーター100と結合され、ラックマウントメーター100に取り付けられるように設計されたメータリングオプションモジュール114を図解している。図2は、ラックマウントメーター100と結合されたメータリングオプションモジュール114がないラックマウントメーター100を示す。メータリングオプションモジュール114の筐体は、幅、高さ、および長さの寸法によって特徴付けられることがある。メータリングオプションモジュール114は、ラックマウントメーター100のメーターハウジング102について上述したのと同様の内部に封入された回路に対して機械的保護を提供するように設計されたハウジングを含んでもよい。図示された例では、メータリングオプションモジュール114の筐体は、6つの側面を有する。別の実施形態では、メータリングオプションモジュール114は、メータリングオプションモジュール114がラックマウントメーター100に取り付けられた、または他の方法で取り付けられた後に完成するハウジングを含んでもよく、例えば、メータリングオプションモジュール114は、メータリングオプションモジュール114が取り付けられたときにメーター100の面によって覆われる少なくとも1つの開放面を特徴とする。この例では、メーターハウジング102は、IEC529によって規定されるIP51エンクロージャである密閉ユニットであってよい。加えて、又は代替的に、メータリングオプションモジュール114、及びメーターハウジング102の組み合わせによって形成されるハウジングは、IEC529によって規定されるIP51エンクロージャであってよい。
[0052] メータリングオプションモジュール114は、2段の表面108に近接してラックマウントメーター100と結合されてもよい。ラックマウントメーター100の第2の部分108bの表面は、メータリングオプションモジュール114が第2の部分108bと連続して取り付けられることを可能にする決められた距離だけ第1の部分108aの表面から凹んでいてもよい。一例では、メータリングオプションモジュール114の最上部は、第1の部分108aと実質的に同一平面であってよい。すなわち、第1のコネクタパネル106aの第1の部分の高さは、少なくともメータリングオプションモジュール114の上面の高さである。さらに、第2の部分108bの長さは、少なくともメータリングオプションモジュール114の長さと同じであってよく、メータリングオプションモジュール114の幅は、ラックマウントメーター100の幅よりも広くないことがある。図示された例では、第2の部分108bの長さは、メータリングオプションモジュール114で終端される信号ケーブルなどのコネクタおよび関連する導体のためのスペースを可能にするために、メータリングオプションモジュール114よりもわずかに長い。
…(中略)…
[0054] メータリングオプションモジュール114は、ファスナー117でメーターハウジング102に結合されてもよい。ファスナー117は、ねじ、リベット、留め金、ラッチ、スナップ、又はメーターハウジング102の表面上の所定の位置にメータリングオプションモジュール114を保持することができる任意の他の機構であってよい。図1?3において、ファスナー117は、それぞれがねじ付きポストとナットとで形成された複数のファスナーである。他の例では、メータリングオプションモジュール114とメーターハウジング102とを結合することができる任意の他の位置の、任意の他の形態のファスナーを使用してもよい。
…(中略)…
[0059] メータリングオプションモジュール114は、メーター100に追加される可能性のある、自己封止された、密閉された、追加の機能性を表す。そのような機能性は、追加の電力パラメータ処理能力、信号調整能力、入力/出力能力、及び/又はメーター100の機能性を再構成、強化、若しくは他の方法で変更するための他の任意のハードウェア、ファームウェア、及び/又はソフトウェアを含んでもよい。一例では、メータリングオプションモジュール114は、強化された通信能力および関連する入力/出力ハードウェアを提供してもよい。別の例では、メータリングオプションモジュール114は、入力信号及び/又は出力信号を送信および受信する能力の向上を提供してもよい。さらに他の例では、メータリングオプションモジュールは、保護リレー機能を可能にするためのハードウェア、ソフトウェア、及び入力/出力信号の能力を提供してもよい。さらに他の例では、メータリングオプションモジュール114は、電力品質イベントハードウェア、ソフトウェア、及び入力/出力能力を提供してもよい。)
「
[図:0001399856000001.jpg]
」
c [0067]-[0068]、FIGURE 4-FIGURE 6
「[0067] FIGS. 4-6 illustrate perspective views from the rear of the rack-mounted meter 100. FIGS. 4 and 5 illustrate the rack-mounted meter 100 with the cover 115 in a first position that is a closed position, and FIG. 6 illustrates the rack mounted meter 100 with the cover 115 in an open position. FIGS. 4 and 6 illustrate the metering options module 114 attached or otherwise mounted to the rack-mounted meter 100 at the second portion 108b, and FIG. 5 illustrates the rack-mounted meter 100 without the metering options module 114 mounted or otherwise affixed to the rack-mounted meter 100.
[0068] FIG. 5 also illustrates the first connector panel 106a of the metering housing 102. An externally accessible meter housing electrical connector 130 may be installed on the surface of the first connector panel 106a to provide an electrical connection from the rack mounted meter 100 to the metering options module 114. In one example, the meter housing connector 130 is a multiple-pin connector providing power to the metering options module 114 as well as multiple I/O connections, such as communications and control signals. When the metering options module 114 is installed on the rack-mounted meter 100, a corresponding electrical connector is coupled with the meter housing electrical connector 130 on the rack-mounted meter 100. In one example, the meter housing connector 130 is a pin connector, such as a fifty pin connector, that is configured to accept an edge connector of the metering options module 114. The first connector panel 106a may also include guide pins 131. The guide pins 131 provide for mechanical alignment of the metering options module 114 with the meter 100 when the metering options module 114 is being positioned on the meter housing 102. The guide pins 131 may be provided at the first connector panel 106a to guide the metering options module 114 to the meter 100 when the metering options module 114 is mounted to the meter 100.」
([0067] 図4-6は、ラックマウントメーター100の背面からの透視図を示している。図4及び5は、カバー115が閉じた位置である第1の位置にあるラックマウントメーター100を図示しており、図6は、カバー115が開いた位置にあるラックマウントメーター100を図示している。図4及び図6は、第2の部分108bにおいてラックマウントメーター100に取り付けられた又は他の方法で取り付けられたメータリングオプションモジュール114を図示し、図5は、ラックマウントメーター100に取り付けられた又は他の方法で取り付けられたメータリングオプションモジュール114のないラックマウントメーター100を図示している。
[0068] 図5は、メーターハウジング102の第1コネクタパネル106aも図示している。ラックマウントメーター100からメータリングオプションモジュール114への電気接続を提供するために、外部からアクセス可能なメーターハウジング電気コネクタ130が、第1のコネクタパネル106aの表面に設置されてもよい。一例では、メーターハウジングコネクタ130は、メータリングオプションモジュール114に電力だけでなく、通信及び制御信号などの複数のI/O接続を提供する複数ピンのコネクタである。メータリングオプションモジュール114がラックマウントメーター100に設置されると、対応する電気コネクタが、ラックマウントメーター100上のメーターハウジング電気コネクタ130と結合される。一例では、メーターハウジングコネクタ130は、メータリングオプションモジュール114のエッジコネクタを受け入れるように構成された、50ピンコネクタなどのピンコネクタである。第1のコネクタパネル106aはまた、ガイドピン131を含んでもよい。ガイドピン131は、メータリングオプションモジュール114がメーターハウジング102上に配置されているときに、メーター100とのメータリングオプションモジュール114の機械的な位置合わせを行うために提供する。ガイドピン131は、メータリングオプションモジュール114がメーター100に取り付けられているときに、メータリングオプションモジュール114をメーター100に案内するために、第1のコネクタパネル106aに設けられてもよい。)
「
[図:0001399856000002.jpg]
」
d [0094]-[0095]、FIGURE 12-FIGURE 13
「[0094] FIGS. 12 and 13 illustrate rear views of an example of the rack-mounted meter 100 also illustrated in FIGS. 1-6. FIG. 12 illustrates the rack-mounted meter 100 with the metering options module 114 attached or otherwise coupled with, or mounted to an externally accessible surface of the rack-mounted meter 100, and FIG. 13 illustrates the rack-mounted meter 100 without the metering options module 114 coupled, mounted, or otherwise affixed to the rack-mounted meter 100.
