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商標拒絶査定不服審判

2022-007824

プロテオグリカンエフ

審判番号
2022-007824
法域
商標
審判種別
拒絶査定不服審判(拒絶査定不服の審決)
出願番号
商願2020-148748
請求日
2022年05月25日
審決日
2023年04月25日
公報発行日
2023年05月26日
結論
原査定取消(特許/登録すべき)
当事者
  • 【請求人】一丸ファルコス株式会社
  • 【請求人代理人】めぶき弁理士法人
  • 【請求人代理人】長谷川 洋
審判長/審判官
  • 審判長 矢澤 一幸
  • 審判官 小田 昌子
  • 審判官 阿曾 裕樹
分類
T18 .16 -WY (W01)
根拠条文(結論部分から自動抽出・参考)
商標法3条1項6号
条文(本文から自動抽出・参考)
商標法第3条第1項第6号
データ出所
審決公報(XML)

事件の表示

商願2020-148748拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。

結論

結 論 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。

理由

理 由 1 本願商標及び手続の経緯 本願商標は、「プロテオグリカンF」の文字を標準文字で表してなり、第1類「プロテオグリカンを含有する化学品,飲食品に含有されるためのプロテオグリカンを含有する化学品,植物若しくは動物の少なくとも一部からの抽出物を原材料としてなるプロテオグリカンを含有する化学品,植物若しくは動物の少なくとも一部からの抽出物に含有されるプロテオグリカンを原材料としてなる化学品」を指定商品として、令和2年12月2日に登録出願されたものである。 原審では、令和3年9月10日付けで拒絶理由の通知、同年10月12日受付で意見書の提出、同4年2月25日付けで拒絶査定されたもので、これに対して同年5月25日に本件拒絶査定不服審判が請求されている。 2 原査定の拒絶の理由 本願商標は、「プロテオグリカンF」の文字を標準文字で表示してなり、その指定商品は、いずれも「プロテオグリカン」を含有する化学品からなる。 本願商標を構成する「プロテオグリカン」は、その指定商品との関係においては、「タンパク質にグリコサミノグリカン(ムコ多糖)側鎖が共有結合した化合物の総称」を指す語であって、原材料そのものを表示したにすぎないものであり、また、残余の文字である同構成中の末尾の「F」も、極めて簡単で、かつ、ありふれた標章であって、商品の品番、規格等を表示するための記号又は符号としても取引上普通に使用され得るローマ字1字にすぎない。 そうすると、本願商標をその指定商品について使用しても、その構成全体をもって、自他商品の識別標識としての機能を有するものとはいえないから、本願商標は、需要者が何人かの業務に係る商品であることを認識することができない商標である。 したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第6号に該当する。 3 当審の判断 本願商標は、「プロテオグリカンF」の文字を標準文字で表してなるところ、その構成文字は、同じ大きさ及び書体で、字間なく、横一列に表してなるから、まとまりよく一連一体の語を表したものと看取できる。 そして、本願商標の構成中「プロテオグリカン」の文字は「多糖類を含むたんぱく質。細胞の保護や細胞と細胞をつなぎ合わせるセメントの役割をする。」の意味を有する語、「F」の文字は「英語のアルファベットの第6字」である(参照:「大辞泉 第2版」小学館)ところ、両語を結合して特定の意味を有する成語となるものではない。 また、当審において職権をもって調査するも、本願商標の指定商品を取り扱う業界において、「プロテオグリカンF」又はそれに類する文字が、具体的な品質表示や原材料表示、広告宣伝文句などとして取引上一般に使用されている事実は発見できない一方で、請求人の主張によれば、請求人は、2013年頃に「プロテオグリカンF」の名称の健康食品素材を製品化、その後も継続して販売し、新聞雑誌等でも同製品が取り上げられている実情がある。 そうすると、本願商標は、需要者が何人かの業務に係る商品であることを認識することができない商標とは認められない。 したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第6号に該当しないから、同項同号に該当するとして本願を拒絶した原査定は、取消しを免れない。 その他、本願について拒絶の理由を発見しない。 よって、結論のとおり審決する。

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2022-007824

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