[0095] FIG. 12 also illustrates one or more I/O ports 150 included on a rear panel of the metering options module 114. The I/O ports 150 may be communication ports that are enabled for communication when the metering options module 114 is coupled with the meter housing 102. Alternatively, or in addition, the I/O ports 150 may be signal ports, such as analog and/or digital signal ports. In other examples, the I/O ports 150 may be on any other surface of the metering options module 114.」
([0094] 図12及び図13は、図1-6にも示されたラックマウントメーター100の一例の背面図を示している。図12は、メータリングオプションモジュール114が、ラックマウントメーター100の外部にアクセス可能な表面に取り付けられるか、さもなければ結合されているラックマウントメーター100を示し、図13は、メータリングオプションモジュール114がラックマウントメーター100に結合、取り付け、またはさもなければ貼付されていないラックマウントメーター100を示す。
[0095] 図12はまた、メータリングオプションモジュール114の背面パネルに含まれる1つ以上のI/Oポート150を図示している。I/Oポート150は、メータリングオプションモジュール114がメーターハウジング102と結合されるときに通信のために有効にされる通信ポートであってよい。代替的に、または追加的に、I/Oポート150は、アナログ及び/又はデジタル信号ポートなどの信号ポートであってもよい。他の例では、I/Oポート150は、メータリングオプションモジュール114の任意の他の表面上にあってもよい。)
「
[図:0001399856000003.jpg]
」
e [0110]-[0113]、FIGURE 14
「[0110] FIG. 14 illustrates a perspective view of an example of the meter 100 with a portion of the meter housing 102 removed to show internal connections and configuration of the meter housing electrical connector 130. As previously discussed, the meter housing electrical connector 130 is positioned to engage an electrical connector on the metering options module 114 when the metering options module 114 is coupled with the meter housing 102.
[0111] The meter housing electrical connector 130 may be internally coupled to a bus 160. The bus 160 may provide electrical connectivity from the meter housing connector 130 to metering circuitry 162 included in meter 100. In FIG. 14, the bus 160 is coupled with an internal printed wiring/circuit board that is included in the metering circuitry 162.
[0112] In one example, the bus 160 includes an intermediate printed circuit board that conducts the signals between the meter 100 and the metering options module 114. In other examples, the bus 160 may be a plurality of wires, a serial bus, a universal asynchronous receiver transmitter (UART), or any other mechanism capable of communicating electrical signals. The bus 160 may provide a conduit for the signals between a processor, controller, field programmable gate array (FPGA) and/or CPU and other components included in the metering circuitry of the meter 100 and a processor, controller, and/or central processing unit (CPU) and other components of the metering options module 114. The bus 160 may terminate at one end in a multiple pin connector such as a 50 pin header (meter housing connector 130) that is configured to engage the metering options module 114. The other end of the bus 160 may be terminated in a metering circuitry connector 164, such as an edge connector. In one example, the bus 160 may be coupled with an edge connector that is a 50 pin header on a CPU circuit board included in the metering circuitry 162 of the meter 100. The bus 160 therefore extends from the metering circuitry 162, such as a main CPU board to the meter housing connector 130 positioned in the first connector panel 106a formed in the meter housing 102 of the meter 100.
[0113] In one example, the metering circuitry 162 of the meter 100 includes the base circuitry for the meter 100. The base circuitry may be that metering circuitry needed to perform revenue and power quality calculations. The metering circuitry 162 may include a CPU board having programmable processors, controllers, ASIC's, logic units, memory components gates, logic components and other devices configured to perform power metering functions, and enable features and functionality of the meter 100. The metering circuitry 162 may include expansion ports or connectors (not shown) to allow functionality of the metering circuitry 162 to be enhanced and/or expanded. At least a portion of the metering circuitry 162, such as a CPU board, also may be removable from the meter 100 and/or replaceable.」
([0110] 図14は、メーターハウジング電気コネクタ130の内部接続及び構成を示すためにメーターハウジング102の一部を取り外したメーター100の一例の透視図である。先に論じたように、メーターハウジング電気コネクタ130は、メータオプションモジュール114がメーターハウジング102と結合されたときに、メータオプションモジュール114上の電気コネクタと係合するように位置決めされる。
[0111] メーターハウジング電気コネクタ130は、バス160に内部結合されてもよい。バス160は、メーターハウジングコネクタ130からメーター100に含まれるメータリング回路162への電気的接続を提供してもよい。図14において、バス160は、メータリング回路162に含まれる内部プリント配線/回路基板に結合される。
[0112] 一実施例では、バス160は、メーター100とメータリングオプションモジュール114との間で信号を伝導する中間プリント回路基板を含む。他の例では、バス160は、複数のワイヤ、シリアルバス、ユニバーサル非同期受信機送信機(UART)、又は電気信号を通信することができる他の任意の機構であってもよい。バス160は、メーター100のメータリング回路に含まれるプロセッサ、コントローラ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)及び/又はCPUなどのコンポーネントと、メータリングオプションモジュール114のプロセッサ、コントローラ、及び/又は中央処理装置(CPU)などのコンポーネントとの間の信号のための導管を提供してもよい。バス160は、メータリングオプションモジュール114と係合するように構成された50ピンヘッダー(メーターハウジングコネクタ130)などの複数ピンコネクタで一端が終端していてもよい。バス160の他端は、エッジコネクタなどのメータリング回路コネクタ164で終端していてもよい。一例では、バス160は、メーター100のメータリング回路162に含まれるCPU回路基板上の50ピンヘッダであるエッジコネクタと結合されてもよい。したがって、バス160は、メインCPUボードなどのメータリング回路162から、メーター100のメーターハウジング102に形成された第1コネクタパネル106aに配置されたメーターハウジングコネクタ130まで延びている。
[0113] 一例では、メーター100のメータリング回路162は、メーター100のためのベース回路を含む。ベース回路は、料金及び電力品質計算を実行するために必要なそのメータリング回路であってよい。メータリング回路162は、電力メータリング機能を実行し、メーター100の特徴及び機能を可能にするように構成されたプログラマブルプロセッサ、コントローラ、ASIC、論理ユニット、メモリ部品ゲート、論理部品及び他のデバイスを有するCPUボードを含んでもよい。メータリング回路162は、メータリング回路162の機能性を強化及び/または拡張できるようにするために、拡張ポートまたはコネクタ(図示せず)を含んでもよい。CPUボードなどのメータリング回路162の少なくとも一部はまた、メーター100から取り外し可能であり、かつ/または交換可能であってもよい。)
「
[図:0001399856000004.jpg]
」
f [0114]-[0115]、FIGURE 15-FIGURE 18
「[0114] FIG. 15 illustrates a perspective view from the rear of an example of the metering options module 114, and FIG. 16 illustrates a rear view of an example of the metering options module 114. FIG. 17 illustrates a perspective view from the front of an example of the metering options module 114, and FIG. 18 illustrates a front view of an example of the metering options module 114. As shown in FIGS. 15-18, the metering options module 114 includes a module electrical connector 170 that is configured and positioned to engage with the meter housing electrical connector 130 on the surface of the meter 100 when the metering options module 114 is coupled with the meter housing 102.
[0115] The metering options module 114 is configured to provide optional and/or enhanced features and/or functionality for the meter 100. For example, the metering options module 114 may provide desired features and functionality for the meter 100 beyond the base features of the meter 100. The metering options module 114 additionally or alternatively may be designed to implement one or more discrete features that are useable by the meter 100. As the needs for the meter 100 change, the metering options module 114 may be changed to update or otherwise change the functionality of the meter 100.」
([0114] 図15は、メータリングオプションモジュール114の一例の後方からの透視図を例示し、図16は、メータリングオプションモジュール114の一例の後方斜視図を例示する。図17は、メータリングオプションモジュール114の一例の前面からの透視図を例示し、図18は、メータリングオプションモジュール114の一例の前面図を例示する。図15-18に示すように、メータリングオプションモジュール114は、メータリングオプションモジュール114がメーターハウジング102と結合されたときにメーター100の表面上のメーターハウジング電気コネクタ130と係合するように構成及び位置決めされたモジュール電気コネクタ170を含んでいる。
[0115] メータリングオプションモジュール114は、メーター100のオプションの特徴及び/又は強化された特徴及び/又は機能性を提供するように構成される。例えば、メータリングオプションモジュール114は、メーター100の基本的な特徴を超えて、メーター100のための所望の特徴及び機能性を提供してもよい。メータリングオプションモジュール114は、追加的または代替的に、メーター100によって使用可能な1つまたは複数の離散的特徴を実装するように設計されてもよい。メーター100のニーズが変化すると、メータリングオプションモジュール114は、メーター100の機能性を更新するか、又は他の方法で変更するために変更されてもよい。)
「
[図:0001399856000005.jpg]
」
「
[図:0001399856000006.jpg]
」
g [0121]-[0122]、FIGURE 19
[0121] The removable metering options module 114 may also be coupled with the metering circuitry 212. As previously discussed, the metering options module 114 may include an electrical connector 170 (FIG. 18) that is positioned to engage an electrical connector on a surface of the metering housing. The metering options module 114 may change the functionality of the metering circuitry 212 and/or the processor 224. In FIG. 19, the metering options module 114 includes one or more of an input/output module 260, a communications module 262, a protective relay module 264, and an access key module 266.
[0122] The input/output module 260 may provide the capability to add additional inputs and/or outputs to the meter 100. Accordingly, the metering options module 114 may be configured to include circuitry and other hardware needed to provide such additional functionality.」
([0121] 取り外し可能なメータリングオプションモジュール114はまた、メータリング回路212と結合されてもよい。先に議論したように、メータリングオプションモジュール114は、メーターハウジングの表面上の電気コネクタと係合するように配置される電気コネクタ170(図18)を含んでもよい。メータリングオプションモジュール114は、メータリング回路212及び/又はプロセッサ224の機能性を変更してもよい。図19において、メータリングオプションモジュール114は、入力/出力モジュール260、通信モジュール262、保護リレーモジュール264、及びアクセスキーモジュール266のうちの1つまたは複数を含む。
[0122] 入力/出力モジュール260は、メーター100に追加の入力及び/又は出力を追加する機能を提供してもよい。したがって、メータリングオプションモジュール114は、そのような追加の機能を提供するために必要な回路および他のハードウェアを含むように構成されてもよい。」
「
[図:0001399856000007.jpg]
」
h [0127]-[0130]、FIGURE 20
「[0127] FIG. 20 is a block diagram illustrating the functionality of an example input/output module 260 that includes a signal processing module 302, a logic device 304, and an option key 306. In other examples, additional or less hardware, modules and/or functionality may be included in the input/output module 260. The signal processing module 302 may provide digital and/or analog signal processing capability, which may include filtering, analog-to-digital conversion, signal isolation, signal conversion, etc.
…(中略)…
[0130] The option key 306 also may be coupled with the electrical connector 170. The option key 306 may be in communication with the processor 224 (FIG. 19) via the electrical connector 170. The option key 306 may identify to the processor 224 that the metering options module includes the I/O functionality. Thus, when the metering options module is coupled with the electrical connector 130 (FIG. 5) on the meter housing 102 (FIG. 1), the processor is able to determine what functionality has been added/changed. In one example, the option key 306 may include a plurality of option resistors which are configured to identify the additional functionality added by the metering options module. In other examples, a memory, a dip switch, or any other mechanism or device may be used to identify the metering options module to the processor. The option key may also define the I/O ports 150, ranges of the I/O signals present on the I/O ports 150, and/or provide any other information related to the processor 224 (FIG. 19) cooperatively operating with the metering options module. 」
([0127] 図20は、信号処理モジュール302、論理デバイス304、及びオプションキー306を含む例示的な入力/出力モジュール260の機能を示すブロック図である。他の例では、追加的またはより少ないハードウェア、モジュール、及び/又は機能が、入力/出力モジュール260に含まれてもよい。信号処理モジュール302は、フィルタリング、アナログ-デジタル変換、信号分離、信号変換などを含むデジタル及び/又はアナログ信号処理能力を提供してもよい。
…(中略)…
[0130] オプションキー306はまた、電気コネクタ170と結合されてもよい。オプションキー306は、電気コネクタ170を介してプロセッサ224(図19)と通信していてもよい。オプションキー306は、プロセッサ224に対して、メータリングオプションモジュールがI/O機能を含むことを特定してもよい。したがって、メータリングオプションモジュールがメーターハウジング102(図1)上の電気コネクタ130(図5)と結合されると、プロセッサは、どのような機能が追加/変更されたかを判断することが可能である。一実施例では、オプションキー306は、メータリングオプションモジュールによって追加された追加機能を識別するように構成された複数のオプション抵抗を含んでもよい。他の例では、メモリ、ディップスイッチ、又は任意の他の機構若しくはデバイスを使用して、プロセッサにメータリングオプションモジュールを識別してもよい。オプションキーは、I/Oポート150、I/Oポート150上に存在するI/O信号の範囲を定義し、及び/又は、計量オプションモジュールと協働して動作するプロセッサ224(図19)に関連する他の任意の情報を提供してもよい。)
「
[図:0001399856000008.jpg]
」
i [0138]-[0141]、FIGURE 21
「[0138] The communications module 262 may provide expanded/additional functionality related to communication with other devices external to the meter 100. FIG. 21 is a block diagram illustrating the functionality of an example communications module 262 that includes a communication interface module 402 and an option key module 404. The example communication interface module 402 includes a first interface that is a first serial interface, such as an RS232/RS485 interface 406, a second interface that is a second serial interface, such as a RS485 interface 408, a third interface that is a modem interface 410, and fourth interface that is a network interface 412. In other examples, fewer or additional interfaces, such as proprietary interfaces, may be included in the communication interface module 402.
…(中略)…
[0141] Within the communication module 262, the I/O ports 150 may be communication ports that include optical communications ports (ST) that enable coupling and external communication using optical fiber, RJ11 (such as for modem communication) and RJ45 jacks (such as for Ethernet communication), Phoenix connectors (such as for RS485 communication), DB9 connectors (such as for RS232 communication), RCA jacks, and/or any other type of communication connector hardware. The electronic and/or optical components of the interface module 402 coupled with the I/O ports 150 may include, switches, gates, processor, CPU's, application specific integrated circuits (ASIC's), controllers, diodes, capacitors, inductors, resistors, bridges and other electronic and electrical devices used in communications circuits.」
([0138] 通信モジュール262は、メーター100の外部の他の装置との通信に関連する拡張/追加機能を提供してもよい。図21は、通信インターフェースモジュール402とオプションキーモジュール404とを含む例示的な通信モジュール262の機能性を示すブロック図である。例示的な通信インターフェースモジュール402は、RS232/RS485インターフェース406などの第1シリアルインターフェースである第1インターフェース、RS485インターフェース408などの第2シリアルインターフェースである第2インターフェース、モデムインターフェース410である第3インターフェース、及びネットワークインターフェース412である第4インターフェースを含む。他の例では、専有インターフェースのような、より少ない又は追加のインターフェースが、通信インターフェースモジュール402に含まれてもよい。
…(中略)…
[0141] 通信モジュール262内では、I/Oポート150は、光ファイバ、RJ11(モデム通信用など)及びRJ45ジャック(イーサネット通信用など)、フェニックスコネクタ(RS485通信用など)、DB9コネクタ(RS232通信用など)、RCAジャック、及び/又は任意の他のタイプの通信コネクタハードウェアを用いて結合及び外部通信を可能にする光通信ポート(ST)であって良い。I/Oポート150と結合されたインターフェースモジュール402の電子及び/又は光コンポーネントは、スイッチ、ゲート、プロセッサ、CPU、特定用途向け集積回路(ASIC)、コントローラ、ダイオード、コンデンサ、インダクタ、抵抗、ブリッジ及び通信回路に用いられる他の電子及び電気デバイスを含んでもよい。)
「
[図:0001399856000009.jpg]
」
j [0148]-[0153]、FIGURE 22
「[0148] The access key module 266 may enable additional functionality already present in the metering circuitry 212 by providing some form of authorization. The authorization may be hardware and/or software based. Enabling functionality may include for example, additional power parameter processing or power quality analysis functionality. Other examples include increased sample rates, improved hardware functionality, enhanced user interface, such as additional buttons and/or controls, improved/expanded graphics capability, and/or any other operational functionality within a meter 100 that is determined to be an optional feature.
[0149] FIG. 22 is a block diagram of an example access key module 266 that includes a hardware authorization 502 and a software authorization 504. The access key module 266 may also include a supply voltage 518 being supplied power from the power supply 244 (FIG. 19) via the electrical connector 170. The supply voltage 518 may provide power to the access key module 266 and/or the metering options module 114. In addition, the supply voltage 518 may supply power to a backup power supply 520 included in the metering options module 114. The backup power supply 520 may supply power to the meter 100 and/or the metering options module 114 in the event of degradation or loss of the supply power 518, similar to the backup power supply 316 discussed with reference to FIG. 20.
…(中略)…
[0151] The software authorization 504 may represent a second layer of authorization that can include a communication circuitry 512, a processor 514 and a memory 516. The communication circuitry 512 may be a UART, a buffer or any other device or mechanism for enabling communication between the processor 514 and the metering circuitry 212 (FIG. 19). In another example, direct communication between the processor 514 and the metering circuitry 212 (FIG. 19) may be possible, and the communication circuitry 512 may be omitted. The processor 514 may direct communication with the metering circuitry 212 and also access to the memory 516. The processor 514 may include firmware that contains an access key code that is provided to the metering circuitry 212 upon installation of the metering option module. The access key code may unpack, enable, and/or otherwise turn on additional features and/or functionality in the meter 100.
…(中略)…
[0153] In another example, the memory 516 may include software to affect the changed functionality of the metering circuitry 212. Thus, when the metering options module 414 is installed, the processor 514 may download the software into the metering circuitry 212. In still other examples, the memory 516 could include patches, fixes and revisions to the existing base functionality included in the metering circuitry 212. The revisions could be downloaded by the processor 514 when the metering options module is installed. Alternatively, the revisions/updates/improvements could be maintained in the memory 516 and executed by the metering circuitry directly from the memory 516.」
([0148] アクセスキーモジュール266は、何らかの形式の認証を提供することによって、メータリング回路212に既に存在する追加機能を有効にすることができる。認可は、ハードウェア及び/又はソフトウェアベースであってもよい。有効化する機能性は、例えば、追加の電力パラメータ処理または電力品質分析機能性を含んでもよい。他の例としては、サンプルレートの増加、改良されたハードウェア機能性、追加のボタン及び/又は制御などの改良されたユーザインターフェース、改良/拡張されたグラフィックス機能、及び/又はオプション機能であると決定されたメーター100内の他の任意の動作機能性が挙げられる。
[0149] 図22は、ハードウェア認証502とソフトウェア認証504とを含む例示的なアクセスキーモジュール266のブロック図である。アクセスキーモジュール266はまた、電気コネクタ170を介して電源244(図19)から電力を供給される供給電圧518を含んでもよい。供給電圧518は、アクセスキーモジュール266及び/又はメータリングオプションモジュール114に電力を供給してもよい。さらに、供給電圧518は、メータリングオプションモジュール114に含まれるバックアップ電源520に電力を供給してもよい。バックアップ電源520は、図20を参照して説明したバックアップ電源316と同様に、供給電力518の劣化または損失が発生した場合に、メーター100及び/又はメータリングオプションモジュール114に電力を供給してもよい。
…(中略)…
[0151] ソフトウェア認証504は、通信回路512、プロセッサ514、及びメモリ516を含むことができる認証の第2の層を表すことができる。通信回路512は、プロセッサ514とメータリング回路212(図19)との間の通信を可能にするためのUART、バッファ又は任意の他のデバイスもしくは機構であってもよい。別の例では、プロセッサ514とメータリング回路212(図19)との間の直接通信が可能であってもよく、通信回路512は省略されてもよい。プロセッサ514は、メータリング回路212との通信を指示し、また、メモリ516にアクセスすることができる。プロセッサ514は、メータリングオプションモジュールのインストール時にメータリング回路212に提供されるアクセスキーコードを含むファームウェアを含んでもよい。アクセスキーコードは、メーター100における追加の特徴及び/又は機能性を解凍し、有効にし、及び/又は他の方法でオンにしてもよい。
…(中略)…
[0153] 別の例では、メモリ516は、メータリング回路212の変更された機能性に影響を与えるためのソフトウェアを含んでもよい。したがって、メータリングオプションモジュール414がインストールされると、プロセッサ514は、ソフトウェアをメータリング回路212にダウンロードし得る。さらに他の例では、メモリ516は、メータリング回路212に含まれる既存の基本機能に対するパッチ、修正、およびリビジョンを含み得る。リビジョンは、メータリングオプションモジュールがインストールされるときに、プロセッサ514によってダウンロードされ得る。あるいは、リビジョン/アップデート/改良は、メモリ516に維持され、メモリ516から直接、メータリング回路によって実行され得る。)
「
[図:0001399856000010.jpg]
」
(イ) 引用文献2から読み取れる事項の認定
a 前記(ア)eの[0111]~[0112]の記載及びFIGURE 14から、バス160が含む中間プリント回路基板は、メータリング回路162に含まれる内部プリント配線/回路基板に縦向き(互いの基板面が直交する向き)に結合されることが読み取れる。
b 前記(ア)eの[0110]の「図14は、メーターハウジング電気コネクタ130の内部接続及び構成を示すためにメーターハウジング102の一部を取り外したメーター100の一例の透視図である。」との記載と、同[0111]の記載、FIGURE 14とFIGURE 4を併せてみれば、バス160及びメータリング回路162はいずれもメーターハウジング102内に配置されることは明らかな事項である。
(ウ) 引用発明の認定
前記(ア)に摘記した引用文献2の記載事項及び前記(イ)bにおいて認定した事項を総合すると、引用文献2には次の発明(以下「引用発明」という。)が記載されていると認められる。
<引用発明>
「適応可能なモジュール式メーターを提供するために取り外し可能なオプションモジュールを備えたラックマウント型の料金及び電力品質電力メーターであって、([0002])
ラックマウントメーター100は、メーターハウジング102を含み、([0048])
ラックマウントメーター100と結合され、ラックマウントメーター100に取り付けられるように設計されたメータリングオプションモジュール114を有し、([0051])
メーターハウジング102は、第1の部分108a及び第2の部分108bを含む2段の表面108を含み、第2の部分108bは、第1の部分108aから凹んでスロットを形成し、([0049])
メーターハウジング102は、電気コネクタパネル106を含み、電気コネクタパネル106は、第1コネクタパネル106a及び第2コネクタパネル106bを含み、([0050])
メータリングオプションモジュール114は、内部に封入された回路に対して機械的保護を提供するように設計されたハウジングを含み、([0051])
メータリングオプションモジュール114は、2段の表面108に近接してラックマウントメーター100と結合され、ラックマウントメーター100の第2の部分108bの表面は、メータリングオプションモジュール114が第2の部分108bと連続して取り付けられることを可能にする決められた距離だけ第1の部分108aの表面から凹んでおり、([0052])
メータリングオプションモジュール114は、複数のファスナー117でメーターハウジング102に結合され、ファスナー117は、スナップ、又はメーターハウジング102の表面上の所定の位置にメータリングオプションモジュール114を保持することができる任意の他の機構であり、メータリングオプションモジュール114とメーターハウジング102とを結合することができる任意の他の位置の、任意の他の形態のファスナーを使用してもよく、([0054])
メータリングオプションモジュール114は、メーター100に追加される可能性のある追加の機能性を表し、そのような機能性は、追加の電力パラメータ処理能力、信号調整能力、入力/出力能力を含み、メータリングオプションモジュール114は、入力信号及び/又は出力信号を送信及び受信する能力の向上を提供し、([0059])
ラックマウントメーター100からメータリングオプションモジュール114への電気接続を提供するために、外部からアクセス可能なメーターハウジング電気コネクタ130が、第1のコネクタパネル106aの表面に設置され、([0068])
メータリングオプションモジュール114の背面パネルには1つ以上のI/Oポート150が含まれ、I/Oポート150は、メータリングオプションモジュール114がメーターハウジング102と結合されるときに通信のために有効にされる通信ポートであり、([0095])
メーターハウジング電気コネクタ130は、メーターハウジング102内に配置されたバス160に内部結合され、バス160は、メーターハウジングコネクタ130からメーター100に含まれ、メーターハウジング102内に配置されたメータリング回路162への電気的接続を提供し、バス160は、メータリング回路162に含まれる内部プリント配線/回路基板に結合され、([0111]、前記(イ)bの認定事項)
バス160は、メーター100とメータリングオプションモジュール114との間で信号を伝導する中間プリント回路基板を含み、([0112])
メーター100のメータリング回路162は、メーター100のためのベース回路を含み、ベース回路は、料金及び電力品質計算を実行するために必要なそのメータリング回路であり、メータリング回路162は、電力メータリング機能を実行し、メーター100の特徴及び機能を可能にするように構成されたCPUボードを含み、([0113])
メータリングオプションモジュール114は、メータリングオプションモジュール114がメーターハウジング102と結合されたときにメーター100の表面上のメーターハウジング電気コネクタ130と係合するように構成及び位置決めされたモジュール電気コネクタ170を含んでおり、([0114])
メータリングオプションモジュール114は、入力/出力モジュール260、通信モジュール262、保護リレーモジュール264、及びアクセスキーモジュール266を含み、([0121])
入力/出力モジュール260は、メーター100に追加の入力及び/又は出力を追加する機能を提供し、([0122]))
入力/出力モジュール260は、信号処理モジュール302、論理デバイス304、及びオプションキー306を含み、([0127])
オプションキー306は、電気コネクタ170と結合され、([0130])
通信モジュール262は、メーター100の外部の他の装置との通信に関連する拡張/追加機能を提供し、([0138])
通信モジュール262内では、I/Oポート150は、RJ45ジャックを用いて結合及び外部通信を可能にする光通信ポート(ST)であり、([0141])
アクセスキーモジュール266は、メータリング回路212に既に存在する追加機能を有効にすることができ、有効化する機能性は、追加の電力パラメータ処理または電力品質分析機能性を含み、([0148])
アクセスキーモジュール266は、ハードウェア認証502とソフトウェア認証504を含み、([0149])
ソフトウェア認証504は、通信回路512、プロセッサ514、及びメモリ516を含む認証の第2の層を表し、([0151])
メモリ516は、メータリング回路212の変更された機能性に影響を与えるためのソフトウェアを含み、プロセッサ514は、ソフトウェアをメータリング回路212にダウンロードし得る、([0153])
料金及び電力品質電力メーター([0002])」
イ 引用文献12、14に記載された事項及び周知技術1-4の認定
(ア) 引用文献12、14に記載された事項
a 引用文献12に記載された事項
当審拒絶理由に引用され、本願の優先日前に発行された前記引用文献12には、以下の事項が記載されている。下線は当合議体が付したものである。
(a) 2ページ1行-3ページ14行
「 以下、本案の結合装置について一実施例の図面とともに説明する。図において1,2はポータブルコンピュータ等の一方の機器を構成するキャビネット、3はキャビネット2の側面部に形成された両側に切欠3aを有する凹欠部、4は凹欠部3の切欠3aを面一になるようにキャビネット2の側面部に一体に形成され、先端にW状の係止部4aを有する弾性片、5はキャビネット1の内面に一体に形成されたボス、6はキャビネット2の側面部に形成され上記凹欠部3と共にコネクタ挿入用の開口部を構成する凹欠部、7はキャビネット2の上面に形成されたスリット8の両側にそれぞれ上記キャビネット2と一体に形成された弾性を有する押圧片、9は先端がスリット8に突出するように上記キャビネット2の上面板に一体に形成されたストッパー、10はスリット8の両側部にそれぞれ対向して上記キャビネット2の上面と側面とにまたがるように形成された凹溝、11は端部に導体層等より成る接続端子部12を有する印刷配線板、13は印刷配線板11に形成された取付孔、14は取付孔13に挿入されたボス5に締付固定される印刷配線板取付用のビス、15は周辺機器等の他方の機器を構成するキャビネット、16はキャビネット15の側面に一体に突出して形成されたコネクタ、17はコネクタ16の両側面にそれぞれ一体に形成された三角状の係合突起、18はキャビネット15内に装着された印刷配線板、19は印刷配線板18の導体層20に電気的に接続されたコネクタ16を構成する接触片、21は一方の機器を構成するキャビネット2の上面に形成されたスリット8より挿入される蓋板22は蓋板21の上端に形成された切欠、23は切欠22を形成したことによってその両側に形成された凸部である。」
(b) 第1図-第3図
「
[図:0001399856000011.jpg]
」
「
[図:0001399856000012.jpg]
」
「
[図:0001399856000013.jpg]
」
b 引用文献12から読み取れる事項
前記aで摘記した引用文献12に記載された事項から、接続端子部12がキャビネット1、2に覆われていること(第1図)、接触片19がキャビネット15の側面に一体に突出して形成されたコネクタ16に覆われていること(第3図)が読み取れる。
c 引用文献14に記載された事項
当審拒絶理由に引用され、本願の優先日前に発行された前記引用文献14には、以下の事項が記載されている。下線は当合議体が付したものである。
(a) 【0015】
「【0015】
また、この底上げ台座5は樹脂成形品になり、図5で示すように左サイドの側壁には表示ユニット3の外周各辺の側壁に形成した一対の係合凹溝3a-1(図1,図6参照)に対応する突起状の係合爪5a、および計測ユニット2の上面左側サイドに設けた掛止固定金具4に対応するネジ座5bが形成されている。一方、底上げ台座5の右サイドの側壁には表示ユニット3の側壁の中央位置に形成した係合凹溝3a-2に係合して表示ユニット2をスナップフィット結合する片持ち梁形のスナップフィット5c、該スナップフィット5cを挟んでその両側から上方に突き出した一対の歯止め用突起片5d、および計測ユニット2の上面右サイドに形成した突起状の係合爪2b(図6参照)に対応する一対の係合凹溝5eが形成されている。なお、5fは底上げ台座5の底壁に開口して計測ユニット2と表示ユニット3との間を接続する信号ケーブルを通すための窓穴である。」
(b) 【図1】、【図5】
「【図1】
[図:0001399856000014.jpg]
」
「【図5】
[図:0001399856000015.jpg]
」
d 引用文献14から読み取れる事項
前記cで摘記した引用文献14に記載された事項から、底上げ台座5の側壁の頂部にスナップフィット5cが設けられていること(【図5】)が読み取れる。
(イ) 周知技術1-4の認定
a 周知技術1の認定
前記(ア)aに摘記した引用文献12に記載された事項から、次の技術事項は周知技術(以下「周知技術1」という。)であると認められる。
<周知技術1>
「電気的な接続端子を印刷配線板に形成すること」
b 周知技術2の認定
前記(ア)aに摘記した引用文献12に記載された事項及び前記(ア)bの引用文献12から読み取れる事項から、次の技術事項は周知技術(以下「周知技術2」という。)であると認められる。
<周知技術2>
「キャビネットが備える電気的な接続端子をキャビネットで覆うこと」
c 周知技術3の認定
前記(ア)cに摘記した引用文献14に記載された事項及び前記(ア)dの引用文献14から読み取れる事項から、次の技術事項は周知技術(以下「周知技術3」という。)であると認められる。
<周知技術3>
「スナップフィットの構造として、一方の部材の頂部にスナップフィットを設け、他方の部材にスナップフィットに係合する係合凹溝を設けること」
d 周知技術4の認定
前記ア(ア)eに摘記した引用文献2に記載された事項及び前記ア(イ)aの引用文献2から読み取れる事項から、次の技術事項は周知技術(以下「周知技術4」という。)であると認められる。
<周知技術4>
「プリント回路基板を、他のプリント回路基板に縦向き(互いの基板面が直交する向き)に結合すること」
(3) 対比
ア 対比分析
本願発明と引用発明を対比する。
(ア)a 引用発明の「メーターハウジング102」は、本願発明の「メータ筐体(4)」に相当する。
b(a) 本願発明の「AMI」とは先端メータリングインフラ(advanced metering infrastructure)を意味し(発明の詳細な説明【0001】)、「それにより双方向通信プロトコルを含む、より先進的なエネルギー監視が可能になる」(同【0002】)ものであり、「カートリッジ」とは通常「取り外し可能な部品」(IT用語辞典:https://www.sophia-it.com/content/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B8)を意味するところ、引用発明の「メータリングオプションモジュール114」は、「メーター100に追加される可能性のある追加の機能性を表し、そのような機能性は、追加の電力パラメータ処理能力、信号調整能力、入力/出力能力を含み、メータリングオプションモジュール114は、入力信号及び/又は出力信号を送信及び受信する能力の向上を提供[する]」ものであって、「取り外し可能」なものであるから、本願発明の「AMIカートリッジ(30)」に相当する。
(b) 本願発明の「AMIカートリッジインタフェース部材(24)」は、「エネルギーメータ2に含まれ」、「インターフェースをAMIカートリッジ30に提供するAMIモジュールコネクタ26を含む」(発明の詳細な説明【0010】)ものであるところ、引用発明の「メーターハウジング電気コネクタ130」は「ラックマウントメーター100からメータリングオプションモジュール114への電気接続を提供するため」のものであるから、「メーターハウジング電気コネクタ130」を含む部材は、本願発明の「AMIカートリッジインタフェース部材(24)」に相当する。
(c) 引用発明の「メータリング回路162」は、「メーター100のためのベース回路を含み、ベース回路は、料金及び電力品質計算を実行するために必要なそのメータリング回路であり、メータリング回路162は、電力メータリング機能を実行し、メーター100の特徴及び機能を可能にするように構成されたCPUボードを含[む]」ものであるから、本願発明の「エネルギー使用測定」を実行しているといえる。
(d) 引用発明の「メーターハウジング電気コネクタ130」は「バス160に内部結合された」ものであり、「バス160」は、「メーターハウジング内に配置された」ものである。さらに、前記(b)の「メータリング回路162」もまた、「メーターハウジング102内に配置された」ものである。
(e) 前記(a)~(d)を総合すると、引用発明の互いに結合された「メーターハウジング電気コネクタ130」を含む部材、「バス160」及び「メータリング回路162」は、本願発明の「前記メータ筺体(4)内に設置され、AMIカートリッジインタフェース部材(24)を有するエネルギー使用測定システム(6)」に相当する。
c(a) 前記b(a)のとおり、引用発明の「メータリングオプションモジュール114」は、本願発明の「AMIカートリッジ(30)」に相当する。
(b) 引用発明の「メータリングオプションモジュール114」は、「メーターハウジング電気コネクタ130と係合するように構成及び位置決めされたモジュール電気コネクタ170を含んで」おり、「メーター100に追加される可能性のある追加の機能性を表し、そのような機能性は、追加の電力パラメータ処理能力、信号調整能力、入力/出力能力を含み、メータリングオプションモジュール114は、入力信号及び/又は出力信号を送信及び受信する能力の向上を提供[する]」ものであるから、前記bで検討した内容を考慮すると、本願発明の「前記エネルギー使用測定システム(6)」に相当する、互いに結合された「メーターハウジング電気コネクタ130」を含む部材、「バス160」及び「メータリング回路162」に「動作可能に接続された」ものであるといえる。
(c) 前記(a)及び(b)をまとめると、引用発明の「メータリングオプションモジュール114」は、本願発明の「前記エネルギー使用測定システム(6)に動作可能に接続されたAMIカートリッジ(30)」に相当する。
d 前記a~cをまとめると、本願発明と引用発明は、「メータ筺体(4)と、前記メータ筺体(4)内に設置され、AMIカートリッジインタフェース部材(24)を有するエネルギー使用測定システム(6)と、前記エネルギー使用測定システム(6)に動作可能に接続されたAMIカートリッジ(30)と、を備え[る]」点で一致する。
(イ)a 引用発明の「メータリングオプションモジュール114」に含まれる「内部に封入された回路に対して機械的保護を提供するように設計されたハウジング」は、本願発明の「内部領域(48)を共に確定する…を含むAMIカートリッジ筐体(40)」と、「内部領域」を「確定する」「AMIカートリッジ筐体」である点で共通する。
b 引用発明の「メータリングオプションモジュール114」は、「入力/出力モジュール260、通信モジュール262、保護リレーモジュール264、及びアクセスキーモジュール266」を含むものであるところ、これらのモジュールは、前記aの「内部に封入された回路」に該当することは明らかであるから、本願発明の「当該AMIカートリッジ(30)の前記内部領域(48)内に担持されたAMIモジュールシステム(66)」に相当する。
c 前記a、bをまとめると、本願発明と引用発明は、「前記AMIカートリッジ(30)は、内部領域(48)を画定するAMIカートリッジ筺体(40)と、当該AMIカートリッジ(30)の前記内部領域(48)内に担持されたAMIモジュールシステム(66)と、を有して[いる]」点で共通する。
(ウ)a 引用発明の「アクセスキーモジュール266」は、「メータリング回路212に既に存在する追加機能を有効にすることができ、有効化する機能性は、追加の電力パラメータ処理または電力品質分析機能性を含み」、その「メモリ516」が「メータリング回路212の変更された機能性に影響を与えるためのソフトウェア」を含み、その「プロセッサ514」が「ソフトウェアをメータリング回路212にダウンロードし得る」ものであることを勘案すれば、本願発明でいう「様々なエネルギー使用監視機能を提供する」ものであるといえる。よって、前記(ア)b(a)で検討した内容を踏まえると、引用発明の「アクセスキーモジュール266」は本願発明の「AMIモジュール(70)」に相当する。
b(a)本願発明の「エネルギーメータ(2)」は、「エルギー消費者からのエネルギー消費を監視するために採用される」(発明の詳細な説明【0002】)ものであるところ、「電力メータリング機能を実行し、メーター100の特徴及び機能を可能にするように構成されたCPUボードを含[む]」「メータリング回路162」を含む、引用発明の「ラックマウントメーター100」は、本願発明の「エネルギーメータ(2)」に相当する。
(b) 引用発明の「モジュール電気コネクタ170」は、「メーターハウジング電気コネクタ130と係合するように構成及び位置決めされたもの」であって、当該メーターハウジング電気コネクタ130は「ラックマウントメーター100からメータリングオプションモジュール114への電気接続を提供するために…設置され[た]」ものであるから、前記(a)の検討を踏まえると、本願発明の「エネルギーメータコネクタ(90)」に相当する。
(c) 引用発明の「入力/出力モジュール260」は、その「オプションキー306」が「電気コネクタ170と結合され[る]」から、本願発明の「アダプタインターフェース(72)」に相当する。
c 前記a、bをまとめると、本願発明と引用発明は、「前記AMIモジュールシステム(66)は、AMIモジュール(70)と、エネルギーメータコネクタ(90)を有するアダプタインタフェース(72)と、を有して[いる]」点で共通する。
(エ) 前記(ウ)aで検討した事項を勘案すると、本願発明と引用発明は、「前記AMIモジュール(70)は、様々なエネルギー使用監視機能を提供[する]」点で共通する。
(オ)a 引用発明の「RJ45ジャック」は、本願発明の「RJ45ポート」に相当し、「外部通信を可能にする光通信ポート(ST)」は通常、遠隔システムと通信するためのものであることを勘案すると、引用発明の「RJ45ジャックを用いて結合及び外部通信を可能にする光通信ポート(ST)であ[る]」「I/Oポート150」は、本願発明の「遠隔システムと通信するように構成され配置され、RS-232ポート、超小型バージョンDポート、RJ45ポート、及び、超小型バージョンAポートの1つを含んだ少なくとも1つの通信ポート(95,97,99,100)」に相当する。
b 引用発明の「I/Oポート150」は「通信モジュール262内」にあるから、前記a及び前記(イ)bを踏まえると、本願発明と引用発明は、「前記AMIモジュールシステム(66)は、遠隔システムと通信するように構成され配置され、RS-232ポート、超小型バージョンDポート、RJ45ポート、及び、超小型バージョンAポートの1つを含んだ少なくとも1つの通信ポート(95,97,99,100)を含[む]」点で一致する。
(カ)a 引用発明のメーターハウジング102が含む「第2の部分108b」の表面は、「メータリングオプションモジュール114が第2の部分108bと連続して取り付けられることを可能にする決められた距離だけ第1の部分108aの表面から凹んで[いる]」から、本願発明の「AMIカートリッジ受入部分(20)」に相当する。
b よって、本願発明と引用発明は、「前記メータ筺体(4)には、AMIカートリッジ受入部分(20)が設けられて[いる]」点で共通する。
(キ) 引用発明の「料金及び電力品質電力メーター」は、前記(ウ)b(a)のとおり、本願発明の「エネルギーメータ(2)」に相当する。
イ 一致点及び相違点の認定
前記アの対比分析の結果をまとめると、本願発明と引用発明の一致点及び相違点は、以下のとおりである。
(ア) 一致点
「 メータ筺体(4)と、
前記メータ筺体(4)内に設置され、AMIカートリッジインタフェース部材(24)を有するエネルギー使用測定システム(6)と、
前記エネルギー使用測定システム(6)に動作可能に接続されたAMIカートリッジ(30)と、
を備え、
前記AMIカートリッジ(30)は、
内部領域(48)を画定するAMIカートリッジ筺体(40)と、
当該AMIカートリッジ(30)の前記内部領域(48)内に担持されたAMIモジュールシステム(66)と、
を有しており、
前記AMIモジュールシステム(66)は、AMIモジュール(70)と、エネルギーメータコネクタ(90)を有するアダプタインタフェース(72)と、を有しており
前記AMIモジュール(70)は、様々なエネルギー使用監視機能を提供し、
前記AMIモジュールシステム(66)は、遠隔システムと通信するように構成され配置され、RS-232ポート、超小型バージョンDポート、RJ45ポート、及び、超小型バージョンAポートの1つを含んだ少なくとも1つの通信ポート(95,97,99,100)を含み、
前記メータ筺体(4)には、AMIカートリッジ受入部分(20)が設けられている、
エネルギーメータ」である点。
(イ) 相違点
a 相違点1
AMIカートリッジ筐体(40)について、本願発明は「一次筐体部材(42)及び二次筐体部材(44)」を含むのに対して、引用発明はメータリングオプションモジュール114のハウジングが二つの部材を含むものであるかどうか不明である点。
b 相違点2
本願発明は、アダプタインターフェース(72)が「エネルギーメータコネクタ(90)が設けられたエネルギーメータインターフェース(88)を有するプリント回路基板(84)を有する」とともに、エネルギーメータインターフェース(88)が「前記一次筺体部材(42)のエネルギーメータインターフェース部材(52)によって被覆されて」おり、「前記一次筺体部材(42)の前記エネルギーメータインターフェース部材(52)は、当該エネルギーメータ(2)の前記AMIカートリッジインタフェース部材(24)と嵌め合い係合するように構成され、配置されている」のに対して、引用発明は、入力/出力モジュール260がモジュール電気コネクタ170を有し、メータリングオプションモジュール114がメーター100の表面上のメーターハウジング電気コネクタ130と係合するように構成及び位置決めされたモジュール電気コネクタ170を含んでいるものの、モジュール電気コネクタ170がプリント回路基板が有するエネルギーメータインターフェースに設けられたものであるかどうか不明であり、モジュール電気コネクタ170はメータリングオプションモジュール114のハウジングによって覆われてはおらず、メータリングオプションモジュール114のハウジングとメーターハウジング電気コネクタ130が嵌め合い係合するように構成され、配置されているものではない点。
c 相違点3
AMIモジュール(70)について、本願発明は「様々なエネルギー使用監視機能を提供する鉛直向きに配置されたAMI回路基板(77)と、前記AMI回路基板(77)の下端部を担持すると共に前記二次筺体部材(44)上に載置される担持面(76)と、を含んでおり、前記AMIモジュール(70)の前記担持面(76)は、前記AMIカートリッジ(30)の前記内部領域(48)内において、前記AMIモジュールシステム(66)の一部を担持するように構成されて[いる]」のに対して、引用発明は、当該AMI回路基板(77)及び当該担持面(76)を含んでいるかどうか不明である点。
d 相違点4
本願発明は「AMIカートリッジ受入部分(20)」が「一次及び二次タブ要素(31、32)が一対の対向する側壁の頂部に載置された」ものであり、「前記一次筺体部材(42)」は、「前記タブ要素(31、32)とスナップ嵌め係合するように構成された当該一次筺体部材(42)の対向側の一対の穴要素(53、54)を更に含[む]」のに対して、引用発明はメータリングオプションモジュール114が取り付けられる「第2の部分108b」が「一次及び二次タブ要素(31、32)が一対の対向する側壁の頂部に載置された」ものではなく、メータリングオプションモジュール114のハウジングが「前記タブ要素(31、32)とスナップ嵌め係合するように構成された当該一次筺体部材(42)の対向側の一対の穴要素(53、54)」を更に含むものではない点。
(4) 判断
ア 相違点について
前記相違点について検討する。
(ア) 相違点1について
引用発明のメータリングオプションモジュール114のハウジングのように、内部に封入された回路に対して機械的保護を提供するように設計されたハウジングを、二つの部材を含むように構成することは、文献を挙げるまでもない周知・慣用技術にすぎないから、引用発明の当該ハウジングを二つの部材を含むように構成することは当業者が容易になし得たことである。
(イ) 相違点2について
a 前記(2)イ(イ)a及びbで周知技術1及び周知技術2として認定したとおり、「電気的な接続端子を印刷配線板に形成すること」、「キャビネットが備える電気的な接続端子をキャビネットで覆うこと」はいずれも周知技術である。
b そして、引用発明において前記周知技術1を採用して、モジュール電気コネクタ170を印刷配線板に設けることは、当業者が適宜なし得る設計変更にすぎず、このとき、モジュール電気コネクタが設けられた印刷配線板が本願発明の「プリント回路基板(84)」に相当し、印刷配線板のモジュール電気コネクタが設けられた部分が本願発明の「エネルギーメータインターフェース(88)」に相当することとなる。
c また、引用発明において前記周知技術2を採用して、モジュール電気コネクタ170をメータリングオプションモジュール114のハウジングによって覆うようにすることもまた当業者が適宜なし得る設計変更にすぎず、周知技術2とともに前記bのように周知技術1を採用すれば、印刷配線板のモジュール電気コネクタ170が設けられた部分、すなわち本願発明のエネルギーメータインターフェース(88)に相当する部分がメータリングオプションモジュール114のハウジングによって覆われることとなる。
d このとき、引用発明はメータリングオプションモジュール114のモジュール電気コネクタ170とメーター100のメーターハウジング電気コネクタ130が係合するように構成及び位置決めされたものであることを勘案すれば、印刷配線板のモジュール電気コネクタ170が設けられた部分をメータリングオプションモジュール114のハウジングによって覆うようにする前記設計変更に伴い、印刷配線板のモジュール電気コネクタ170が設けられた部分を覆うハウジングとメーターハウジング電気コネクタ130が嵌め合い係合するように構成され、配置されるようにすることも、ごく自然な設計変更にすぎない。
(ウ) 相違点3について
a 前記(3)ア(ウ)aで示したとおり本願発明の「AMIモジュール(70)」に相当する引用発明の「アクセスキーモジュール266」は、「様々なエネルギー使用監視機能を提供する」ものであるといえるところ、このようなモジュールの具体的な構成として回路基板を利用することは、文献を挙げるまでもない周知・慣用技術にすぎない。
b また、前記(2)イ(イ)dで周知技術4として認定したとおり、「プリント回路基板を、他のプリント回路基板に縦向き(互いの基板面が直交する向き)に結合すること」は周知技術である。
c そうすると、引用発明の「アクセスキーモジュール266」における「様々なエネルギー使用監視機能を提供する」機能を有する具体的な構成として回路基板を利用する際に前記周知技術4を採用して、当該回路基板を他のプリント回路基板に縦向き(互いの基板面が直交する向き)、すなわち鉛直向きに配置して結合することは、当業者が容易になし得たことである。その際に、当該他のプリント基板がメータリングオプションモジュール114のハウジングの内部に位置することは当然のことであり、また、当該他のプリント基板をメータリングオプションモジュール114のハウジングの二次筐体部分に相当する部分(前記(ア)参照)上に載置することも、技術の具体的適用において当業者が適宜なし得る設計事項にすぎない。
d このとき、回路基板が本願発明の「AMI回路基板(77)」に相当し、当該他のプリント回路基板の当該回路基板が結合される面が本願発明の「担持面」に相当し、当該他のプリント基板は「アクセスキーモジュール266」の一部である当該プリント基板を担持することになるから、本願発明の「前記AMIモジュール(70)の前記担持面(76)は、前記AMIカートリッジ(30)の前記内部領域(48)内において、前記AMIモジュールシステム(66)の一部を担持するように構成されて[いる]」との構成を備えることとなる。
(エ) 相違点4について
a 引用発明は、「メータリングオプションモジュール114は、複数のファスナー117でメーターハウジング102に結合され、ファスナー117は、スナップ、又はメーターハウジング102の表面上の所定の位置にメータリングオプションモジュール114を保持することができる任意の他の機構であり、メータリングオプションモジュール114とメーターハウジング102とを結合することができる任意の他の位置の、任意の他の形態のファスナーを使用してもよ[い]」から、ファスナー117としてスナップを採用することに困難性はない。
b そして、前記(2)イ(イ)cで周知技術3として認定したとおり、「スナップフィットの構造として、一方の部材の頂部にスナップフィットを設け、他方の部材にスナップフィットに係合する係合凹溝を設けること」は周知技術である。
c よって、引用発明の複数のファスナーの具体的構成として前記周知技術3を採用して、メータリングオプションモジュール114が取り付けられる「第2の部分108b」に、頂部にスナップフィットを設けた部材を複数設けるとともに、メータリングオプションモジュール114のハウジングのうち一次筐体部材に相当する部分(前記(ア)参照)にスナップフィットに係合する係合凹溝を複数設けることは、当業者が容易になし得たことであり、複数のスナップフィット部材及び複数の係合凹溝を設けるに際して、これらを対向して設けることは、ごく自然な設計事項にすぎない。
d このとき、「スナップフィット」、「頂部にスナップフィットを設けた部材」及び「係合凹溝」はそれぞれ、本願発明の「一次及び二次タブ要素(31、32)」、「一対の対向する側壁」及び「一対の穴要素(53、54)」に相当することとなる。
(オ) 総合評価
そして、上記相違点1~4を総合的に判断しても、本願発明は引用発明及び周知技術1~4から当業者が容易になし得たものであり、本願発明の奏する効果についても、引用発明と周知技術1~4から予測される程度のものにすぎず、予測困難で、かつ、格別顕著な効果を認めることはできない。
(カ) 相違点の判断についてのまとめ
以上のとおりであるから、本願発明は、引用発明及び周知技術1~4に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものである。
イ 請求人の主張について
(ア) 意見書における請求人の主張内容
請求人は、当審拒絶理由に対して令和4年12月28日に提出された意見書において、引用文献2、12-14には、以下の点が記載も示唆もされていない旨を主張している。
a 様々なエネルギー使用監視機能を提供するAMI回路基板(77)が鉛直向きに配置されること、及び、当該鉛直向きに配置されたAMI回路基板(77)の下端部を担持面(76)(図4に示されるように水平向きに広がる面である)が担持すること。
b 当該担持面(76)はAMIカートリッジ(30)の内部領域(48)内においてAMIモジュールシステム(66)(の全体)を担持するように(そのような強度と広がりとをもって)構成されていること。
(イ) 請求人の主張についての検討
以下、請求人が引用文献2、12-14には記載も示唆もないと主張する点について検討する。
a 前記ア(ウ)で相違点3について検討したとおり、「プリント回路基板を、他のプリント回路基板に縦向き(互いの基板面が直交する向き)に結合すること」は周知技術(周知技術4)であり、これを引用発明において採用することは当業者が容易になし得たことである。
b 前記1で検討したとおり、担持面(76)はAMIモジュールシステム(66)が有するAMIモジュール(70)に含まれるものであるから、請求人が主張するように、担持面(76)がAMIモジュールシステム(66)の「全体」を担持すると解することはできない。
そして、担持面(76)がAMIモジュールシステム(66)の「一部」を担持するようにすることが当業者が容易になし得たことであることは、前記ア(ウ)で相違点3について検討したとおりである。
よって、請求人の主張はいずれも採用できない。
(5) 小括
以上検討のとおり、本願発明は、引用発明及び周知技術1-4に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものである。
第5 むすび
以上のとおり、本願は、特許請求の範囲が特許法第36条6項2号に規定する要件を満たしておらず、特許を受けることができない。
また、本願発明は、特許法29条2項の規定により、特許を受けることができない。
したがって、他の請求項に係る発明について検討するまでもなく、本願は拒絶されるべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
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2021-015020